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山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

中・四国アメリカ文学会第52回大会で研究発表の司会を務める(2024年6月8日・9日)

2025-02-11 21:29:47 | 文学

2024年6月8日(土)・9日(日)、就実大学において、中・四国アメリカ文学会第52回大会が開催されました。

(就実大学・短期大学、撮影は2021年)

今回の大会では、8日に行われた2件のスタインベックに関する研究発表の司会を務めました。

ノートルダム清心女子大学の大学院生香川理恵さんによる 

 "Steinbeck’s God Conception Based on Cambiare il Cuore by Carlo Maria Martini: To a God Unknown―People Seeking God and God Seeking People"

米子工業高等専門学校名誉教授の酒井康宏先生の「John Steinbeck の Cup of Gold を読む――ケルト文化の観点から」

        
の2件です。

2件とも内容も素晴らしく、司会をするにあたっての準備も含め、僕自身にとってもいい勉強の機会となりました。

大会のプログラムはこちらです。

 

https://www.chushikoku-als.org/program52.pdf

 

2023年度の同学会の第51回大会についてはこちらをご覧ください。

 

 

中・四国アメリカ文学会第51回年次大会で研究発表をします(2023年6月10日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

2023年6月10日(土)、11日(日)に広島大学にて中・四国アメリカ文学会第51回年次大会が開催されます。同年次大会で、このところ研究を進めているスタインベックのTheGrapesofW...

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田中敏生氏の「新居格年譜補正稿(2)―昭和10年代を中心に―」で紹介される

2025-02-09 23:10:59 | 文学

ジョン・スタインベックのThe Grapes of Wrathの初訳者である新居格氏については、僕の勤務校の元学長新居志郎先生の伯父様であったという縁から資料研究をさせていただき、『新見公立大学紀要』43巻(2022)に「ジョン・スタインベックのThe Grapes of Wrathの翻訳者としての新居格」として発表させていただいております。

新見公立大学学術リポジトリ

この度、新居志郎先生から情報をいただき、四国大学紀要において田中敏生氏の「新居格年譜補正稿(2)―昭和10年代を中心に―」でこの拙稿が紹介されていることを知りました。

 

四国大学機関リポジトリ

新居格氏についての資料調査についてはこちらをご覧ください。

 

 

新居格氏の資料調査をさせていただきました(2021年11月20・21日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

縁あって、スタインベックの『怒りの葡萄』を我が国で初めて翻訳出版した新居格氏のお孫さんが保管されている資料を昨日、今日と見せていただきました。いろいろな文章を書...

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日本ジョン・スタインベック協会「オンライン研究学会」で研究発表の司会を務める(2024年3月2日)

2025-01-01 23:36:26 | 文学

2024年3月2日(土)、日本ジョン・スタインベック協会「オンライン研究学会」が開催されました。

僕は今回は国士舘大学非常勤講師の加藤麗未先生の「スタインベックとメキシコ革命」の司会を務めました。

実は、外出中だったのですが、駐車場にとめた車の中からスマホでの参加でした。

外出中でも学会に「参加」し「司会を務める」ことができる、とても便利な時代になりました。

ただ、スマホの画面での参加でしたので、小さな画面でやや苦労しましたが…。

The John Steinbeck Society of Japan

前回の日本ジョン・スタインベック協会の学会についてはこちらをどうぞ。

 

日本ジョン・スタインベック協会2023年度研究学会に参加( 2023年9月3日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

 

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酒井康宏先生のご著書に寄稿させていただきました

2024-09-21 21:07:04 | 文学

米子高専の名誉教授で日本ジョン・スタインベックなどで大変お世話になっています酒井康宏先生が大阪教育図書から

The Works of John Steinbeck: In the Magic Light of "Celtik Twilight"と題する研究書を英語で出版されました。

この書は、スタインベック文学のケルト的なものに焦点を当てて分析されているとても興味深い書です。

また、この度、酒井先生のご厚意により"Travels with Travels with Charley--In Search of America Now and Then"という文を寄稿させていただきました。

とても名誉なことです。

酒井先生、どうもありがとうございました。

以前より酒井先生のご研究発表の際は、何度か司会を務めさせていただいております。

 

 

中・四国アメリカ文学会第47回大会研究発表司会(2018年6月16-17日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

先日中・四国アメリカ文学会で研究発表の司会を務めますで書いたように、2018年6月16-17日に島根大学において開催された中・四国アメリカ文学会第47回大会に参加しました。...

