山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

ジョン・スタインベックとジェームズ・ディーン

2012-02-29 00:16:33 | 日記
先日、Audry Lynch氏著のThe Rebel Figure in American Literature and Film--The Interconnected Lives of John Steinbeck and James Dean--を読みました。




日本ジョン・スタインベック協会の学会誌Steinbeck Studies35掲載用の書評を書くためです。

Audry Lynchさんは、1994年のスタインベック・フェスティバルで初めてお会いし、そのフェスティバルに参加した日本からの研究者達と共にご自宅にも招いていただきました。

1997年のサンノゼ及びモンテレーにおけるスタインベック国際会議、そして2002年のニューヨークでのスタインベック生誕100周年記念学会でもお会いしています。

この書は、2002年の時の研究発表を下敷きにしたものですが、ジョン・スタインベックとジェームズ・ディーンに共通してみられる反逆性について比較しながら述べたものです。

ジェームズ・ディーンはスタインベック原作の映画『エデンの東』に主役のキャル役で出演していますが、二人が顔を合わせたのは、その『エデンの東』の撮影現場での一度だけです。

しかし、Lynch氏は、様々な方面からスタインベックとディーンの類似する反逆性に焦点を当てているのです。

久しぶりに、読んでおもしろい研究書でした。

この書評は、5月に発行予定のSteinbeck Studies35に掲載される予定です。

英語なのですが、もし読みたい方がいらっしゃいましたらご連絡してください。

ちなみに、この書を読むためにいくつかのジェームズ・ディーンについての書も紐解いてみました。







ジェームズ・ディーンのファンのみなさんにもスタインベックに興味をもって読んでもらうためにも、この書の日本語訳を可能なら考えてみたいと思います。
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Announcement of Niimi English Salon #152

2012-02-28 06:28:51 | 日記

This is an announcement of today's Niimi English Salon session.

Our session tonight starts at 6:30 pm at Niimi-shi Gakujutsu Koryu Center.

Today's guest speaker is Keiji Wake, Vice Principal of Okayamaken Kenko-no-Mori Gakuen Support School.

He will talk abou his experience of teaching at Japanese School in Tehran, Iran for three years.

He is also going to show us some Iranian culture including Iranian tea and sweets.

Come listen to his talk.
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第152回新見英語サロンのお知らせ

2012-02-28 06:09:48 | 日記

2月28日(火)、18:30より新見市学術交流センター3階交流ホールにおいて第152回新見英語サロンを開催します。

今回のゲストスピーカーは、岡山県健康の森学園支援学校中学部教頭の和気敬二先生です。

和気先生は、以前3年間イランのテヘラン日本人学校に派遣されたご経歴をお持ちです。

今回は、その時のご体験を報告していただきます。

イランのカーペットやサラサ、彫金などの展示もしていただける予定です。

また、現在テヘラン日本人学校に勤務されている後任の先生から送られてきたチャイとお菓子もご用意いただけるそうです。

是非皆さん貴重なお話を聞きにいらしてください。なかなか聞けるお話ではありませんよ。
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John Steinbeck生誕110周年記念

2012-02-27 06:30:59 | 日記
2012年2月27日は、僕の研究するアメリカのノーベル賞作家で1902年2月27日にカリフォルニア州サリーナスに生まれたJohn Steinbeckの生誕110周年の記念日となります。

以前のブログで書いたように(読書案内:ジョン・スタインベック(John Steinbeck) 『怒りのぶどう』
参照)、私の大学院の修士論文のテーマがこのJohn SteinbeckのThe Grapes of Wrath(『怒りのぶどう』)でしたので、僕の研究者としての原点はSteinbeck研究であると言えます。

その研究のきっかけになったのが、大学3年生の時、カリフォルニア州サンノゼでの短期語学研修参加。

ホストファミリーとしてホームステイさせていただいたバロウズ一家は、僕をいろいろなところに連れていってくださったのですが、そのうちの1ヶ所が、スタインベックが愛して作品にも何度も描いたモンテレー。

その町で、スタインベックについて話を聞き、スタインベックの胸像と共に写真を撮ってもらいました。

(March 16, 1988)

