介護の現場で働く人たちの待遇改善と人材確保を最大の目的としたことで「ツーリトル、ツーレイト(少なすぎる、遅すぎる)」と、先日の朝刊を読んで、あらためてそう思った。
2000年度に制度が始まって以来、ようやく初のプラス改定になったのだが、率にして3%にとどまった。
政府は「月給2万円アップ」を唱えていたのに、事業主の判断しだいの面もあって一律とはならない。
そもそも全労働者の平均月給33万円に比べ、10万円以上も少ないことからすると、2万円のアップでも十分とは言えまい。
今年、ホームヘルパーを止めた人がいる。結婚したいが、家族を養っていけそうにないことが転職の引き金になったという。
やりがいのある仕事だったはず。無念の選択である。
2000年度に制度が始まって以来、ようやく初のプラス改定になったのだが、率にして3%にとどまった。
政府は「月給2万円アップ」を唱えていたのに、事業主の判断しだいの面もあって一律とはならない。
そもそも全労働者の平均月給33万円に比べ、10万円以上も少ないことからすると、2万円のアップでも十分とは言えまい。
今年、ホームヘルパーを止めた人がいる。結婚したいが、家族を養っていけそうにないことが転職の引き金になったという。
やりがいのある仕事だったはず。無念の選択である。