デジカメぶらりぶらり

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またか

2008-06-28 06:50:43 | Weblog
またかの偽装である。今度は飛騨牛に疑惑。低い等級の肉をブランド牛と偽り販売していたなどとされるケース。

問題の食肉卸業者の社長は最初、「従業員が勝手にやったこと」と主張していた。ところが、面談で従業員に詰め寄られるや、「確かに言った」と偽装の指示を認めたのだという。

不正が発覚すると、まず従業員のせいにする。あるいは、はっきりそうは言わなくても「自分は知らなかった」と、経営者としての責任を逃れようとする。

しかる後、実は経営者が指示していたことだったと明らかになる。ミートホープしかり、高級料亭「船場吉凶」しかり。

こういう経営者の「責任の偽装」も、また繰り返されている。指示までは認めないものの「不正は承知していた」と後で経営者が認めるパターンもあるが、とにかく、現場だけに責任を押付けようとしたという点では、これも同断だ。なにも食品偽装には限らない。

何らかの不正発覚時に「すべては私一人の責任」と、潔く頭を下げる経営者なりの姿というのは、残念ながら、あまり記憶にない。