子どもの健康

子どもたちの健やかな成長を願って、子どもに関する小児科医の雑記

大人がしっかりとしなければ、

2014-07-20 18:46:38 | 雑記
毎日四角い画面の中で、

誰が撃ち落とした、、我々ではない、、

報復による戦争(憎しみの連鎖)、

「日本が再び戦争をする国になる」というようなことは断じてありえない、、

政治家の不祥事、

薬物による事故、

などなど、、

大人たちの行いを子ども達は目にしています、、
夏休みになり、目にする機会も増えると思います、

無条件に見せてはいけないものも多いように思います。

子どもが見ていたら、何が起こっていて何がいけないのか、、「いかなる理由でも戦争はよくない行為である」など、
身近な大人(親)が、しっかり教えていかなければならないと思います。

そして、いけないことをしてしまったら、正直に認めること、

子どもがいけないことをしたら、ただ叱るだけだと、次に何かしてしまった時に隠そうとするかもしれません、
正直に話したことが良い行為だと言う事を褒めてあげる必要もあります。
叱るのではなく、正直に認めたことは褒めてあげて、どうしてその行為がいけないことなのかよく話しをして、
その上で、してしまったことに対して何かペナルティーを課す(一定期間好きな事の制限など)などもよいかもしれません。

叱られただけで、「分かりました、もうしません」は、叱られることを終わりにしたいだけの言葉だけなので、
子どもは何が悪かったのか・今後どうしたら良いのかは、分かっていません。

しっかりと良い事・悪い事を子どもに伝える機会が少なくなっているように感じます。

夏休み、子どもと一緒の時間を大切にして下さい。