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チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

Sunyaragiの一日・その7

2009-08-06 00:02:05 | チレボン情報


そんなこんなで「Kotamadya Cirebon(チレボン市)、唯一の手描きバティック工房。(トゥルスミのある)チレボン県には負けないぞう!」という鼻息荒いチレボン市のお役人のお付き合いで参加する羽目にになったユルユル状態のイベント。まあ、疲れましたけど、職人さんも楽しかったみたいでよかった。観光局のスタッフの方たち、「また、よろしくね~」って、、、当分勘弁してください。

画像は会場にいた「BecakWisata」。おそろいの民族衣装を着て漕いでいます。料金体系は普通のベチャと変わらないそうで、GerageHotelやBentani Hotelなどの前にいるそうです。うっかり乗ってみたら、沿道の人たちの注目の的でした。

ジャワ北岸を通る高速道路網が延長され、整備されていくにつれて、「KotaTransit」としての機能がなくなりつつあるチレボン。なんとか「観光」で町おこしをしようと必死なよう(ユルユルですが)です。がんばれ、お役人!


Sunyaragiの一日・その5

2009-08-05 23:48:36 | チレボン情報


バザー会場の外ではいろいろなアトラクションがユルユル状態で展開中。これは「Sisingaan」というやつでしょうか。獅子もいましたがこれは竜の形ですね。割礼の儀式の際などに子供を乗せて練り歩くものです。

ステージではお役人やなにやらがダンドゥットで踊りまくっています。警備に来ているはず軍人も混じって踊っているのはさすがインドネシア(汗)。




Sunyaragiの一日・その3

2009-08-05 23:24:17 | チレボン情報


環境が変わるので職人さんも大変です。光線が気になるのかまぶしそうに上方を見上げるWindaちゃんとSofiちゃん。でも、「可愛い男の子がいる」とかなにやら楽しそうです。工房の染め担当、おっさんばかりだしねぇ。

皆で日本からのお土産「ウニクロ」のおそろいのTシャツ着用。可愛いですねぇ。一瞬「もうじきレバランでお洋服あげるし、今回はお土産なしにしちゃおうかな?」などと悪魔のささやきを聞いてしまいましたが、買ってきて良かった・・・・・。

おやつはコマールさんが屋台の「Bakso」をごちそう。ちょっと時間超過したので残業代も出ることになりご機嫌な職人さんたちでした。



Sunyaragiの一日・その2

2009-08-05 23:16:08 | チレボン情報


前前日にいきなりチレボン市の青年スポーツ・観光文化局(?)に説き伏せられ、ではたまにはお付き合いします、ということで決まったイベント参加です。

搬入の時間は不明、どこに設営するかもワカラン、と???マークのまま、当日、無理やりブースを作りました。はぁーーーーー。想像通り、ユルユル~。

ブースの様子はこんな感じ。隣のRRI(国営ラジオ局)が来なかった(爆)ので、空いちゃったから急遽午後からは職人を展示会場に連れていってそこでお仕事させます(汗)。


Sunyaragiの一日・その1

2009-08-05 23:02:41 | チレボン情報


日本より戻ってきております。日本橋・高島屋の催事にいらしていただいた方、どうもありがとうございました。日本で展示会に顔を出すのは実は久しぶりなので、旧友などにも会えて良かったです。

高島屋はさすがに老舗デパートだけあって、エレベーター全機にエレベーターガール(しかもすごく礼儀正しい)がいて、びっくりいたしました。一種の異文化体験というか・・・・・。

そしてチレボンに戻ってきて、今度はヘナチョコなイベントに参加する羽目に陥り・・・まあ、疲れましたが、日本との落差が面白かったのでちょっと写真でレポートします。笑ってください。

画像は会場となった「Taman Sunyaragi」です。水の王宮のような感じで、岩で出来た彫像や洞窟などがあります。長い間荒れ放題だったため、今後ここをチレボン市の観光・文化の拠点にしようと、「PasarSeni」を作ることにしたそうです。そのお披露目イベント。





Pekan Budaya, Seni dan Film

2009-06-15 22:16:54 | チレボン情報


夕方、偶然カスプハン王宮の前を通りかかったらなにやらイベントの準備の真っ最中でした。「Pekan Budaya Seni dan Film Cirebon」、、、ん?「チレボン文化・芸術・映画週間」。なにやら高尚なタイトルですが、王宮敷地内のイベント会場では出展者がブースの前にござを引いて寝転がっていたり、初日なのにすでにユルユル状態です。急いでいたので、ささっと一周し帰ってきました。立派なステージが設置されていたから、伝統芸能の上演でもあるのかなぁ。気になります。

ご興味のあるかたは下記のサイトチェックしてみてください。


http://oase.kompas.com/read/xml/2009/06/13/22134115/Pekan.Budaya.Pertama.Digelar.di.Cirebon


PGC

2009-04-12 01:06:07 | チレボン情報


Malam Minggu(土曜の晩)。とはいってもどこも行く場所がないのが田舎町・チレボン。夕食はMoelSeaFoodでIkanGoreng(KerapuとBawal Putih)と決めていましたが、まだお腹が空いていなかったので、久しぶりにPGC(PusatGrosirCirebon)に足を踏み入れてみました。

ここはPasarPagiという市場の上に立っている庶民向けの商業施設で安々のお洋服とか携帯ショップがたくさん入っていてうちの職人さんたちも大好きです。特にあてもなくフラフラしていたら、海賊版DVD屋を発見。久しぶりにいろいろ購入してみました。

家に戻って観ようとしたところ、いくつかのタイトルは再生出来ません。「赤壁I」(レッドクリフ?)、「赤壁II」、両方とも撃沈。コマールは「だめだよ~、これ海賊版だからSonyのデッキじゃあ再生出来ないよぉ(←根拠は?)」と騒いでいます。「Mitochiba(水戸千葉?)」という中国製のDVDデッキも持っているのですが、Wiiを繋いでしまったため確か配線を外してあったような。

もうこうなったら買って来たDVD全部試してやるぅ、と粘っていたら「SlumdogMillionaire」が再生出来ました。ムンバイのスラム街を縦横無尽に駆け巡る迫力あるカメラワーク、さすがですね。飽きずに観ることが出来ました。最近、個人的にインドブームでジュンパ・ラヒリの小説なども読んでいるのですが、映画化された「その名にちなんで」、PGCに売っていないかなぁ。まず、ないでしょうねぇ、チレボンじゃあ。




Panjang Jimat

2009-03-10 00:34:17 | チレボン情報


バティックの師匠・カトゥラ氏のお嬢さん・リリスにカノマン王宮の「Panjang Jimat」と呼ばれる儀式の招待状を分けていただき覗きに行ってきました。チレボンでムルダン(Muludan)と呼ばれる一連の儀式の最終イベントということで(詳しいことはよく分からないのです、すみません!)、王宮に伝わる様々な宝物を出してきてモスクまでパレードをするそうです。

行ってきたのに、「~そうです」と書いているのは、招待席があるにもかかわらず、パレードはその前を通らずに王宮の入り口を通過していったために見えなかった(汗)のです。目の前を通ったのは西ジャワ州知事ご一行だけ。なんなんだっ???

とはいえ、このPanjang Jimat、チレボン周辺の村々から「ご利益」が得ようと、大勢で繰り出してきています。今日は午後大雨が降りましたが、夕方には上がって夜中までカノマン、カスプハン王宮周辺は大混雑。

画像は招待席から見たKirab(パレード)。お皿やガムランなどを運んでいるようです。見えん!でも、ご利益があることを祈って・・・・・。