その時は、もちろん、自分が今のようにスタインベック研究者になるなどとは思ってもいませんでした。

それまでにスタインベックの作品はThe Pearl(『真珠』)を所属していたESS(English Speaking Society=英語会)のブックレビュー(本を読んでその書について語り合う)の活動で読んでいただけでしたので、ああ、これがあの時読んだ作品の作者の像なのかと思ったくらいだと思います。

ちなみにホストファミリーのバロウズ夫妻については、
このブログ内の記事8月7日(土)Host Family Reunion第146回新見英語サロン(新見市国際交流協会第6回英語講座)開催Niimi English Salon #146 (NIEA's English Lesson #6)、公式ブログ内のKurt Vonnegut, Jr.についてなどをご覧ください。

それが、24年後に一応「スタインベック研究者」という看板を掲げられるようになっている訳ですので、人生の出会いというのは本当にどこにあるのかわかりませんね。

ちなみにこれが2010年8月のスタインベック・フェスティバルに参加したときに再び胸像と共に撮ってもらった写真です。

(August 5, 2010)

今日は、ジョン・スタインベックの生誕110周年記念に、僕のThe Grapes of Wrath(『怒りのぶどう』)の蔵書を紹介したいと思います。

まずは、これ。

これが大学院時代に修士論文を書くために注釈書を参照しながら熟読した時の本です。
(右が原書、左が注釈書です。注釈者は日本ジョン・スタインベック協会初代会長の橋口保夫先生と開田耕一先生です。この注釈は、学生時代まだ知識も英語力も乏しかった私にとってとても参考になるものでした。橋口先生は日本ジョン・スタインベック協会の学会、懇親会には毎回ご出席されますので、今でもとてもお世話になっております。)

この本は、原書に注釈書が付いたものでしたので、勉強のためにはとてもよかったのですが、ひとつ問題がありました。

それは、スタインベックが出版した時の原著とページ建てが違うので、例えば論文中に引用する場合、多くの研究者が使っている原著とページ数が違ってきてしまうのです。

ということで、購入したのがこの版です。

これは、原著(619ページ)にこの作品についての主要論文がつけられていて全881ページもある分厚い本です。

ちなみにこの版の購入の際も、先ほどのバロウズ夫妻にお世話になりました。

当時は、現在のようにインターネットの書籍注文などできませんでしたので、外国の書籍を買う時には今のように手軽ではありませんでした。

カリフォルニアのバロウズ夫妻に手紙を書き、この本をアメリカで購入してもらい送ってもらいました。

この『怒りのぶどう』は何度も翻訳がされています。

僕たちが外国文学を研究する際、先達の翻訳は大いに参考になります。

僕が、学生時代に古本屋で集めた『怒りの葡萄(ぶどう)』の翻訳です。
集英社『世界文学全集』の野崎孝訳(学生時代にはこの翻訳を主に参考にさせてもらいました。)

新潮文庫の大久保康雄訳(文庫本なので手軽で便利です。)

河出書房の『世界文学全集』の石一郎訳

講談社『世界文学全集』の谷口陸男訳

これら上記2冊も必要に応じ参照しながら作品を読み進めてゆきました。

ただ、現在は最新版の翻訳は、大阪教育図書から出版されている『スタインベック全集』第6巻の中山喜代市先生によるものです。
これが僕の学生時代にあったらよかったのになあと思います。中山先生にも僕は公私ともにお世話になっております。

一つの作品でも原書、翻訳書を合わせてこのように多くの本を持っているのです。なぜ、僕の研究室や自宅が本に溢れているのか、容易に推測できそうですね。

ところで皆さん、1939年に出版されたThe Grapes of Wrath(『怒りのぶどう』)を日本で初めて翻訳した人は誰だと思いますか?

それは、新居格(にい・いたる)氏です。

新居格氏はパール・バックの『大地』の翻訳者としても有名ですが、スタインベックの『怒りの葡萄』もアメリカで原書が出版された同じ1939年に前半の翻訳を、翌1940年に後半の翻訳を出版されているのです。

翌1941年に日本がアメリカとの戦争に突入する時代であることを考えれば、このことは特筆に値することでしょう。

残念ながら新居格氏訳は、僕はまだ所有しておりません。

さて、この『怒りの葡萄』の最初の翻訳者、新居格氏と僕が勤務する新見公立大学・短期大学には関連がありますが、それはどんな関連でしょうか?

