BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

チャスラフスカ選手の写真 ラジオ・プラハ

2016-01-03 | 海外局ベリカード
チェコ「ラジオ・プラハ」のインターネット英語放送を聴いて、昨年にいだいたベリカードです。

リクエストした、2008年に発行されたスポーツ選手シリーズから、女子体操の「ベラ・チャスラフスカ(Věra Čáslavská)選手」です。



1964年の東京オリンピックでは、平均台、跳馬、個人総合の金メダルを獲得し、その美しい演技から人気選手となり、「東京の恋人」と呼ばれたりしました。1968年のメキシコ五輪は、跳馬、段違い平行棒、ゆか、個人総合で金メダル。1992年には、チェコオリンピック委員会の総裁も務めています。日本との関係も深く、チェコ日本協会の名誉総裁に就任したり、2010年の秋の(外国人)叙勲で、旭日中綬章を受章しています。

あわせて、ノベルティグッズとして、今回は「マグネット・ステッカー」が同封されていました。



さて、RPは、今年、開局80周年のようです。



これは、昨年末のホームページに載せられていたE-グリーティングカードで、送りたい相手のメールアドレスを入力すれば、そこに送られるという仕組みです。自分のアドレスなら、送られてきました。

ところで、RPを聴き始めたのは、1982年からで、当時は「チェコスロバキア」でした。夕方のアジア・オーストラリア向けの21705kHz英語放送が、良く聴こえていました。
1989年の「ビロード革命」によって共産党体制は崩壊し、複数政党制による自由選挙が行われるなど、1990年代初めは政治体制が混乱。1993年1月に、「チェコ」と「スロバキア」に分離しました。RPの短波放送も規模縮小されたのか、聴こえなくなってしまいました。
反対に、聴こえ出したのが、「スロバク・ラジオ」で、後の「ラジオ・スロバキア・インターナショナル」でした。短波の送信所が、スロバキアになったからでしょう。
しかし、RSIも2010年12月で短波放送を廃止、その1カ月後にRPも短波は廃止、インターネット放送となりました。

国の体制は大きく変わっても、RPはリスナーへのサービスはずっと良好で、これまで出した受信レポートに対して、ベリが返ってこなかったという記憶がありません。

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