BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

エクアドルの先住民 HCJB  (1984年)

2014-09-08 | 海外局ベリカード
HCJB「アンデスの声」から1984年にいただいたベリカードは、「エクアドルの先住民(インディヘナ)」の人々を採り上げたシリーズです。

「サラサカ族」の人たちです。手織りの毛織物づくりで知られ、大人は白い帽子をかぶるのが習慣のようです。

キトーから南に約150kmに位置するサラサカは、インカ帝国時代の強制移住でボリビアから連れてこられたアイマラ族の末裔が作ったといわれています。

「コロラド族」の人たちです。上半身が裸で、髪やカラダを赤く染めています。

キトーの西、サント・ドミンゴ・デ・ロス・ツァチラス県都・サント・ドミンゴ・デ・ロス・コロラドス周辺に住んでいて、30年たった今は、平日は普通に畑仕事をし、土日は観光客が集まるので、服を脱いで“裸族”に変身するという話です。

「カニャーリス族」の人たちです。

中南部のアスアイ県都・クエンカやカニャール県周辺に住んでいる、インカ帝国の末裔の人たちです。

「カヤパ族」の人です。

北西部のエスメラルダス市など平野部に住んでいて、畑作、山地で狩り、海で魚を獲って生活しているようです。

チンブラソの人たちです。

キトーから南へ約200kmのチンブラソ県都・リオバンバには、15世紀までプルハという王国があったそうで、そこにいた「シリス族」は「インカ族」に征服され、その後、16世紀にはスペインに征服されます。

「オタバロ族」の人々です。

キトーのあるピチンチャ県の北部に、オタバロがあります。
エクアドルの民族の中では、一番のベスト・ドレッサーと言われ、商売も上手らしく、“アメリカ先住民族の貴族”と呼ばれているようです。

22の県からなるエクアドルは、住む地域により、それぞれの文化や慣習、食べ物が違っていて、各県ごとに民族が違っているとまで言えるのだそうです。
カードにある写真説明を参考に書きましたが、詳しくないので、族名なのか、地域名を族名にしているのか、良くわかりません。

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