こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

かたちんば徒然日記 : 民主党よ、これ以上恥の上塗り外交はやめろ。

2010-10-19 12:57:34 | 雑記帳
昨日は順天堂病院で検査をした。
総点検ということで、血を7本も抜かれたのには驚いたが、それくらい真面目に分析してくれるということだろう。

他にも一応の検査をし、結果は来週となった。
15:00には、病院を脱出出来た。

せっかく大好きなお茶の水に来たので、写真を撮りまくりながら、ジャニスでCDを見たり、古本屋めぐりをする。

発見!

山田書店、店頭で風にさらされている「電子音楽 In The(Lost)World」が、なんと1000円で売っている!
即ゲット!



しかし・・・「あっ!」となった。
もっと分厚い「電子音楽InJapan」は定価で購入済みなのだが、1200円で売られていてガックシ.

そんな三文本じゃないのになあ。

まあ、しゃあない。ぶらぶらして、人生を謳歌じゃ。
あと何年生きられるかはわからんし、日々を充実して過ごすことですなあ。

*********

それはともかく・・・・・・・

売国奴民主党の菅が、またおかしな事を言っている。

自分から圧力にへたれた対応したから、チャンコロが付け上がってヨーカドー含めた現地の日本企業への明らかなる破壊行為が始まってしまったのであり、その事に対して『極めて遺憾』とか言っている。

馬鹿言ってもらっては困る。
お前さんがジャッジした事が、こういう事態を招いている事を認識せい!
外交ド素人が!

あんなキチガイ国家のやることは全部正気の沙汰では無い。
盛んに政府は「え~っ。日中正常化を・・・・・・」なんてKYな発言しているが、だからあ~(;`皿´)キチガイを相手に、そういう聞こえのよいコトバを吐いたら「負け」なんだよ!

おまけに江田五月は中国まで「再度正常化を確認しに行く」だって?!。

こいつらは、本物の馬鹿だなあ、と正直に思った。

あいつらは、こちらがあたふたすればするほど、中国流の恫喝(1か8か前進してみて、相手がひるんだら、更にそこに難癖付けて、行ける所まで行く)の術中にはまって、泥沼まではまるだけだ。

小澤派のなんちゃって政治家素人との、莫大な公費を使っての団体での中国訪問といい、今回の流れといい、見事に中国側から見れば。。。

「この政党は馬鹿だな。
ネギ背負った鴨の姿でこちらまで無防備に来る素バカ。
では、更に恫喝して無茶な要求突き付けるかな。」と、今頃、中国は二の手・三の手を既に用意している。

情けない政党だ。

中国からは、『舐められ政権』は決定したので、更なる要求に民主党は右往左往するのは決定だな。

正常化とは、正常な意識を持った相手が前提の事。
正常ではない意識を持った人を相手に「正常化」などありえない。

小泉も、今振り返ると色んな事をしでかした人だったが、また、安倍さんも若くて首相になったがゆえに病気になったが、こと対中政策においては断固たる態度で臨んでいた。
だから、舐められるような事も無かった。

福田以降、馬鹿にされ続け・差し込まれ続ける日本の政権・・・・・。

***

いいですか、菅さん。
あなたがどういう行動をするかは、単に日本の代表なだけでは無いのですよ。

日本もアジアの中で落ちぶれたとはいえ、あなたの言行のバックには、日本以外のアジアの人々の命すらも左右するようなモノがあることをご理解の上、行動願いたい。

まあ、いまさら無理ですがね。

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かたちんば徒然日記 : 某タレントの再婚と悪夢と女の裏切り

2010-10-17 12:40:04 | 雑記帳
広末涼子が二度目の結婚をしたそうだが、その影響で、自分のマイホームに帰って寝てみた夢は、「絶え難き怒りと恨み」がテーマで、汗だくになって起きた。

言われた人は背景が掴めないので、さっぱり???だろうが、ご説明する。

***

●告白すると、自分は、NTTドコモのキャラクターであった頃の十代のヒロスエの熱狂的ファンであった。
「こんな可愛い子は他に居るだろうか?」とまで思い、あらゆるグッズを収集し、それは仕事場にもバレてしまい、恥ずかしながら、それは段ボール3箱分にまでなってしまった。

単なるCMの女の子だったところから発展し、ラジオ番組をやり、CDデビューまで果たし、大々的にファン層を広げていったが・・・・そこまでは良かった。

・・・・しかしその後は、ご存知のように、実は素行、というか本人の性格に問題があり、おかしな事件が続き、ついに、ろくでなし男と突然結婚するというように、劇的に石ころのように坂を転がり落ちるに至り、自分はファンであることを降りた。

