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インタネット

2013-06-18 05:57:01 | Weblog
私たちは、服を着て歩く。自分のすべてをさらけ出し街に出たりはしない。貴重なものは大事にしまっておく。それを身ぐるみ剥がすのは、強盗の所業。

被害に遭えば、当然気づく。が、インタネットの世界は違う。知らぬうちに裸にされ、全てを盗まれかねない。米政府の情報収集力を知るIT技術者は、こう言っている。

「すべて手に入る。電子メール、パスワードに通信記録、クレジットカードの情報でも何でもだ」その恐るべき力の前に、防御策などありはしない」。

発言の主は、米中央情報局(CIA)などで働いていたエドワード・スノーデン氏(29)。その証言から米政府による情報収集の実態を暴いた英紙ガーディアンによれば、イラク戦争が起きると、彼は軍に入った。

「圧政に苦しむ人を助けるのは人としての義務」と思ってのことだ。現実は違った。「教官らの多くはだれかを助けるというより、アラブ人を殺すことに熱中しているようだった」。

幻滅は情報機関で仕事を重ねるにつれ、政府への不信となっていった。「公のためという名の下で、いかに公のためにならぬことがなされたか。公にしなければ」。

彼はいま、香港のホテルの一室にこもって、世界の人々が告発をどう受け止めたか、注視しているという。盗聴と盗撮におびえ、布をすっぽりと被り、パソコンに向かっているそうだ。

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