こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

あらがい続けること。

2010-06-06 14:04:11 | 音楽帳


愛するサブカルチャーの同い年の世代、大槻ケンジは「音楽でメシを食い続けられる秘訣は?」という事に対して、エッセイに書いたり・発言したりしているが「どんな才能の無い人間でも、とにかく“やり続ける事゛」と言っている。

それは「根性論」では無い。

だからと言って「負けないで!明日があるから(゜〇゜)!」という悪しき無味乾燥な癖して・目に゛ありもしない未来“が写っている新興宗教信者のような楽観論的J―ポッパーでもない。

明日なんか無いのだ!

ビートルズの「Tommrow Never Knows」なのだ。

今、いつ刺されて死ぬか、クモ膜下がバッドで叩かれるような殴打で持ってやってきて、即死かもしれない。

とにかく好きならやり続ける事。
そういうシンプルな事。

モノになるか/ならないかはさておき、その悪戦苦闘の中なら、何とかメシにはありつける、と大槻ケンジは言う。

途中で、その若き才能は『過信だった』、と気付くが、それでも「好きなら」続けるしかない。

その悪戦苦闘こそが、生きる事なのだから。
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43年生きてきて良かった。

2010-06-06 00:38:46 | 音楽帳


うつ子さんへ
今日、「スコラ 音楽の学校」の再放送教えてもらってありがとうございます。

くもおさんへ
YMOの演奏する最新の「千のナイフ」聴きました!
今日の、自分も大好きなビートルズの「ハロー・グッバイ」もそうですが、なんだか、最近、本当に「歳を取っていく事のよろこび」を感じます。

昔は、「歳を取る事」に恐怖を覚えていましたが、それも若気の至り。

現実は、歳を取るたびに、より深い世界やより多くの視点を得・勉強し、むしろ、若い頃には手に入れられない多くの「大きななにか」を体内に取り込んでいきます。

14歳の時に初めて聞いて感動した教授の「千のナイフ」を今日、YMOとして、43歳の自分が2010年に聴いて、僕は彼らが死のうが、この偉大なユニットと3人の永遠に色あせない素晴らしい音楽を、死ぬまで聴き続けていくという「シアワセな宿命」を感じています。
コメント (2)
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