段ボール3箱分のグッズは、単なる「ゴミ」と化した。

***

●それからというもの、彼女の話題を避け、仕事場でそういうことを言われても「無かった事にしてくれ」とフラッシュを浴びる中、逃げ回るようになった。

「若気の至り」とはこういう事を指すのだと知った。

正直「早くげーのーかいから消える事・または、何かの事故で死んでくれる事」を祈った。
しかし、なかなか、邪魔者は去らない。

去らないどころか、今までの素行を否定もせず、堂堂と居座っている。
そして、また、今回の一件である。

また、こういう事があるたびに、親も含めて、過去を言われる事に耐えねばならないのだ。
「早く死んでくれ」と再度祈ると共に、怒りと恨みのココロで一杯になる。

***

●今朝がたの夢の中に、彼女は出てきた。
自分が出る場はモノクロームの色で、木の板を汗だくで切ったり、汗だくで顧客と難易度高い折衝をしていたり、貧しい食事をしていたり、風呂にも入れずたらいの水でカラダを洗う。

その逆で、彼女が出る場面は、夢はカラフルな色に変化するのだ。
外国のゴルフ場で、いろんなオトコに囲まれながら指導を受けつつ、ゴルフが嫌いで出来ない自分とは離れて、遊んでいたり、外国(それも、自分が嫌いなアメリカのような)で放蕩三昧を繰り返す。

水着を選ぶ場面が出てくるが、それも、とてつもない卑猥な姿で見るに耐えない姿であったり、多くのオトコと交わっていたりする。

まるで、村上春樹[自分は大嫌いだが]の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」のように、まるっきり対照的な2人のシーンが交互に出てくる夢だった。

***

●自分がどうしても好きになってしまった女性タレントは、それから遠くなった今でも冷静に「当時、好きであった事実」を「お世話になりました」と振り返る事が出来る。

キャンディーズ、ピンク・レディ、斉藤慶子、太田裕美、石川ひとみ、柏原よしえ、[初期の]中森明菜、松尾羽純、河合その子、国生さゆり、城の内早苗、新田恵利、渡辺満里奈、桜井幸子・・・・・他にもいろいろいるが等々

しかし、今回の対象であるこの人だけは、例外であり、赦すことが出来無いので、常に「無かった・元々居なかった」ことにしているのだ。

そこには、分析するに、愛と憎しみが裏腹であるように、あるトラウマが引き金になっている。

***

●自分が、まだ社会人なりたてでありながら大阪で独り暮らしをしつつ、必死に生きている中、偶然出会った自分のお客さんだった会社の人との相思相愛で始まったつきあい。
1994年のこと。
半同棲しながら、結婚を決めて、向こうの実家金沢に行く事まで決めていながら、この女に裏切られた事が、自分の中に大きな影を落としている。

実家に行く寸前に、大学の頃の昔の彼氏から電話があり、そのオトコは広島に居たが、内臓がいかれちまって、もう直らないので、いずれは、死に向かう死床から連絡を取った。

そこで、見捨てるわけにいかないという女は広島に飛び、一気に暗転し、自分はパニックになり、「なぜ?なぜ?」を繰り返しながら、毎日毎日、営業車を女のマンションに走らせる・行く所・行く所着いていく・・・・まだ、ストーカーというコトバが無い時代だったが、明らかに自分がしている行動は、そういう行為であり、居なくても、そのマンションの横で夜明かしをし・ポストの中から投入物をチェックし・部屋まで行っても居ないのに、ノックしたり・ドアを無理矢理こじあけようとしたり・・・・・。

クリニックに行き、強い精神安定剤をもらい飲むが、それでも、U2「With Or Without You」のようなハガネの精神とは逆に、ひとときも「自分が独り孤独である」という時間が怖くて、1日中、女のマンションの周囲を無作為にぐるぐるぐるぐる走りまくり、疲れ果てて、クルマで倒れるように眠るまで・・・・。

***

自己分析するに、広末涼子とこの女が無意識下の深層で繋がっているのだろう。
更に、これをもっと深く探って行くと、自分の幼少時代に結びついていくのだが、それはあえてしない。

より不幸な気分になるだけだからだ。

もう、こんな夢は金輪際ごめんである。
もう、こんな事はこりごりである。

***

このまま終わると余りにもカナピーので、昔から今に至るまで、結婚した今でも大好きな、ネコのまみちゃんの名前の元でもある山瀬まみちゃんの、ステキな写真を載せる。



坂本九ちゃんの「上を向いて歩こう」という強い歌のように、強くなりたい。

■■■■■■■■■■■■■■■

追伸:夜になって、まみちゃんの写真を再度見たが、これはまみちゃんの「おしゃまさん」でキュートなお得意のポーズの1つだなあ・・・・と、ふと、こちらも笑みが浮かんだ。