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欧米言語文化学会第16回年次大会シンポジウム「歴史上の人物を描くフィクションの想像力をめぐって」登壇(2024年9月8日)

2024-09-19 00:39:50 | 文学

2024年9月8日(日)、欧米言語文化学会第16回年次大会がハイブリッドで開催されシンポジウム「歴史上の人物を描くフィクションの想像力をめぐって」に発題者の一人として参加させていただきました。

僕の演題は「ジョン・スタインベックの描くメキシコ革命の伝説的英雄エミリアーノ・サパタ」でした。

今回は事情によりオンライン上で発表させていただきました。

これまでの欧米言語文化学会での研究発表は以下をご覧ください。

欧米言語文化学会関西支部第34回例会で研究発表をします(2022年9月17日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

 

欧米言語文化学会関西支部関西支部フォーラム「人種・民族」に参加(2021年9月18日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

 

 

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第36回日本ソール・ベロー協会大会のシンポジウム「文学翻訳における言語の問題について―ソール・ベローの短篇小説から」

2024-09-09 22:53:10 | 文学

2024年9月7日(土)に開催されました第36回日本ソール・ベロー協会大会のシンポジウム「文学翻訳における言語の問題について―ソール・ベローの短篇小説から」で講師の一人を務めさせていただきました。

日本ソール・ベロー協会(公式ホームページ)

今回は都合によりオンラインでの参加となりました。

昨年の日本ソール・ベロー協会大会(研究発表)についてはこちらをご覧ください。

 

 

第35回 日本ソール・ベロー協会大会で研究発表(2023年9月2日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

2023年9月2日(土)、大阪大学豊中キャンパスで第35回日本ソール・ベロー協会大会が開催されました。今回は、「AlfredKazinの恋愛遍歴について―TheAdventuresofAugieMarchとの...

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ポール・オースター(Paul Auster, 1947-2024)

2024-05-03 00:29:04 | 文学
アメリカのユダヤ系作家ポール・オースターが2024年4月30日に亡くなったとの報道がありました。


山陽新聞2024年5月2日

ポール・オースターの作品の多くがニューヨークが舞台になっています。

『ブルックリン・フォリーズ』『写字室の旅/闇の中の男』『ムーン・パレス』『ガラスの街』『幽霊たち』『サンセット・パーク』『インヴィジブル』『内面からの報告書』『冬の日誌』など一連の作品を読み、ポール・オースターの筆致力にすっかり魅了されました。

その中でも特に『ガラスの街』が大好きでした。出だしが秀逸ですし、作品中のニューヨークのまち歩きの場面はぜひ自分でも一度再現してみたいと思います!

ご冥福をお祈りいたします。

ちなみに、僕も共著者として執筆している『ユダヤ系アメリカ文学のすべて 十九世紀から二十一世紀』(小鳥遊書房, 2023)にもポール・オースターについて取り上げられています(僕が書いたのはアルフレッド・ケイジンについてですが)。

小鳥遊書房より『ユダヤ系アメリカ文学のすべて:十九世紀から二十一世紀』(2023)出版 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

所属している日本ソール・ベロー協会編で小鳥遊(たかなし)書房から『ユダヤ系アメリカ文学のすべて:十九世紀から二十一世紀』が2023年8月31日付で出版されました。僕は本書...

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中・四国アメリカ文学研究No.58での『スタインベックのまなざし―我がアメリカ文学・文化研究の原点—』書評

2024-01-05 22:31:37 | 文学
中・四国アメリカ文学会の『中・四国アメリカ文学研究』No.58(2022年6月)で加藤好文先生著の『スタインベックのまなざし―我がアメリカ文学・文化研究の原点—』(大阪教育図書, 2021)についての書評を書かせてもらいました。

以下で読めますので、ご興味がある方はどうぞ(pp.76-78)。

https://www.chushikoku-als.org/kaishi2022%2858%29.pdf

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小鳥遊書房より『ユダヤ系アメリカ文学のすべて:十九世紀から二十一世紀』(2023)出版

2024-01-01 01:44:43 | 文学
所属している日本ソール・ベロー協会編で小鳥遊(たかなし)書房から『ユダヤ系アメリカ文学のすべて:十九世紀から二十一世紀』が2023年8月31日付で出版されました。





僕は本書の中で「『ニューヨークのユダヤ人たち』―ケイジンの描くニューヨークとユダヤ人作家たち―」(pp.93-110)というタイトルでAlfred Kazin(アルフレッド・ケイジン)(1915-1998)について書かせてもらっています。

僕が最初にAlfred Kazinが書いた文に触れたのは、大学4年生の時でした。

大学3年生から4年生になる間の春休みに短期語学研修でアメリカに行ったときに知り合った別の大学の英文科の友人の宿題かレポートか何かがこのKazinが書いたOn Native Groundを訳すものでしたが、それを頼まれ手伝ったときに彼の文章に初めて触れました。