新見公立大学・短期大学の学長は現在、難波正義先生ですが、前学長は新居志郎先生とおっしゃいます。
(新居先生は、今でも卒業式などの式典によくいらしてくださいます。)

何と、新居格氏は新居志郎前学長の伯父様に当たる人物なのです。

新居先生が新居格氏の甥に当たられるということは、お聞きしていましたので、学長在職時にこのことをお話申し上げたら、先生は非常に喜ばれ、日本ジョン・スタインベック協会にも入会していただきました。

そして、2010年の年次大会にご出席いただき、僕が主宰するシンポジウムも聞いてくださいまいした。
(第35回日本スタインベック学会でシンポジウムを担当参照)

話があちこちに展開し、長い記事となりました。

この辺で終えたいと思いますが、最初に戻って、今日はJohn Steinbeckの誕生日をお祝いしたいと思います。
(ちなみに昨年のスタインベックの誕生日の記事です。→Happy Birthday, John!)
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See you again, Kevin!

2012-02-26 06:43:01 | 日記
2月10日〜12日、元新見市ALTで現在ニュージーランド大使館勤務のKevinさんが新見に遊びに来てくれました。

Kevinさんは、新見市のALTの草分けの一人で、約17〜15年前となる1995年から1997年にかけて(旧)新見市内の中学校を中心に教えていました。

新見市内でももっとも有名なALTの一人です。

現在のALTは市内の別のところに住んでいますが、当時のKevinさんやその前任のStuartさんなどは、新見女子短大の教員住宅の空部屋に住んでいました。

同じアパートに住んでいたということもあり、部屋を行き来したり、仲良くしてもらいました。

これがKevinさんが当時くれたニュージーランドのラグビーチームAll Blacksのペンです。



また、僕も忘れかけていたのですが、今回再会して彼が教えてくれたエピソードは、彼がインターネットというものを初めて使ったのは1995年当時の僕の部屋でのことだったとのことです。

それが、現在ではスマホを使ってFacebookなどもできる時代になったね(彼も僕もFacebookでの交流を続けています)と、IT技術革新について二人であらためて驚いた次第でした。

今回、Kevinさんとの再会を取り持ってくれたのが、新見市の英語番組でご一緒させていただいている正村先生です。
(『デイブの英語で言うてみんせぇ~』送別会参照)

Kevinさんは何年か前にも来日されたお母さんを伴って新見に遊びに来てくれたのですが、その時僕はちょうど出張中で留守だったため会えなかったことがありました。

ということで、今回の再会は何と約15年ぶりとなりました。

Kevinさんは、新見市のALT勤務を終えたあと、東京のニュージーランド大使館で働いていましたが、今月一杯で退職し、ニュージーランドに戻った後、奥さんの出身地サモアに住むことになっています。

ということで、日本の友だちとお別れをするために各地を巡っているとのことでした。

すこし我が家に上がってもらい、彼が住んでいたアパートと同じ懐かしい間取りを見てもらい、妻や息子にも会ってもらったあと、正村先生とKevinと新見プラザ内の「いんでいら」にランチを食べに行きました。



「いんでいら」では名物「エビめし」を食べながら、積もる話に花が咲きました。



(「いんでいら」ではたまたま来られていたFacebookつながりのOさんご一家とも会うことができました。)

ニュージーランド大使館に勤務するKevinさんに、僕が学生時代にお世話になった元ニュージーランド大使館の外交官のダグラスさんについても今回伺ってみました。
(第141回新見英語サロン(新見市国際交流協会第1回英語講座)開催Niimi English Salon #141(NIEA's English Lesson #1)
参照)
後日、ダグラスさんの現在の消息についても情報をもらいました。

ニュージーランドは英語圏でありながら、まだ訪れたことがない国の一つです。

また、昨年の年末、日付変更線を変更したことにより、世界で最も遅い時間帯から最も早い時間帯に移行したと話題になったサモア(産経ニュース「サモアが標準時変更作戦 日付変更線の東→西に 驚きの1日分“消去”」
)(←今回も当然このことを話題にしました)にもまだ行ったことがありませんので、是非今度はサモアまたはニュージーランドでお会いすることを約束してお別れしました。

