kmitoh 春夏秋冬

水生生物雑記帳・男鹿半島幻想・接写と拡大写真

フキノトウ、雌花と雄花

2006-04-01 08:02:53 | 植物
Fukime01_1
フキノトウの芽


Fukine
フキの根


 フキは、ふつうの植物の茎に相当する根茎が土の中に埋まっていて、そこから花であるフキノトウが地面に顔を出す。
 いわゆるフキの葉は、フキノトウとは別なところから遅れて出てくる。

 写真のものをを水に浸けておいたら、右端にある芽らしきものから、葉が出てきた。また、フキノトウの「根本」あたりからも葉が生長し始めた。


Fukiobana02
雄株


Fukiontou05
雄株


Fukinotou02
雄株(両性花)。花粉をつけて飛び出しているのがメシベ。その根元の茶色がオシベ。
花粉がついて写真ではみえないが、メシベの先は2つに分かれている。
メシベは、オシベの中で花粉をつけながら伸びてくるが、受精はしない。たんに花粉を飛びやすくする役目を持っているだけである。


Fukikafun_2
フキの花粉 径0.35mm


Fukinotou04
雌株


Fukinotou03
雌株。両性花(雄花)も混じっているが、機能は失っている。


Fukinotou01
雌株。根元の白い毛で種ができたときにタンポポのように風にのって飛んでいく。


Fukinotoue



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