小部屋日記

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情痴 アヴァンチュール

2007-10-03 | サ行の映画

Une aventure(2005/フランス=ベルギー)【DVD】

監督:グザヴィエ・ジャノリ
出演:リュディヴィーヌ・サニエ/ニコラ・デュヴォシェル/ブリュノ・トデスキーニ/フロランス・ロワレ=カイユ/エステル・ヴァンサン/アントワン・ドゥ・プレケル

私が私でなくなる夜

夜の街を裸足でさまよう夢遊病の女に翻弄される男たち。
盛り上がりがないせいか、眠くなってくる映画なんです~。(*´Д`)
予告編はサスペンスぽくてよかったのに。
夢遊病の女を『スイミング・プール』のリュディヴィーヌ・サニエが演じてるのが話題。

恋人セシルとともに、パリのアパルトマンに引っ越してきたジュリアン。
勤め先の映像図書館から夜遅く帰ってきた彼の前に、不可解な行動をとる裸足の女が現れる。
その女性はガブリエルといい、ジュリアンの向かいに住むシングルマザーだった・・・



夜になると街を彷徨い歩く女ガブリエル。
夢遊病というと、アルプスの少女ハイジを思い出しますが、
孤独、空虚感から無意識に行動してしまうんだな。
また自傷行為も繰り返すなど、体は傷だらけ。
ガブリエルは依存気味な女性でもあって、一人では生きられないタイプにみえる。
妻子持ちの男の愛人で、男性に守ってもらっていても、いつも不安げ。


そんな儚げでセクシーなガブリエルにジュリアンは一目惚れ、彼女を救おうとするのです。
だまっちゃいないのが、ジュリアンの恋人セシル。
うさん臭い女のどこがいいの??勝手にしろ!って思うよね。

ジュリアンも優柔不断そうな男ではっきりしないんだな・・・
彼女を病院につれていき、治療させる。
純情すぎる、おせっかい・・やれやれ
セシルには同情しちゃう。

結局、情痴事件に発展するんだけど、果たしてガブリエルと男たちの運命は??


魔性の女にひっかかった男たちが悪いな^^;
筋がとおってないというか、登場人物たちにイライラさせられる。汗
ガブリエル役のリュディヴィーヌ・サニエが適役なだけに残念。
夢遊病者のドキュメンタリーや、サイレント映画の映像も無意味のような・・・
最初から最後までもやもやする映画でした。

ちなみにリュディヴィーヌ・サニエとジュリアン役のニコラ・デビュヴォシェルはこの映画がきっかけで交際、一昨年に愛娘が誕生しているとか!

★★☆(5段階☆は0.5)

「情痴 アヴァンチュール」公式サイト

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