最近、学校への携帯電話の持込を禁止しようという動きが目立っている。実態としては既に禁止の学校が多いようだ。
防犯機能もある反面、ネットいじめの温床になっているとか、携帯依存が目に余る子が増えているなどと聞けば、妥当な判断と思う。
もっとも大人の世界だって、大きなことは言えない。携帯を使った犯罪は引きもきらない。携帯電話の解析はいまや重要な捜査手法の一つだ。
事件にからみ全国の警察が押収するなどして解析した携帯電話は昨年1年間で2万台以上にも上るという。
それほど身近な道具になったということでもあろう。確かに便利だ。待ち合わせの時など、はて、携帯電話がなかったころはどうしていたっけ、と思うことさえある。
それを認めつつも、あえて言うなら、でも、ちょっと淋しいきがしないでもない。かってドラマには“すれ違いもの”といわれるジャンルがあった。
ハリウッド映画なら「めぐり逢い」、日本では「君の名は」が代表だ。もうあの手の作品生まれまい。だが、淋しいのはそのこと自体ではない、もし携帯がなかったら、遭遇したかもしれない偶然の出来事、すれ違いが生む微妙な人生の機微・・・。
防犯機能もある反面、ネットいじめの温床になっているとか、携帯依存が目に余る子が増えているなどと聞けば、妥当な判断と思う。
もっとも大人の世界だって、大きなことは言えない。携帯を使った犯罪は引きもきらない。携帯電話の解析はいまや重要な捜査手法の一つだ。
事件にからみ全国の警察が押収するなどして解析した携帯電話は昨年1年間で2万台以上にも上るという。
それほど身近な道具になったということでもあろう。確かに便利だ。待ち合わせの時など、はて、携帯電話がなかったころはどうしていたっけ、と思うことさえある。
それを認めつつも、あえて言うなら、でも、ちょっと淋しいきがしないでもない。かってドラマには“すれ違いもの”といわれるジャンルがあった。
ハリウッド映画なら「めぐり逢い」、日本では「君の名は」が代表だ。もうあの手の作品生まれまい。だが、淋しいのはそのこと自体ではない、もし携帯がなかったら、遭遇したかもしれない偶然の出来事、すれ違いが生む微妙な人生の機微・・・。