こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2015年5月10日 日曜日 「初夏のサウンド・2」

2015-05-10 22:13:27 | 音楽帳

「飛ばしていくよ!」
なんて、アッコちゃんみたいにカッコよくはいかない。
それでも、そんな気分になるときもある。決して闇だけを愛しているわけじゃない。三島由紀夫という人と出会えたからでもなく、高校生に上がって以来、日光浴はお気に入りの「しきたり」の1つである。

お日様と共に暮らすことが健康に良く、鬱に効く。だからでもない。
単純なこと。光が満たす日には、街や通りの風景にコントラストを付けるから。何度同じ道を歩いても、光の具合・その場所を通過する時間・四季・天候によって、さまざまに表情を変化させる。それを目にしたい。そう思うから、うずうずして外に飛び出す。
まあ、雨でも雪でも歩くので説得力には欠けるが。

お昼にシャケを焼いてごはんを食べ、CDからmp3プレイヤーに、音楽を雑多に入れていく。
ホントはもっと、という慾が出るけど、お日様は待ってくれないので途中で切り上げて飛び出す。

陽気も手伝って偶然ふらりと入れ込んだ曲は、何も「初夏のサウンド」じゃなく・むしろ他の季節に聴く曲も入っているのだけれど、歩くテンポを手伝いながら、かつ気分をゆらゆらさせてくれる曲に満ちていた。見る風景と化学変化と官能をもたらしてくれた。そんな音楽たちに感謝・合掌。ありがとう。

まるで今日は、昔CDウォークマンに南佳孝の「SOUTH OF THE BORDER」を入れて歩き、街で昼寝をしながら雲の流れを観ていたあの日のようだった。

『本日のプレイリスト』 
1・ハワード・ジョーンズ 「ホワット・イズ・ラヴ?」1983
2・ジョニ・ミッチェル&ピーター・ゲイブリエル 「マイ・シークレット・プレイス」1988
3・ベルスターズ 「サイン・オブ・ザ・タイム」1983
4・XTC 「ランナウェイ」1982
5・高橋幸宏 「ヴォラーレ」1978
6・スペシャルズ 「Rudi A Message To You」1979
7・アンテナ 「カミノ・デル・ソル」1982
8・エディプス(ツネマツマサトシ) 「デス・コンポジション」1983
9・ハワード・ジョーンズ 「ニュー・ソング」1983
10・ベルスターズ 「アイコ・アイコ」1983
11・ハニードリッパーズ 「Sea Of Love」1984
12・XTC 「ボール&チェイン」1982
13・リアル・フィッシュ 「ガムラン・ホッパー」1983
14・XTC 「センシズ・ワーキング・オーヴァータイム」1982
15・スタイル・カウンシル 「マイ・エヴァー・チェンジング・ムーズ」1983(カフェ・ブリュの曲じゃないシングルヴァージョン)
16・高橋幸宏&坂本龍一 「フラッシュバック」1982
・・・・エトセトラ


■ジョニ・ミッチェル&ピーター・ゲイブリエル 「My Secret Place」1988(「レインストームとチョークの痕」収録)■
アッコちゃんもこの二人も、天才。
というと安易な言い方だが、進む道に現れる試練や苦難に対して、努力と苦労だけで超えられたわけではない。
素晴らしい音楽を産み続け、それでも前に突き進んむことが出来た、神がかりな何かが備わっていたのだろう。

その才能ゆえ、付いて行けないことも多々あるけども。
今日この曲を大音量で聴いて、鳥肌が立った。
































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2015年5月10日 日曜日 「初夏のサウンド・1」

2015-05-10 13:14:21 | 音楽帳

5月10日 日曜日 快晴 室内25℃
安住さん&中澤さんのラジオを聴く。
昨日の歩き疲れでくたびれているが、外は今日もドピーカンで「こっちへおいで」と誘惑してくる。

街を歩く最中、よく祭りの貼り紙を見ることが多くなった。
それぞれの地に根付いた「はずの」祭り。
しかし最近は、神田祭までがアニメのポスター、そこから歩いていると今度は交番に女子警官を模したアニメのキャラクター広告。その絵は特段特徴のあるものではなく、ごくごく今・典型的な絵。「そうなっているのか」と頷き、今という地点を確認する。

神田祭が開かれるのは、いつもの歩くフィールドと重なってしまう。外には行きたいが、どうも気が進まない。たまたま歩いて・偶然出会い、気が進まなかったらいつものように道を変えれば良い、と言い聞かせる。

そう思っていると、安住さんの放送から祭り現場中継が流れ、耳に痛い黄色い声。女キャスターの上ずったレポートが聞こえてくる。「やはり・・・」と遠ざかりたくなる。

***

こないだ「春の白昼夢」と書いたが、春というには違和感があった。
この早い暑さのおとずれは、初夏と呼んだ方が良い。
そう思っては、CDの渦をがさごそまさぐり、この季節に焼き付いた音楽CDをまとめてしまおうとする。

やはり1983年に出会ったニューアコースティックムーヴメントのものに手が伸びる。
それ以外にレゲエ、スカ、ダヴ、ハワイアン・・・。
残り時間も少ないので手あたり次第、CDを重ねていく。とてもいいかげんに。

ペイル・ファウンテンズ、フェルト、スペシャルズ、グレイス・ジョーンズ、ゴンチチ、ベルスターズ、ロバート・パーマー、クリス・レア、ハニー・ドリッパーズ、XTC・・・。
まだまだ見つからないものも多い。
ジャニスで借りて焼いたものもあるので、考えだしたら気が遠くなる。キリがないので、今日はココまでとした。

■Felt 「The World Is As Soft As Lace」1983(国内LP『毛氈』収録)■


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