そうして、ふと思いかえって見ると、まみちゃんはデビュー以来好きだから・・・・指を折って数えると四半世紀近く、この優しい笑顔に救われていることになる。

「ゴミと化した3つの段ボールとゴミ女」とは別に、僕には、80年代から撮りだめた、山瀬まみちゃんの出ている番組のVHSヴィデオたちがたくさんある。

「ゴミ」は全て焼却して忘れて、まみちゃんのこの天性の笑顔とたくさんのほほえましい時間を「ためしてガッテン」等々を通じてこれからも共にしていきたい。
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かたちんば徒然日記 : チャンコロ本とハイボールの日々

2010-10-14 18:57:04 | 雑記帳
先日の尖閣諸島へのチャンコロ=中国人の言いがかりと、それに応じた日本外交上に残る汚点を民主党の「へたれ」管首相が下したという馬鹿決断への怒りは、劉さんへのノーベル平和賞授与という、実にしゃれたはからいで、全世界の国々が「チャンコロ=中国人」がいかに、愚かな連中なのかと言う事を知る機会になった事で、自分のココロも癒された。
チベットのダライ・ラマ法王のお元気そうな様子とコメントを聴けたのも嬉しかった。

中国は、世界で孤立する国家となった。

***

先日、ぶらりと拠った本屋で発見し、狂喜して即購入→今読んでいるのが、WAC文庫さんの『ならずもの国家 中国の本性』という本です。



元は、中国人だった2人が、天安門事件等も絡み、国外に出て、今や日本で活動する方で、内容には関心することしきりである。

しかし、なんで、日本の政府というのは馬鹿なんだろうか?
なぜ、そこまでたかがチャンコロに気を使いながら、彼らの術中に結果ハマり、馬鹿な荷物をさらに背負わされ続けているんだろうか?

もっと、ニンゲンではないチャンコロはキチガイなので、正常な意識で、彼らの罠にはまらぬように、毅然とした態度を取って頂きたい。

***



今、一時避難している実家にはパソコンが無いので、借りた物置き部屋で、夜は、タカラの素晴らしいデザインのハイボールを飲みながら、この本を夢中になって読み、眠る。

この本を読み切ったら、実はもう1冊買ってある『朝日新聞がなくなる日 ―新聞・テレビ崩壊』を読むつもりです。
早く、反日分子である朝日新聞ならびに、この日本国をずたずたにしてきた大手新聞と地上波テレビ会社が潰れる事を、祈っている。

髪を3~5mmの丸坊主にした自分は、会う人・会う人に「どうして、そこまでやるのか?」と質問を受けると、こう答える事にしている。

「チベットのダライ・ラマ法王に影響を受けて、このようにした。
もう間もなく出家するのだ。」と。。。。。

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かたちんば徒然日記 : 疲労倦怠+心身破綻

2010-10-13 16:05:25 | 雑記帳
実はついに心身破綻をきたし、先週木曜日から疲労倦怠感で動けなくなり、下のワンちゃんのような状態で仕事場にも行けなくなってしまったのである。



そこで、仕事場の仲間からのアドバイスで、とりあえず実家に着替えだけ持って移動をしたのである。
親に事情を話し、しばしの間のHELPを要請した。

***

実は、この近時1年間で体重が12kg増え・腰周りが15cm増えたのである。
その前、5年間は1kgの変動の範囲内に収まっていたのだが、いきなりの垂直立上げになっていたのも、気にはなっていた。

自分は幼い頃から心身が弱く、小中高校と骨と皮だけのガリガリくんだったのだが、そのようなスマートな状態が、たった1年で変化したのには、多分、体内で何か大きな新陳代謝の異常が発生したに違いないのである。

自分は痩せているコンプレックスから、大き目のだぼだぼのシャツを買って、膨らませて誤魔化すという事をかつてしていたが、今や、それどころではなく、妊娠5ヶ月、もしくは、ムーミンのような状態に変わってしまった。

この夏の猛暑には、とにかく東京のあらゆるところに出没しては、東京アッジェし、写真散歩と風流を感じながらの和のグッズを買いまくったのだが、それだけ汗だらけになっても、こんな状態というのは、冷静になれば異常なのだ。

