イラクなど海外の探鉱開発にシフト ＪＡＰＥＸ、新中期事業計画決める

石油資源開発は13日、中期事業計画（２０１１年度～15年度）をまとめた。国内の天然ガス生産拡充にむけた投資が一巡したことをふまえ、来年以降、海外の石油・天然ガスの探鉱・開発事業に軸足を移す。事業に対する海外投資の割合も現在の３割から６割に拡充。日本企業で初めての進出となるイラクのガラフ油田の商業生産にむけた取り組みを強めるほか、カナダのオイルサンド・ハンギングストーン鉱区の拡張計画による収益確保を図る。

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◎　イラクなど海外の探鉱開発にシフト　　　　　　　ＪＡＰＥＸ、新中期事業計画決める
◎　原発依存引き下げなどエネ政策も　　　　　　　　政府、新成長戦略見直し指針閣議決定
◎　連結経常利益２４２０億円を見込む　　　　　　　東燃ゼネ石、２０１１年業績見通し
◎　２ヵ月連続で200日分上回る　　　　　　　　　　　エネ庁、２月末の石油備蓄
◎　東日本大震災で新潟など５都県のみ増加　　　３月ガソリン販売、東北６県▲22・６％
○　２０１１年３月都道府県別ガソリン販売量
◎　自粛ムードによりガソリン８％減　　　　　　　　　ＧＷ高速ＳＳ販売、軽油は29％増
◎　ガソリン在庫3.8％減、灯油3.2％減　　　　　　　経産省、３月末製品・半製品在庫

◎　ニュース・フラッシュ
    ○　出光、４～６月原油処理87％
    ○　東燃ゼネ石、11年１Ｑ販売数量
    ○　ＷＴＩ続伸、99・65ドル
    ○　都内６ＳＳで被災地産農作物販売
    ○　ＪＸ、韓国にリチウムイオン生産工場
    ○　富士興産、３月期経常利益９億円
    ○　ＥＭ、Ｋ―１全国大会など開催
    ○　出光、本社展示コーナーリニューアル
    ○　ＪＯＧＭＥＣ、三商の豪州石油探鉱出資
    ○　富士興産、常務に永山民男氏
    ○　２月末のＬＰガス備蓄１９３万４千トン
    ○　ＪＡＰＥＸ、機構改革と人事異動
    ○　本紙森元編集局長母堂死去
                                           
◎東工取の先物相場と出来高の推移（５月９日～13日）

石油通信社