チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

根本彩子さんのTastasBatik

2018-11-04 21:48:40 | 展示会&ワークショップ

チレボン、暑すぎて外出もままなりません。そんななか、そろそろちゃんと準備しなければ、と焦り始めたところ。

ワークショップ、まだ空きがあるので、興味のある方はどんどんお申込みください。Blog経由でメールを送るなど申し込み方法が煩雑でお手数をおかけします。

さて、今日はワークショップの講師をお願いする根本彩子さんの紹介です。

根本さんは長年に渡って手描きバティックを製作していて、日本でも有数の描き手の一人です。バティック技法の指導もしており、9月には神奈川県立地球市民かながわプラザ(別名あーすぷらざ)でバティックのワークショップでの指導もしました。

その他に根本さんはバティックの生地でバックを作る仕事もしています。そのうちのいくつかを画像でご紹介しますね。

 

 

上質の帆布や革などと組み合わせ、使いやすいバッグに仕立てています。

今回、チレボンの工房で染めた布でバケツ型バッグを作ってもらいました。

 

 

額絵という使い方も考えたのですが、バティックの染料の日光堅牢度を考えると壁にかけっぱなしよりも動かせるほうが良いかなと思い、

バケツ型にしてもらいました。インテリアの一部として飾っても。持ち手には革が使われています。

 

裏側。帆布のパッチワークです。

底は鋲付き。汚れないように。

もともとバッグ用に染めた生地なのですが、イセンが細かすぎて「どうしましょう、コレ」状態で仕舞われていたものなのです。何人もの方に「売ってください」と言われたのですが(笑)。

Tumpal と呼ばれるSarungの一部に使われる飾り文様です。

良い生地を裁断してしまうのは勿体ないのですが、形にして日々眺めるというのもありかと思います。

 

さて、根本さんにはカジュアルな生地を使ったバッグの試作もお願いしました。

Cap(型)で蝋を押して染めた布を使ったものです。ペン子がバティック職人になっている文様。

 

横長のトートバッグ。使いやすそう。肩紐も付けられます。

メッセンジャーバッグ。両手がフリーになるので、使いやすそうですね。

このほかの根本さんの作品も展示販売する予定です。是非、手に取ってみてください。

根本さんの在廊日は15日、16日、17日と最終日(20日)の予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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