Kevinさんの日本滞在あと4日です。

Have a nice life, Kevin!!
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本日、新見公立大学の2次試験(前期日程)です

2012-02-25 06:23:08 | 日記
今日は、新見公立大学の2次試験の前期日程です。

2月18日、全国の新聞朝刊に国公立大学2次試験志願状況の確定データの一覧表が出たと思います。

受験生やその保護者、高校や大学の先生方や受験産業関係者などはご覧になったかと思いますが、直接関係ない方はあまりご覧にならなかったのかもしれません。

我が新見公立大学もこのように堂々と掲載されています。



新聞を見落としてしまった方は、例えば下記の河合塾のサイトでも国公立大学の出願状況を確認することができます。

河合塾 Kei-Net 2012年度国公立大
出願状況一覧


このサイトは、一覧表ではなく、都道府県別の大学名がリストアップされていて、大学名をクリックすると大学ごとの出願状況が表示されるようになっています。

よろしければ、岡山県の中から新見公立大学をクリックしてみてください。

実は、我が新見公立大学、全国の国公立大学の中でも2次試験の募集定員が最も小さい大学です。

前期35名、後期5名の合わせて40名の募集枠です。

1学年の定員は60名ですが、先日推薦入試枠20名の合格発表を済ませましたので、あと40名を今日と3月12日の2次試験前期・後期で確保するのです。

新見公立大学、あえて全国で一番小さな大学と紹介したいと思いますが、小さいながら頑張っています。是非お見知りおきください。

せっかくなので小さな大学のメリットを挙げておきたいと思います。

それは、なんと言っても一人ひとりの顔が見えて名前がわかる教育です。

来年度の専任教員数は28名、本日の入試などで合格した人たちを含め来年度は3学年までが揃い、学生数は約180名となります。

学生対教員の比率は約6.5:1です。

再来年度、4年生までが揃って約240名の学生数になった時点でも学生対教員の比率は、約8.5:1。

約8〜9名の学生に対して1名の教員がいるという比率、これだけでも教育環境としては恵まれています。

しかし、全国には、比率で見れば学生対教員の比率が8:1くらいの大学は他にあるのかもしれません。

ここで僕は、比率以上に重要なのがサイズの小ささだと思います。

つまり、4000名の学生に対して500名の教員がいる大学が例えばあったとします。

これでも、比率的には学生対教員は8:1ということになります。

でも考えてみてください。

そこに務めている教員は4000名の学生全員の顔と名前が一致するように覚えることは可能でしょうか?

おそらくほとんど不可能だと思います。

多分499名いる同僚教員の顔と名前を一致させることも難しいのではと思ってしまいます。

物事には、比率で見ていいことと、比率だけでは見えないことがあると思いますが、この件は比率だけで見えないことです。

本日受験する皆さん、是非頑張って、一人ひとりの顔と名前がわかる素晴らしい新見公立大学への合格を目指してくださいね。




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「にいみこどもフェスタ」+新見公立短大幼児教育学科ミニオープンキャンパス開催

2012-02-24 00:17:35 | 日記

2月25日(土)、新見公立短期大学幼児教育学科の「にいみこどもフェスタ」2012が、新見市内の「まなび広場にいみ」で開催されます。

この「にいみこどもフェスタ」は、幼児教育学科の学生達の学びの「発表会」であり、学科行事であるとともに、新見市内での一大イベントになっています。

今年で第21回となる「にいみこどもフェスタ」、学生達が頑張って準備を進め、教員たちがそれを支えています。
(幼児教育学科の岡本先生のブログ記事「追い込み」参照)

今年のポスターチラシは、新見公立短期大学 2012年こどもフェスタで見ることができます。

また、今年の「にいみこどもフェスタ」は幼児教育学科のミニオープンキャンパスも兼ねています。

幼児教育学科への進学を考えている皆さん、是非、学生の頑張っている姿を見に来てください。

この日は、大学キャンパスでは新見公立大学看護学部の前期日程入試が実施されているため、キャンパス内へ立ち入ることはできません。

しかし「まなび広場にいみ」で開催されている「こどもフェスタ」を観覧していただき、入試についての相談コーナーで質問をしていただき、ポスター展示も見てもらえます。
(新見公立短期大学 2012年ミニオープンキャンパス参照)

