石油元売各社の7月第3週から1週間の仕切価格は、原油コストが一時的に反落したことで7週ぶりの値下げ通知となるほか、改定幅は▲0.5~▲1.0円で7週ぶりに対応が分かれた。
先週から今週にかけての原油価格は、欧州など一部地域での新型コロナウイルス感染再拡大の影響で反落する局面があったことや、一時的な円安が重なったことで下落している。感染再拡大の要因は、デルタ株の影響で、世界的な新型コロナウイルスワクチンの接種が進む中でも新規感染者が拡大する兆候が見られるが、重症者は減少傾向にあり、石油需要が大幅に落ち込んだ昨年のような状況には陥らない見通し。足下の油価は反発しており、来週は再び値上げとなる可能性がある。
石油通信社
先週から今週にかけての原油価格は、欧州など一部地域での新型コロナウイルス感染再拡大の影響で反落する局面があったことや、一時的な円安が重なったことで下落している。感染再拡大の要因は、デルタ株の影響で、世界的な新型コロナウイルスワクチンの接種が進む中でも新規感染者が拡大する兆候が見られるが、重症者は減少傾向にあり、石油需要が大幅に落ち込んだ昨年のような状況には陥らない見通し。足下の油価は反発しており、来週は再び値上げとなる可能性がある。
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