パチェ工房では現在、灯油からLPGガスへの移行大作戦が展開中です。日曜日には蝋置き用のガス管を配管する予定。毎日、ガス屋やら付属品を扱うお店をぐるぐる回って情報と少しでも上質な部品を集めている日々です。なにしろ、なんでも「Tidak Apa-apa(ノープロブレム)」の国民性なんでねぇ。安全性は?と大騒ぎしているのはワタシだけです。
先日、トゥルスミ村を視察に行き、チャップバティック業者で1ヶ月前からLPGガスを使っている工房を見せてもらいました。政府支給の一口のガスコンロにフツーにガスホースを繋いで作業しています。燃料費は灯油に比べて30%くらいだとのことでした。
画像はカトゥラ師匠の工房にある蝋落としや蝋の調合に使うためのガスコンロ。倒産したお菓子工場から貰い受けたそうです。カトゥラ師匠は今のところ蝋置きにまだ灯油使用とのこと。様子見だそうです。職人さん情報によれば一部の業者はすでに蝋置きもLPGガスを使っているそうな。