BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

リーチ・ビヨンド ベリカード  HCJBレジェンド音楽家

2018-07-11 | 海外局ベリカード
オーストラリアから、毎週土・日曜日の朝と夜に放送している、「リーチ・ビヨンド」(Reach Beyond) HCJB日本語放送を聴いていただいた、7月のベリカードです。

HCJBのレジェンド音楽家、3人の演奏写真が採り上げられています。



ホルヘ・サンブラーノさん(Jorge Zambrano)は、1946年エクアドルの生まれ。音楽家を志し、18歳でアメリカに渡った後,1974年にエクアドルのHCJBに赴任。
HCJB日本語放送でも、「エクアドル音楽をどうぞ」の番組に出演。ギターやチャランゴ(フォルクローレに使われる弦楽器)の演奏を、聴かせてくれていました。2009年7月に亡くなられ、享年63歳。

ジーン・ショーさん(Jean Shaw)は、米国ニュージャージー州にスウェーデン系の家系に生まれ、7歳から演奏を始めたのだそうです。
番組「マリンバの調べ」では、各国の民謡、クラシック、ジャズ、ラテンの名曲、もちろん賛美歌も演奏されていて、とても木琴だとは思われない深みのある豊かな音色を聴かせていただきました。1981年に、53歳で亡くなられました。

クラレンス W. ジョーンズさん(Clarence Wesley Jones)は、1900年にイリノイ州の生まれ。12歳から救世軍バンドで、様々な楽器を演奏し始め、最終的にはトロンボーン奏者として活躍。
1931年に世界ラジオ宣教協会(WRMF)を組織し、エクアドル・キトーからのHCJB創設者として、ラーソンさん、ルーベンさん、クラーク兄弟らの仲間と共に、この年のクリスマスに、250Wの送信機を使って、ラジオ放送を始めました。その後も、ラジオやテレビによる宣教に尽力し、1986年に亡くなられました。

HCJBでは、これらの方々の他に、スタッフらによるコーラスグループが作られて、番組づくりに利用されてきました。既製のレコードだけを使うのではない、こうした演奏曲を使うことが、HCJBの特色でもありました。

おりしも、先月、尾崎先生、道夫さん、メロディーさんが、日本ふれあいの旅で各地を回られ、、道夫さんとメロディーさんがリスナーに生演奏を披露されたのは、そうした伝統が息づいているのでは、ないでしょうか。


コメント
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