サンゴ

今年は何の年か。こう聞かれてまず出てくるのは子年、あるいは五輪の年ぐらいであろうけれど、世界的にはさまざまな「年」として決められているようだ。

たとえば、国際衛生年であったり、国際言語年であり、国際惑星地球年であり、かつ、国際ポテト年でもあるらしい。

そうしていまひとつ。各国がその保護などに協力して取り組む「国際さんご礁年」だという。

そのさんご礁のほとんどが、今世紀末には消えうせてしまうかもしれない。先般、豪州の大学などの国際研究チームによる、そんなショッキングな予想が報道された。

今のままのペースで温暖化が進むと２０５０年ごろには、現在さんご礁がある海の９８％がサンゴの生育できない海になる可能性があるという。