小部屋日記

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WALL-E/ウォーリー

2008-12-07 | ア行の映画

WALL・E(2008/アメリカ)【劇場公開】
監督: アンドリュー・スタントン

名前は、ウォーリー。
700年間、ひとりぼっち・・・。


ディズニーピクサー、待望の新作。
人類が消えた地球で、ひとりぼっちでゴミ処理を続ける小型ロボット“WALL・E”。
そんな彼の愛と冒険のSFファンタジー。
期待どおり質も高いし、地球の未来を考えてしまいました・・

story
西暦2700年の地球。宇宙に逃れた人間が残したゴミを、700年もの間片付け続ける“地球型ゴミ処理型ロボット”WALL・E(ウォーリー)。ある日、地球にイヴという名のピカピカのロボットが現れた。ずっと孤独だったウォーリーはイヴに恋をするが、イヴが宇宙船にさらわれてしまい……。



29世紀、人類が去った地球で700年間もひとりぼっちで働くゴミ処理ロボットのウォーリー。このシチュエーションだけで泣けてしまう。。
ブリキのおもちゃみたいなウォーリーはいつしか感情が芽生えていて、愛嬌あるんです。
ゴミの中にお気に入りがあると家であるトレーラーに持ち帰り、大好きな古いミュージカル映画をみる。
人間が残した思い出に囲まれ、ウォーリーは幸せそう。
手を握る相手がいないから、自分の両手で繋ぎあうところは涙。。。


ある日、巨大な宇宙船が現れ、降りてきたのはピカピカな卵型のイヴという植物探査ロボット。ツルツル、自由にとびまわれるロボットにウォーリーは恋してしまう。
イヴはすぐキレるし、男っぽいところがやんちゃな女の子って感じ。
男女の識別はないんだけどね。笑
実はイヴはある秘密があって宇宙船にさらわれてしまう。
ウォーリーは広大な宇宙へイヴを救いにいく。


ロボットの愛と冒険物語にみえるけど、人間への皮肉が効いてますねえ。
地球を捨てた人間が出てきますが、宇宙ステーションでくらす人間はロボットまかせなのでブクブクに太ってるんです。
地球をゴミだらけにし、あっさり捨てた人間。
ロボットのおかげでまた地球に戻れるんだけど、虫がよすぎないかい。。健気なウォーリーを見習え!といいたいね。
人間が出てきてから、トーンダウンしたかな。

それでも愛らしいウォーリーが人間に大事なものを教えてくれた。
前半は台詞がほとんどないアニメなのに、しぐさ、行動で気持ちがよく分かるし、表現力、絵はすばらしい。
音楽もよかった。ET、2001年宇宙への旅も連想させます。
ウォーリーの起動音(?)がMACと同じ!
冒頭の短編、ウサギがかわいかったし笑えました。

★★★★(5段階☆は0.5)

「WALL-E/ウォーリー」公式サイト

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