こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

写真日和 : 荒木経惟(アラーキー) 「東京小説」

2006-06-22 22:00:24 | 写真日和
寝床の横に、アラーキーの写真集。
寝る前に観るために。

80年代を通して、荒木さんが歩き、愛した「東京」の写真のダイジェスト版が「東京小説」。

この元となっている「東京物語」や「東京ラッキーホール」やその他のものも持ってはいる。

この本は、荒木さんの集大成として90年代半ばに発売された「荒木経惟全集」の中の1冊。

「街のディティール」を愛した荒木さん。
同じ、三ノ輪2丁目生まれで、数件先の同じ通りのご近所さんだった自分にも、血のように濃いものを感じる写真たち。

つくづく思うのは、すっかりこの写真にある「街のディティール」はこの2006年消えてしまい、メタリックな新都市東京に変わってしまったのだな。
改めて痛く想う・・。

今週末は、カメラを持って、どこかの下町に、数少なくなってしまった「街のディティール」を探しに、迷い込もう・・。

コメント
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