***

月曜日の祝日、まみちゃんの1周忌を終えると、火曜朝~、重くだるいカラダを親に起こしてもらい、何とか耐えながら、仕事場に行っている。

行ってもだるさ・疲れは去らないが、仕事場にも行けない「自分地獄」のエンドレスの悪循環から一旦脱出するには、とりあえず仕事場に出て、つらかったら仮眠室に横たわる覚悟でも、何かをし、物事がなかなか進まない感じ・とろい・遅い感じがあっても、場合に拠っては、それに関連するメンバーに指示し、時間が来たら残業せず帰る事に決めた。

今まで、なんやかんやと格闘を繰り返してきたが、結局は、その企業のコマの1つとして利用されるだけで、いかに楽して・いかに責任を回避しながら・最高の報酬を得るか?ということしか考えていない「へたれ」経営陣を眼の前にして、実に無駄な労力を投入してきた事だろうか。

***

わたしは、働き出してから、もうすぐ丸20年を終える。
そういう長い人生の旅の疲れを整理するときに来たのかもしれない。

この20年の間に、相当心身共にポンコツになっており、誤魔化し・誤魔化し動かしてきたが、完全なるバッテリー切れになった。

労力を割いてアリさんのように働いた分、休日出勤は100日を越す。
また、その他の休みもある。

「人間ドック」という手もあるが、よく言われるように、人間ドックで大きな病気が見つかったためしがないという。
そこで、総合病院の「総合診療科」というところに行くことにした。

まずは、そこで、痛い箇所・辛い症状を告げ・どこが悪いのか?ジャッジしてもらいながら、勧められた科で悪い箇所をとことん直してもらおうと思っている。

・・・・というのも、多くの人が過労や激務でこの世を去っていくのを見てきたが、要は「誰も他人のことなんかには関心がないのである。」
すなわち「自分の命は自分のモノであり、他人の流れに巻き込まれて命を預けるのはおかしな事なのであ~る。自分の命は自分のものなのだ。」という当たり前の事に、一旦、思考電車は到達したのである。

一介の凡人が、いくら下積みの努力を積み重ねたとしても「プロジェクトX」のような結果に必ず繋がることはない。

とにかく、ここは小休止。

道中の峠の茶店で一服しながら、冷静にもう一度、今に繋がる路を見て、深呼吸をすることだな。

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U2 「4th of July」 '84.10

2010-10-12 16:19:08 | 音楽帳
最近、10月に入ってから、U2ばかり聴いている。

全然飛んだ話だが、U2の「焔」は当時、輸入盤でお茶の水のシスコで買ったのだが、輸入盤と言えば針飛びや盤へのカスレ傷、ジャケットのテラテラ感(日本のような優秀な印刷技術が米英には無かった)が強いモノが多かったが、この「焔」は紙も良いし・表面のマット処理した感触・仕上がりもキレイで驚いたものである。
大事に大事に扱った。。。

つい、今日も、同じアルバム「焔」からアルバムB面の1曲目に入っている「4th of July」という曲を取り上げたくなった。



「4th of July」とはつまり7月4日。
アメリカ合衆国の独立記念日である。

意味深なタイトルと、実に怪しげなアンビエントな2分程度の暗雲垂れ込めた曲。
僕は、U2のファンであったが、特別、この曲の陰影に刻まれた何らかの刻印のようなものを感じる。

わたし=かたちんば自身が、偶然、7月4日生まれであるのもあるが、コロンブスの大陸発見に始まったアメリカの土地は、インディアン等原住民・黒人他の優れた民族を殺戮・侵略した挙げ句に今の姿になっており、その国になるまでに長い間に流れた「血」が塗り込められたかのような生々しい曲であり、このアルバム「焔」の中では無視出来ない曲である。

***

ここからは、わたしの勝手な思い込みだが、お付き合い願いたい。

この曲は、ブライアン・イーノ自身が創り・アルバムの中の1つの意図的なポイントとして設定した曲なのではないかと思える。
このアルバムには、透かし模様として"アメリカ”という国の事が亡霊のようにサブリミナルに刷り込まれている。

それまでは明らかである。



ここからが、わたしの勝手な想像だが、イーノは、ジ・エッジがギターチューニング・練習をしているスタジオ音を黙ってテープだけ回しておき、それを後で聴き、良いと思える部分だけをチェックし、イーノが創ったアトモスフィアと組み合わせる。
そうやって創られた曲では無いかと思っている。

イーノはよく、こういった「偶発性の中に潜むエネルギー」を引き出す天才であり、アイデア・マンであるから。

さくりんさんのコメントにも書いたが、ユングの功績である「様々な人のスピリチュアルな側面・深層心理に潜む形にならない原型のようなもの」をイーノも、スタジオワークに用いている。

