来週中に、乳幼児を対象とした肺炎球菌ワクチン(プレベナー)が発売開始されます。
肺炎球菌ワクチンと言うと、高齢者や基礎疾患のある方の肺炎予防を目的としたワクチン(ニューモバッックス)がありました。
今回のワクチンは、健康な乳幼児を対象としたワクチンで、世界的には既に40の国や地域で定期接種となっており、米国では2000年から定期接種を開始し肺炎球菌による髄膜炎や菌血症といった重篤な感染症の発生が5歳未満で98%減少したと報告されています。
肺炎球菌には90以上の種類(血清型)が存在し、今回のワクチンはその内の7種類に対する効果がありますが、この7種類で肺炎球菌による髄膜炎や菌血症といった重症感染症の70~80%をカバーしいます。
また、肺炎球菌は比較的身近な中耳炎といった感染症の主要な原因菌でもあり、このワクチンで肺炎球菌による中耳炎の約60%をカバーすることが出来ます。
最近では、肺炎球菌の抗生剤に対する耐性化が問題となっており、ワクチンによる予防が重要な対策として期待されています。
接種回数は年齢で変わってきますが、乳児期(7ヶ月未満)では3回の初回接種と1回の追加接種で計4回の接種となります。
今の所は任意の接種となり、費用は1回1万円前後になる見通しです。
乳児期から保育園などの集団生活を考えている場合には、費用の事を考えても十分メリットが得られるワクチンだと思います。
詳しくはメーカーのワクチンに関するサイトを参照してみてください。
当クリニックでも、受付を来週以降開始したいと考えていますが、費用等含め詳細はまだ決まっておりませんので、また決まり次第ホームページを含めお知らせをします。
肺炎球菌ワクチンと言うと、高齢者や基礎疾患のある方の肺炎予防を目的としたワクチン(ニューモバッックス)がありました。
今回のワクチンは、健康な乳幼児を対象としたワクチンで、世界的には既に40の国や地域で定期接種となっており、米国では2000年から定期接種を開始し肺炎球菌による髄膜炎や菌血症といった重篤な感染症の発生が5歳未満で98%減少したと報告されています。
肺炎球菌には90以上の種類(血清型)が存在し、今回のワクチンはその内の7種類に対する効果がありますが、この7種類で肺炎球菌による髄膜炎や菌血症といった重症感染症の70~80%をカバーしいます。
また、肺炎球菌は比較的身近な中耳炎といった感染症の主要な原因菌でもあり、このワクチンで肺炎球菌による中耳炎の約60%をカバーすることが出来ます。
最近では、肺炎球菌の抗生剤に対する耐性化が問題となっており、ワクチンによる予防が重要な対策として期待されています。
接種回数は年齢で変わってきますが、乳児期(7ヶ月未満)では3回の初回接種と1回の追加接種で計4回の接種となります。
今の所は任意の接種となり、費用は1回1万円前後になる見通しです。
乳児期から保育園などの集団生活を考えている場合には、費用の事を考えても十分メリットが得られるワクチンだと思います。
詳しくはメーカーのワクチンに関するサイトを参照してみてください。
当クリニックでも、受付を来週以降開始したいと考えていますが、費用等含め詳細はまだ決まっておりませんので、また決まり次第ホームページを含めお知らせをします。