この「にいみこどもフェスタ」、本当に感動ものです。

僕は、本学に赴任以来、16年連続でこれを鑑賞させてもらっています。

特に子どもが生まれてからは親子で鑑賞させてもらっています。
(昨年の鑑賞日記については、にいみこどもフェスタ2011鑑賞
を、一昨年のフェスタについてはにいみこどもフェスタ鑑賞にいみこどもフェスタをご覧ください。

ところが残念ながら(と書くべきか?)、僕は、新見公立大学看護学部所属ですので、今年は同日行われる看護学部の入試に携わるため、こどもフェスタを直接見ることはできません。

後日、DVDまたは、きっと新見アイチャンネルでの放送があると思いますので、それを鑑賞することとします。
(ちなみに、本学のサイトのホームページから本学についてのやや古いDVDを見ることができますが、その幼児教育学科の部分で過去の「にいみこどもフェスタ」の映像をご覧いただけます。(学校紹介動画参照)

妻と子どもは、公演を楽しみにしていますので、幼児教育学科の皆さん、よろしくお願いします。

それから、もう一つすごいのは、このこどもフェスタには、幼児教育学科の卒業生も多数鑑賞に訪れるということ。

お祭りには地元の出身者が帰省するように、このフェスタ(「フェスタ」も「祭り」の意味です)には、多くの卒業生が「帰省」するのです。

その卒業生たちに今年はお会いできないことも残念なことです。

新見周辺の皆さん、新見公立短期大学幼児教育学科に進学希望の皆さん、そして卒業生の皆さん、是非「にいみこどもフェスタ」にお越しください。
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私と河合塾

2012-02-23 11:38:38 | 日記
昨年11月29日の雑誌『プレジデント Family』の取材を受けるの記事で書いたインタビュー取材の内容が、2月18日に発売された同誌4月号の中の河合塾の広告ページにインタビュー記事として掲載されています。





このインタビューに先立ち、自分の予備校通学時代を思い出してみたのですが、この時の1年間は現役時代の受験失敗によるいわば敗北の期間で臥薪嘗胆の時でした。

でも、その敗北期間に一生懸命頑張ったことが、現在の僕の礎になっているのです。

この1年間がなければ僕は全く違う道を歩んでいたと思いますので、この予備校時代は僕にとっては、後で考えたらとても重要な一年であったと言えます。

よろしければ、お近くの書店で同誌を手にとって、立ち読みではなくお買い求めの上お読みくだされば幸いです。

また、このインタビュー記事の詳細は、河合塾のウェブサイト内の「OB・OBを訪ねて 私と河合塾」の下記ページ(↓)で読むこともできます。

「OB・OBを訪ねて 私と河合塾」2012.2月 新見公立大学教授 山内 圭(きよし)さん

ウェブサイトで詳しい記事は読めますが、是非雑誌の購入もお願いいたします(同誌への義理もありますので)。

取材は、プロのライターとカメラマンにしていただきましたので、記事も写真もとても上手に仕上げていただいています。

ちなみに、同誌には、僕の友人も掲載されていて、偶然ですが同時に掲載されてよかったです。

また、このインタビュー記事をきっかけに、河合塾時代の恩師に再び連絡を取ることができ、よかったです。

そして当時お世話になったチューターもこの記事を読んで喜んでくださったと聞きました。

このような形で自分の大切な母校である河合塾に恩返しができ、とても光栄です。

皆さん、大学受験予備校は河合塾へ!
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2月22日

2012-02-22 12:07:22 | 日記
本日は、朝からバタバタ。

朝、息子を幼稚園に送り、午前中開催の岡山県健康の森学園支援学校の評議員会に出席し、会議終了をあと30分残すところで、失礼ながら退席し、新見公立短期大学看護学科最後の3年生の最後のホームルームに出席し、教養教育委員会の読書調査を実施、そして、1・2年生の時の英語のレポートも返却しました。

午後からは、新見公立短期大学看護学科の閉学式です。

閉学式というと学校が終わってしまうようですが、終わりではなく発展的解消です。

2年前から新見公立短期大学看護学科は4年制大学となり、新見公立大学となりました。

短期大学の学生がこの3月に卒業すると短期大学看護学科としては存在しなくなるので、32年間の歴史に幕を閉じるということになります。

32年間のうち僕は17年間、つまり約半分の歴史を直接見てきました。

午後からの閉学式、きっと厳かで、でも温かい式になると思います。

詳しくはまた後日報告します。
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No Niimi English Salon session today

2012-02-21 05:53:35 | 日記

We have NO Niimi English Salon session tonight (February 21st, 2012).