***

かつて、デヴィッド・ボウイとのベルリンで共同作業をした際には、2人で指を「パチンパチン」と鳴らして、それをテープに録音し、その部分・部分を適当にカットしてテープループを作る。
そして、そのパチンに合わせてコードを変えるという規則で循環するコードを作り、その上に、おかずを乗せていくと言う手法を取っていた。

それに拠って出来た曲が名曲『ワルシャワの幻想』である。

果たして、この曲が本当に、わたしの思い込みか?否か?は定かでは無いが、前回も言ったように、自分たちの信念を曲げる事無く走ってきたU2のスピリチュアルな面とイーノの磁力がうまく反応し合う・融合し合う事で、音楽史すらひっくり返る事件が、この後起きる。



この「焔」というのは、「ヨシュア・トゥリー」という音楽史の事件の前兆(まえぶれ)だったのだと想う。

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U2 「A Sort Of Homecoming」'84.10

2010-10-09 11:48:13 | 音楽帳


アルバム「WAR」から、一変した新生U2のアルバム「ジ・アンフォゲッタブル・ファイア」のトップの切り出しのこの曲「A Sort Of Homecoming」~「Pride」への流れが好きである。
まさか、ブライアン・イーノがU2のボノの執拗なるプロデュースの打診を承諾するとは思わなかったので、当時はかなり驚いたのを覚えている。

U2の「WAR」のジャケットそのままの、現状への怒りと叩きつけるようなヴォーカル=ボノの訴え・寒々とした北国のキーンと張り詰めた気候を反映した緊迫した空気の中ドライブするジ・エッジのギターサウンドと、ロック嫌いのブライアン・イーノは結びつきようにはなかった。

***

デヴィッド・ボウイ・DEVO・ULTRAVOX・トーキングヘッズ等々をプロデュースをした後、「ロック」というカテゴリーの限界性に、「ロックという音楽は(当時)終わった音楽であり、発展性・拡張性に乏しい音楽であり、今の自分には一切の興味が無く、そこに戻る事はないだろう。」と、1983年のインスタレーションの来日の際のインタビューでも答えていたイーノは、すっかりアンビエントな音楽の人になっていた。
「今、全てのものが、わたしには余りにも早く移ろい行き過ぎる。もっとゆったりした流れの中にこそエネルギーやドリーミーな世界があると確信している。」



一方、ボノはなんとイーノのそういうアンビエントな音楽を聴いているファンであった。
このアルバムよりもかなり前から、ブライアン・イーノが好きだと言うことを公言していた。「いつかきっと一緒に仕事をしたい。」とは言っていたが、それはあくまで希望であったが・・・・
かなり熱心なラブ・コールをボノがイーノに何度も折衝を試みた結果、イーノが折れて承諾するという結果となった。あれだけ信念の強いインテリのイーノが折れたというから、ボノの訴えが並大抵のものではなかったことが窺える。

***

このアルバムは邦題で「焔(ほのう)」というタイトルで発売された。
しかし、イーノが絡んだ事でむしろ、それまでの闇雲に突進していく音楽から、一歩引いたところから、冷静沈着な視点で作られた、「単純ロック」では無い世界が広がっている。

そこには、ブライアン・イーノのプロデュース術が大いに関与しているのは明らかである。

この「焔(ほのう)」は、よくイギリスのミュージシャンにあるパターンだが「イギリスを制覇したから、次はアメリカだ。」という指向が見え隠れするが、だからと言って、8割がバカで出来た巨大な国家=アメ公相手の、生温い音楽では無く、知的であり、繊細さを失っていない。
しかし、まさかこの次のアルバム「ヨシュア・ツリー」でアメリカのみならず全世界でヒットするビッグ・グループになってしまうとは、まさに目からウロコであった。

***



このカッコ良いジャケットは、わたしの大好きな写真家アントン・コービンによるものだが、この城は実際に、このアルバムの録音が行われたアイルランドのダブリンから30マイル北に行った所にある「スレーン城」という不思議な佇まいを持った素晴らしい姿の建造物である。

音にも、このジャケットがイメージされるような空の広がりがあるが、これはブライアン・イーノ独特のエコー処理に拠る空間的広がりなのである。
多くのミュージシャンが、このイーノのエコーに影響されて様々な試みを行っているが、「どうやったら、あのようなエコーが創れるのかさっぱり解からない」と口々にいう。
カセットテープの可能性の研究から始まったイーノにしか解からないヴェールに隠されたエコー処理方法なのである。

