チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

蓮柄のサロン

2007-07-19 19:59:20 | Weblog


西千葉・画廊椿、駒込・工藝舎の展示会終了いたしました。見に来てくださった皆様、どうもありがとうございました。展示会にはパチェ工房厳選の職人さんが手がけたカインやサロンを出展しましたが、1枚、あえて手元に置いておいたサロンがあります(写真・部分)。

明日、結婚披露宴をするウウットがイセンを手がけたものです。Badanの部分を「Soloan」と呼ばれる線描で描いた蓮柄。チレボンでは「SokaCina(ソカチナ)」と呼ばれているものです。丹精なイセンにうっとり~。

本人は披露宴が済んで落ち着いたら出来るだけ早く復帰するから、などと殊勝なことを言っておりますが、今までの例をとってもやはり子供が生まれたら1-2年はお休み。子供が小さいうちは落ち着かないので自宅での請け負い仕事でも大きなものは手がけられないというケースがほとんど(ウウットと同じくらいの技量を持つアニちゃんの子供はもう3歳ですが、「ペンギン柄の小物」を希望。ものすごい精密なイセンのペンギン柄小物が出来ています)。ウウットも嫁入り後はペンギンのスペシャリストか、トホホ~。

そんなわけで、嫁入り前最後のサロンは出し惜しみ。しばらくは愛でていようと思っています。セコイぞ。







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