Our next session is on February 28th.

One of the vice principals of Okayama-ken Kenko-no-mori Gakuen Support School, Mr. Wake is going to talk about his experience of teaching at Tehran Japanese School in Iran.

The session starts at 6:30 pm.

Please join us.


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本日は新見英語サロンはありません

2012-02-21 05:40:31 | 日記

本日2月21日は火曜日ですが、新見英語サロンの開催はありません。

次回の新見英語サロンは、来週火曜日2月28日で、岡山県健康の森学園支援学校の和気教頭先生にテヘランの日本人学校に赴任されていた時のご報告をしていただくことになっています。

是非多数の皆さんのご参加をお待ちしております。

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国家試験の受験お疲れ様でした

2012-02-20 05:40:16 | 日記
2月17日(金)、保健師の、そして19日(日)には看護師の国家試験が行われ、地域看護学専攻科の学生たちと看護学科の3年生が受験をしてきました。

それぞれの国家資格が取得できるかどうかの試験ですので、極めて重要な試験、試験勉強や模擬試験も含めて、学生諸君は大変お疲れ様でした。

本学には、看護教員を中心とするサポート体制があり、その中で学ぶ学生たちは大変幸せだと思いますが、もう一つ先輩たちからの応援体制もあると思います。

1月30日(月)、研究室で夕方遅く仕事をしていると、僕の研究室前に卒業生のAさんとSさんがいました。

お話を聞いてみると、国家試験を受ける後輩達の激励のためにお菓子のKitKatを持ってきたけど、看護系の先生にお会いできなかったとのことでした。


KitKatにはパッケージそれぞれにメッセージが書かれていました。

僕は看護系ではありませんが、一応看護学科の教員ですので、丁重に礼を述べ預り、翌日3年生担任の逸見先生にお渡ししました。

看護系の先生方のお話を聞いてみると、国家試験を受験する後輩のために贈り物をしてくれたのは彼女達だけではなく、その他にも多くの先輩たちから同様にお菓子などが届けられているのだそうです。

という温かい伝統の中、国家試験に臨むことのできた受験生達は、猛勉強をしなければならないしプレッシャーも感じるのではありますが、幸せだと思います。

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『新見公立大学・短大ニュース』No.16発行

2012-02-19 07:33:08 | 日記
この度、勤務する大学のニュース広報紙『新見公立大学・短大ニュース』No.16が発行されました。

このニュースは、幼児教育学科の田邊先生が編集長を務め、僕も編集委員の一人です。

学内の動きなどを報じています。

学内外に配布されますので、ご覧になる機会がありましたらよろしくお願いします。

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研究費について

2012-02-18 07:41:13 | 日記
僕たち大学教員は、研究者でもありますので、「研究費」というものをいただいています。

これは、名目上からも研究にかかる費用をまかなってくれるもので、お給料とは別に支給されるお金です。

給料は生活のための費用をまかなってくれるものとしていただきますが、研究費は、文字通り研究のための費用をまかなうものなのです。

僕は、英語教員として大学に雇われていて大学では英語関係の講義を担当すると共に、英語関係の業務も教員としての英語以外の業務も行なっています。

そして、研究としては、ジョン・スタインベック、国際姉妹都市交流、時事英語、英語教育などについて行なっています。

英語教育以外の研究テーマは、自分の担当講義とは直接の結びつきはないのですが、それでも、英語を使って研究をすること(英語により研究論文を発表したり、学会発表をしたり、英語の文献を読んだりすること)は、自分の英語力の維持・向上に役立ち、自分の英語力の維持・向上は、学生に英語を教えたり、大学の英語関係の業務をすることにも結びついています。