***

U2という硬派ガチガチのバンドが、イーノ教授の指示に従って音を鳴らし、それを自然な形で組み合わせしていくと、こんなナチュラルで広がり・奥行きのある音楽が出来上がるという好事例。
元々、ボノの熱心さに打たれて始めた共同作業だったが、そのイーノは「U2というとロックと思われがちだが、わたしが彼らの依頼を受けた最大の理由は、表面的な音ではなく、その底にある”ソウル(魂)”を揺り動かされたことだった。」と語っているが、まさにU2の音楽の良さというのはそこにあるように思える。

ちなみに「the unforgettable fire(忘れ得ぬ焔)」とは、広島・長崎の原爆の事を指している。

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Rain Tree Crow  「Blackwater」'91

2010-10-07 04:24:38 | 音楽帳


1991年に突如発売された「レイン・トゥリー・クロウ」はいわば裏JAPANのアルバムとして、メンバーは同じだが、奏でる音楽の内容・質は大幅に異なっていた。

ファンは「JAPANの再結成」と騒いだが、そういうキャーキャーする騒ぎとは無縁の実験的なアルバムであり、確かに、これを聴くと「JAPAN」と名乗るには1982年の解散以降の時間的距離と共に、4人の音楽へ向かう姿勢は大幅に異なり、JAPANの領域を超え、別の名称が必要ではあったのだ。



個人的にも、起承転結型音楽への拒否反応はそのときに始まったものではなく、中学生の頃から、なぜ、イントロ~サビ~展開~エンディングなんだとポップスの領域を逸脱したドイツのジャーマンロックやヨーロッパの音楽、アンビエントを聴いていたのもあるが、この「レイン・トゥリー・クロウ」は、JAPANを期待して買った人にはお生憎様。
がっかりする結果となっただろうが、わたしにとっては、こういった夜のしじまに聴くには絶好のアブストラクトな絵画のようなアルバムでありながらも、4人の強い意志が感じ取れる。好盤。



そんな中、珍しく起承転結型の曲として「ブラック・ウォーター」はあるが、特別突出した出来の良い曲では無いが、必ずデヴィッド・シルヴィアンのコンサートにはこの曲がかかる。

逆に言えば、それ以外の楽曲の雰囲気を、このアルバムのまま、他のソロの曲と並べて、持ち込んで演奏するには難易度が高いのかもしれないが。

***

最近、弾き語りをする場面の多くなったデヴィッド・シルヴィアンだが、彼の真骨頂はそこには無いし、例え100年に1人の美形かつ全ての人間を黙らせる説得力を持った声の音質のよさ・歌の上手さはわかるが、彼の音楽というのは、どうしても、それだけだと1本調子になりがちであるから、デコレーションが必要になる。

「ブレミッシュ」のツアーの素晴らしさもそこにあった。

わたし個人としては、アンビエントな楽曲を中心とした、「訳が解からないけれども良い」という「暗さの権化」としての、異端な才能を全開させたライヴを期待しているのだが。。。。。。。

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Tears For Fears 「Pale Shelter」'83

2010-10-05 02:34:31 | 音楽帳


自分自身を演じているという感覚は、自分も慣れ親しんだ感覚だが、幼少の頃は、それがショックで、精神病の一種ではないか?と思っていた。

後に、太宰治・三島由紀夫が同じ感覚を抱いていることも知ったし、渋谷陽一さんの文筆にもそういうくだりを見つけて、自分だけではないのだという安堵を持つ事は出来たが、ではその解決策があるのか?と言えば・・・「無い」。
それでも生き続けねばならない運命に、暗黒を感じた。

その後、色んな仲間を知った。

病気で言えば、「離人症」「人格性乖離障害」というものはその後知ったが・・・・。

特に、70年代後半~80年代前半への「テクノ革命」に伴って、自分を人間では無く「エイリアン」「マシン」などと見なす方法論に拠って、自分の有様を、自分として生きていく方法を教えてくれた。

●デヴィッド・ボウイ・・・・・・「地球に落ちてきたエイリアン」と名乗った。

●ゲイリー・ニューマン・・・・・自らをエイリアンと名乗り、周囲との違和を埋めようとした。「カーズ」という曲では、車の中が僕の世界と言った。

●クラフトワーク・・・・・・・・「ROBOTS」という曲で「WeAreTheRobots」と名乗り、自分らのダミー人形にも演奏をさせていた。

●ジョン・フォックス・・・・・・「I WantToBe Machine」と自分をマシンの一部として捉えた。

そんな自分が不安定な「得たいの知れない生き物」を周囲から「不気味くん(中学時代の僕のあだ名である)」と呼ばれながら、僕は、15歳[1981年7月 中3の夏]に三ノ輪から草加に引越しすることに拠り、手に入れた自分の部屋が、自分の「シェルター」だと思い、そのシェルター創りに、自分を見出そうとし始めた。

