デジカメぶらりぶらり

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トウモロコシ

2008-06-12 06:42:15 | Weblog
人は米やパンを食べて生きている。それがかなわなければ、死ぬ。国際世界食糧計画(WFP)によれば、飢えと貧困で死亡する人、一日2万5千人。

これが現実である。昨今の穀物価格高騰は、それへの追い打ちだ。食糧支援にもしわ寄せが来て、たとえば、カンボジヤの子ども45万人へのWFPの給食支援は、資金不足で5月から続けられなくなっているという。

価格高騰の要因の一つがトウモロコシなど穀物が使われるバイオ燃料。ローマでの食糧サミットでも、その見直しがテーマの一つだが、米国などのバイオ燃料生産・輸出国の抵抗は強い。

原油価格も高騰のおり、代替燃料としてのうま味は一層増していようが、人間の食う分を食い荒らすようなものは困る。

今、このたった6秒の間に子どもが一人、飢えに関連する病気で命を落としているという。「われわれには関係ないと思わず、まず、関心を持たねばならない。