海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1359 ネックスピーカー のようなもの 試作1号

2018-12-16 | 工作




ネックスピーカーのようなもの 試作1号

先日テレビで、今年流行ったものを紹介する番組を見た。

その中で気になったのがネックスピーカー。

家族に邪魔にならない様に、テレビやステレオを聴くときは、やはりイヤホーンを使う。

でもちょっと厄介。

ポケットラジオならばいいけれど、そうではない場合は、動きが制限される。

そして、なんといっても耳が痒くなるのが問題だ。

何かよい対策はないものかと、常々感じていたので、これだ!と思った。

しかし、例によって、こんな高価なものは買えない。

ならば、作るか。

そう、やはり作るしかない!

というわけで、試作1号がこれ。

材料は、廃材の段ボール箱と何かの芯、そして、いつものダイソー300円スピーカーユニットだけ。

難しいのは、段ボールを立体的に組み立てること。

一応スピーカーだから、箱の中の空間が大切だ。

スピーカー自体は慣れたもの。

ちょっと調べれば、いろいろのネックスピーカーの写真や仕様が分かるので、形とスピーカーユニットの位置を参考にさせてもらった。

筒は変形の四角形。

スピーカーからの音が、耳の方に向く様に、角度をつけてある。

高音はスピーカーユニット近くから、低音は、先の方の穴から出る仕組みだ。

ただ、実際に実物を見ても、体験もしていないので、何とも言えないところだ。

それに、なんといっても、費用324円なので、bluetoothe なんて搭載できないから、コードがどうしても付いている。

完全に自由に動き回れるわけではない。

でも、これは延長コードで何とかなるとする。

で、スピーカーユニットの組み込みとコードの接続、全体の組み立てを平行して行い、一応組上がって、ボンドの乾くのを待っているところ。

乾いたら、仕上げとして、継ぎ目の補強に和紙を貼っていこうと思っている。

音?

ちゃんと実験しましたよ。

肩に掛ければ、耳元で鳴ってくれます。

これでテレビの映画もちょっと変わることでしょう。

少なくとも、耳の痒いのには効果がある。