「暑い」と言ってしまうと、そこに傾いてしまう。
なんとか、「わたし」の仲間である生き物たちが、かわし・・・しのぎ・・・生きてくれることを、お地蔵さんに祈る。
それくらいしか、今の自分にはできない。いくら道に水撒きをしても、ゴーヤに栄養剤を上げても。
■忌野清志郎さん&矢野顕子さん 「ひとつだけ」2002■
スクラップブックは、相変わらず制作途中。
PS:今日のネットニュースで、佐久間正英さんのガンを知って動揺する。
中学生時代YMO共に憧れた「プラスチックス」。
もともとは本職を持つアート集団が集まったバンドを、音楽にまで仕立てたのは、裏・縁の下のちからもち、元・四人囃子で経験を持った佐久間正英さんのお陰だった。
元はNYのトーキングヘッズ・B-52’S影響の強い彼らが、音楽に本気を出し始めたときに、いさかいは始まり、佐久間さんは用済み、と彼らが居る場を去る。
この数十年で発掘した四人囃子のアルバム、ディップ・イン・ザ・プールでとの静寂感あふれる音楽、そして佐久間さんの廃盤ソロアルバムを集めながら。
それらは、3・11後に、改めて耳で熱心に注き・聴いた佐久間さんの創る音楽のニュアンス・気配に惹かれて来た(YOUTUBEには少ないが)。
こういった80年代の気運を産み出した、静かなエンジニアのヒトが病に襲わえるのは辛すぎる。
ここに対しても「ボクたちは、祈る」のである。
お願いだから、一緒に過ごした時間への憧憬を含めて。
どんなカタチであろうとも、ただ、生き続けていて欲しいと。