ENEOSは28日、中央技術研究所（神奈川県横浜市）で合成燃料製造実証プラントの完成式典を執り行ったほか、同プラントをメディアに公開した。
合成燃料の技術開発については、菅首相（当時）が2020年10月に打ち出した「2050年カーボンニュートラル（CN）」の方針と政府の総額2兆円ものグリーンイノベーション（GI）基金などで加速。同プラントは、2022年1月にENEOSがFSを開始し、4月に新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）のGI基金に採択され、10月に基本設計がスタート。23年6月建設開始、24年6月竣工。7月試運転、9月3日にファーストドロップと呼ばれる最初の合成燃料が生産された。
