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La Vida secreta de las palabras/The Secret Life of Words (2005/スペイン)
【8/24DVDリリース】
監督:イザベル・コイシェ
出演:サラ・ポーリー/ティム・ロビンス/ハビエル・カマラ/エディ・マーサン/スティーヴン・マッキントッシュ/ジュリー・クリスティ
秘密を打ち明けようと思う
今日の幸せをみつけるために
『死ぬまでにしたい10のこと』(未見)の監督さん。主演も同じサラ・ポーリー。
思った以上に深くて重い・・・
予備知識なしで観た方がよいです。
静かな展開だと思ったら、突然目が覚める。
一人の女性の誰にも言えない秘密とは?!
確信にふれないでおきましょう。
主人公ハンナ(サラ・ポーリー)は友達もいない、趣味ももたない、仕事を黙々とこなすだけの内向的な女性。
休暇で2週間だけ、ある患者の看護士を頼まれる。
彼の名前はジョゼフ(ティム・ロビンス)。
海上の重油掘削場の事故で大ヤケド、まったく動けず目が一時的に見えない。
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まわりを海に囲まれ隔離された人工の場所。
重油掘削場で働く彼らにとって、食事は唯一の楽しみ。
いつも決まったものしか食べなかったハンナが、陽気なシェフの作った料理をガツガツ食べる。
静かな空間、波の音が彼女の心を溶かしていく。
ジョゼフは寡黙なハンナにしきりに話しかけ、そのうち二人はうちとけあう。
そして彼女は自分の秘密を打ちあける・・・
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彼女の苦しみ、心のキズは一生消えないでしょう。
でも誰かが手を差し伸べてあげたら、彼女はドアを開けることができる。
その誰かがジョゼフだった。
ハンナは、体にキズを負った(心にもキズある)ジョゼフなら、わかってもらえると思ったんでしょうね。
自分から閉ざさないで、一歩踏み出せばまた新しい自分に出会う事ができる。
誰でも人にいえない悲しみ、苦しみをもっている。
それを癒すことができるのは人間の真心。
どんなに辛い目にあっても、人間は再生できるんですね。
サラ・ポーリー、はまり役。ティム・ロビンスも熱演。
主人公の告白は苦しくなりますが、見終わってからジーンとくる映画。
ハンナ、幸せになってほしい。
本や料理の意味がわかりにくいのが残念。
公式サイトの「アヒルになら言えること」(映画の中にアヒルも登場)は一般の人たちの秘密のメッセージが読めます。
笑える秘密もあり(^^ゞ
「あなたになら言える秘密のこと」公式サイト
★★★★☆(5段階☆は0.5)
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