つまり、僕の英語力が向上することにより、学生達にはよりよい授業ができ、英語関係の業務もよりスムーズにすることができるのです。

僕の英語力が向上し、英語教育力が上がることにより、(理想的には)学生たちの英語力も上がり、学生達がよりよい進路を目指したり、海外進出の機会を得たりすることができるのです。

もちろん、英語力のアップがイコール授業力のや業務力のアップではありませんが、同じ「山内 圭」という人間が授業や業務を行う場合、英語力の低い山内 圭より、英語力の高い山内 圭のほうがよりよい授業や業務ができるということは言えると思います。

また、特に公立大学教員であるということとも関係していますが、地域の国際交流活動や英語教育活動にも、僕自身の英語能力が反映されます。

大学の専任教員であるということは、その大学「おかかえ」の教員であるということです。自分だけで勉強・研究している時には、自分の向上に対しては、自分でお金を出さなければならないわけですが、「おかかえ」の身であれば、自分の能力の向上のためにお金を出してもらえるということです。そして、その能力の向上はその組織に還元しなければならないということです。

ところで、どんな能力もそうだと思うのですが、英語力の維持、向上にはお金がかかります。

学生時代に身に付けてしまって、はい、それで一生食べていけます、などという生易しいものではなく、常に新しいものを身に付けて行かなければなりませんし、また自分にとっては外国語である英語は、使わないとどんどん忘れてしまい、能力が落ちてしまうものなのです。

僕は若い頃から、英会話スクールや講座等には通っていませんでしたので、自分の英語力をつけ、それを維持し、向上させるために莫大なお金がかかっているわけではありません。

若い頃は、もっぱら学校で学ぶ英語の授業等を基本に、NHKのラジオやテレビの講座を活用し、学生時代も外国人観光客相手のボランティアツアーガイドの活動で英語の実践力を身に付けました。
(NHKには、本当にお世話になっていて、NHKの受信料は英語学習の授業料のつもりで払っているといっても過言ではないくらいですが、そのことについてはまた別の機会に改めて書くこととします。)

莫大なお金はかかってはいませんが、ちょっと考えてもらえばわかるかと思いますが、英語力の維持・向上のためには、最新の英語の雑誌や新聞に触れたり、書籍や資料を購入したり、内外の外国人と英語を使って交流したり、学会や研究会や勉強会に参加したり、海外に出かけたり、結構お金はかかるものです。

いただいている研究費だけでは、まかないきれず足が出ることもしばしばです。

まあ、僕の場合は、研究も教育も、自分の能力の向上も、ひいては自分の生活の充実も渾然一体となっており、はっきりと区別ができない状態となっています。

ですから、給料に加え、研究費もいただき、その中で自分の生活をし、家族を養っていきながら、自分の能力(英語力など)を維持・向上させ、教育や研究や業務を行なっているという感じです。

学者というのは、古来より清貧である運命なのかもしれませんが、これからもいただいた研究費を有意義に活用しつつ、研究や自己研鑽に励んで、そこで得られたものを自分の属する組織(新見公立大学・短期大学)および地域や社会のために還元してゆきたいと思います。

また、同時に外部資金による研究費確保も大切なことかもしれませんね。

以上、会計年度の終わりに近づきましたので、それにまつわる思いの丈を記してみました。


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国家試験では持参物に気をつけよう!

2012-02-17 12:08:34 | 日記
今日の今頃、新見公立短期大学地域看護学専攻科の学生をはじめ、全国の保健師養成課程の学生たちが保健師国家試験の受験中だと思います。

受験中の学生たちには、ここ新見の地からパワーを送りたいと思います。

そして、明後日の日曜日は看護学科の3年生が看護師国家試験を受験します。

今日の午前中の3年生のホームルームには直接言って激励をしたかったのですが、今期は金曜日の午後に2コマの授業があり、金曜日の午前中は毎週授業準備に追われています。

ということで、直接言えなかったのでブログで言うこととしますが、今年の3年生の皆さんが1年生の時の英語Ⅰの前期試験でこのような出来事があったのを覚えていますか?(下記参照↓)

辞書持ち込み可の試験での出来事


該当者の3人の学生さんたち、今でも名前を覚えていますが、ここで名前を出すことはしませんのでご安心ください。

ということで、試験に出かける際には持参物の取り違えに気をつけてくださいね。

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