そこには、自分の信ずる事が出来る本・音楽・オーディオ・絵を持ち込み、自分の第2の人生をスタートさせた。

***

エイリアンには、エイリアンが外圧に責められない戻れるシェルターが必要だったのだ。

ソフト・セル(マーク・アーモンド)が「僕のベッド」を自分だけの空間にしようとし、ブライアン・イーノは、自らのアンビエント作品を流すマンハッタンの空間を、外のうんざりするような世界からの戻れる安息の地としていた。

暗い時期のザ・キュアーしかり、ジャパンを捨てたデヴィッド・シルヴィアンしかり、デヴィッドは特に、もううるさいロックの世界への興味や接触を断絶した。

そんなミュージシャンの中で、1982年にティアーズ・フォー・フィアーズの「MadWorld(狂った世界)」を聴いた。

***

周囲は全部、狂っている、と言いながら、佇む部屋が彼らの安息のシェルターだった。
2人は、ともに両親が離婚をし、そういう心の傷を抱えたまま、その痛み「ペイン」を、やっと語りだしたのが1枚目のアルバム「ハーティング(傷付く事)」。

この中に納められている「ペイル・シェルター(蒼白い避難所)」とは、傷付きながらも、それでも生きていかなければならない呆然とした中、自分らに与えられたのは「ペイル・シェルター(蒼白い避難所)」なんだということを吐露している。

YouDon’tGiveMeLove
YouGiveMePaleShelter

YouDon’tGiveMeLove
YouGiveMeColdHand



私は、15歳から約30年をかけて「僕の部屋」から「僕だけの家」というシェルターを得るまでに来たが、なかなか外圧・接触せねば生きていけない社会との軋轢を、未だにどのような形でうまく切り抜けて生きるかには迷っている。

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かたちんばニュース : さすが、たけし師匠

2010-10-04 22:35:40 | 雑記帳
【かたちんばニュース】たけし師匠「ラーメンは日本固有の食い物と中国に宣言しろ!」

とにかく「弱腰外交」と言われる日本の外交だが、現在の日中関係に潜む問題点と、今後いかにして中国と接するべきかをビートたけしが提言する。

***************************

ニッポンと中国の関係は、テレビにCM出してるスポンサー企業とクレーマーとの関係とソックリだよ。
どんな理不尽な内容だって、問題になるのがイヤだからすぐに謝っちまう大企業と今のニッポンの姿がダブって見えるんでさ。

今回の事件の構図は、以前の「毒ギョーザ」事件とまったく同じだね。

中国がてめェらで騒ぎを起こしたくせに、ニッポンのせいだと言い張ってさ。

第一、尖閣諸島はニッポンの領土じゃねェかよ。
中国がこれだけムチャクチャやってくるんなら、こっちだって出るとこ出てやろうじゃないかってね。

まずは「ラーメンはニッポン固有の食いもんである」って宣言するところから始めてさ。
中華料理も全部締め出しちまえってね。
フカヒレも上海蟹も輸入禁止、北京ダッグ、天津麺、広東麺を作るのは御法度だってさ。

中国雑技団もニッポン公演禁止だね。

***

日本人も、もう我慢するのをやめた方がいい。
断固とした態度を、見える形でプッシュすべきだと自分も思う。

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かたちんばニュース : シャブ中自殺オヤジの七光息子デビュー

2010-10-03 16:24:16 | 雑記帳
【かたちんばニュース】尾崎豊の長男・尾崎裕哉、デビュー番組で夢を語る「音楽で地球を救いたい」



注釈:【】に入れましたよ~

1992年4月に急死した【足立区の他人の家の庭で丸裸でしょんべん垂らした姿で死んでいるのを発見される・シャブやり過ぎで死んだ】
シンガー・ソングライター、尾崎豊さん(享年26)の長男で現役慶大生の尾崎裕哉(21)が2日、InterFMで新番組『CONCERNED GENERATION』(毎週土曜 後4:30~後5:00)をスタートさせた。

注目のメディアデビュー【誰も期待してねえよ!お前らマスゴミのネタだろ!】
となった【有名人の息子なら全部オッケー?げーのーかいというのは、政治家と同じように腐っているな。】
番組冒頭では
「俺の父は尾崎豊【シャブ中のエゴイスト&ナルシスト&自殺願望が強かったヤツ】で、彼やさまざまな人達に影響を受けて育ちました」と自己紹介。

特にマイクロソフトを辞め、発展途上国での教育支援を行う社会起業家となったジョン・ウッド氏への強い傾倒を明かし【死ぬまでのカネが出来たから、福祉という名で偽善行為をしているだけ。お前はバカだなあ、世間を知ろ!】、
「いつかは俺も社会起業家になろうと思ってます」という夢に向かって最初の一歩を踏み出した【親と同じように、夢はデカイが、現実との落差にシャブに逃げたようにならなければいいが・・・しかし、所詮駄目人間の息子は駄目人間!】。

一人称は常に「俺」【なんじゃい?それは。】。

やや緊張気味に感じられたものの父親譲りの繊細な声で夢を持つことの意味や、
行動を起こすことの重要性を説き【夢・行動がシャブ中で自殺することかい?】、
流ちょうな英語でオンエア楽曲を紹介。

ボブ・マーリーの「ゲット・アップ,スタンド・アップ」、ブルース・ホーンズビーの「ザ・ウェイ・イット・イズ」を流し、2曲の共通点を「問題意識を持っていること」から、
番組タイトルの「CONCERNED GENERATION=問題意識を持っている世代」【なんじゃい?それは。
だからどうしたんだい?みんな問題抱えて生きてんだよ!えらそうに見下すな!】について言及した。

問題意識は「貧困、環境、人種差別」といった地球規模の大きなものから、身近なもので「いじめ、目の前で老人が困っている、友達が彼氏にフラれた」などを挙げ、
「どんな問題でもその人にとってはすごい意味があって、解決するべきものがたくさんあると思います」【お前みたいな小僧に、そんなエラそうなこと言われたかあねえよ。だいだいが、貧困と失恋を同並列に置くなよ】。

そして「俺が番組タイトルから言いたかったことは、別に自分の問題に意味があるならば大きいとか小さいとか考えないで、
全力で立ち向かってほしい」と伝えた【みんなこの大不況下で、全力で悩みながら生きているんだよ。お前のオヤジみたいに、シャブ中で最初から死ぬ計画で、見事それを若い年で成就して、若くして死んだ事で周囲から尊厳もたれる音楽家になれるはずという浅はかなヤツの息子に言われたくは無いね】。

この日はシャブ父・尾崎豊の楽曲はかけず、邦楽では「自分のなりたいヒーローについて考えていただければ」とMr.Childrenの「HERO」を選択した。

「音楽で地球を救う、こんなことをしたいなと思います。【無理だよ。音楽で地球を救うなんてのは音楽への冒涜だ。地球なんて中国を世界から無くす方が、地球の平和に繋がるよ。】
これはその最初の一歩」と夢を掲げ、番組ラストでは「やーラジオって楽しいっすねえ。えーと、うーん、まぁ、俺の伝えたいメッセージが偏ってたり、上から目線だったりするかもしれないけど【その通りだよ。お前もオヤジ譲りの確信犯だよ。】2010年の尾崎裕哉が何を思ってるかみんなに伝えたかったから、ここでしゃべっています【電波のムダだよ。】。

あなたの問題意識やこれから取り組むことをみんなで共有しましょう【やだよ。お前のオヤジ譲りの『説教臭さ』にはうんざりだ】」と呼びかけた。
【アホか。お前は。】

***

●TV『めちゃイケ』で、盛んに「盗んだバイクで走り出す~♪」が、ギャグとして持ち出される場面はなかなか好きでした。

●TBSラジオ『爆笑問題カウボーイ』のコーナーに、『私も「卒業」を歌ってみました』というコーナーがあるが、尾崎の「卒業」の部分に絡めて、田中くんの過去の録音テープを絡めて面白くしようというのも、なかなか笑えるものだった。

●尾崎豊というのは、先ほども述べたが、早くして死ぬ事で、自らを伝説化させようというモクロミは明らかで、ステージから飛び降りて両足骨折したり【このときは、シャブが効いていたのかもしれない】色んな奇行を行い話題になりながら、自殺を成就させ「よしよし」と本人は思っているかもしれないが、「音楽」というのを舐め過ぎている。

「音楽」という偉大なアートを、そういう自分の自殺への道のりに利用して、攪乱させないで欲しい。
正直、私は、まったく彼の音楽も評価しないし、息子まで出てくるのは不愉快極まりない。
「音楽」に対する冒涜である。

「俺」は「お前」を許さない。

コメント (3)
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