その後、しばらくたってからいつの機会にか、Alfred Kazinが僕と同じ6月5日生まれであることがわかり、しかも僕が生まれたちょうど50年前に生まれていることから、なんとなく親近感を感じていました。

さらにすごいのは(こういう人は確率的に約365人に一人いるわけですが)、彼が自分の誕生日である6月5日に亡くなっているということです。

そんなこともあり、この書の企画時にAlfred Kazinについて執筆することを希望し、その後彼の著作に触れ、上記の文をまとめました。

この書にはいろいろなユダヤ系作家が取り上げられています。

よろしければお読みください。

小鳥遊書房のウェブサイト上の案内はこちら↓

小鳥遊書房 本が本を産む|書籍一覧|ユダヤ系アメリカ文学のすべて

小鳥遊書房の書籍一覧「ユダヤ系アメリカ文学のすべて」紹介

 


日本ソール・ベロー協会が出した書籍で僕が関わらせてもらったものについては以下もご覧ください。

彩流社『ソール・ベローともう一人の作家』間もなく出版 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

ソール・ベローともう一人の作家 - 彩流社

日本ソール・ベロー協会 編

 


ソール・ベロー 都市空間と文学 - 彩流社

日本ソール・ベロー協会 編

 
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2023 International Steinbeck Conference(March 22-24, 2023)において研究発表を行いました(2023年3月22日)

2023-12-31 15:47:34 | 文学
2023年3月22日~24日にかけて米国カリフォルニア州サンノゼのサンノゼ州立大学で国際スタインベック学会(2023 International Steinbeck Conference)が開催されました。

2023 International Steinbeck Conference Schedule Draft.docx

Google Docs

 


今回は対面とオンラインの併用学会でした。

当初は、対面で参加し研究発表を行う予定でしたが、期間内に別の予定が入ってしまい、残念ながらオンライン参加に切り替えました。
(自宅から国際学会で研究発表ができるのはとてもよいことですが、海外のスタインベック研究者や愛好者と直接お会いして意見交換をしたり、知り合いになったりする国際学会の最大のメリットはなくなってしまいます。)

今回は、プログラム最初のパネルでの研究発表のトップバッターとして「登壇」(自宅の書斎の机の前で発表したのですが)させてもらいました。

"Steinbeck’s Big Books (Virtual/Streamed Session)"というパネルで進行役(Panel Chair)も務めました。

僕の研究発表のタイトルは、
“Itaru Nii, the First Translator of The Grapes of Wrath into Japanese”で、『怒りの葡萄』の初訳者新居格についての発表を行いました。





3月10日~15日にかけて、久しぶりの海外出張で疲れから風邪をひいていたのと(コロナではなかった)、日本時間では朝5時からのパネルで身体のコンディションはあまりよくなかったのですが、何とか切り抜けました。

国際スタインベック学会は3年に一度の開催で、今度は2026年になると思いますが、次回は対面で参加させてもらいたいと思います。

前回の国際スタインベック学会での研究発表(2019年5月3日)についてはこちらをご覧ください。

カリフォルニア出張報告(2019年5月3日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

2019年5月3日、スタインベック国際学会3日目です。JohnSteinbeckandSaulBellow:InfluencesandImpactsonEachOtherと題して研究発表をさせていただきました。午後は学会のオプ...

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第48回備北人文科学学会学術集会での研究発表(2023年1月30日)

2023-01-31 23:12:12 | 文学
2023(令和5)年1月30日(月)、第48回備北人文科学学会学術集会が開催され、「New York City とAlfred Kazin」というタイトルで研究発表を行いました。

現在進めているユダヤ系アメリカ作家のAlfred Kazinについての研究の途中経過報告という感じでした。

これは小さな学会ではありますが、異分野研究者との交流ができる機会です。

この学会での前回の発表についてはこちらをご覧ください。
第46回備北人文科学学会学術集会にて研究発表(2022年1月5日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)
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第46回備北人文科学学会学術集会にて研究発表(2022年1月5日)

2022-12-25 17:55:16 | 文学
2022(令和4)年1月5日(水)、第46回備北人文科学学会学術集会が開催されました。

「新居 格の『怒りの葡萄』翻訳について」という題で研究発表をさせていただきました。

新居格については、以下もご覧ください。

徳島県立文学書道館「新居 格の仕事」展観覧(2021年9月19日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

徳島県立文学書道館にて、2021年8月12日~9月20日の会期で「モボ・モガの生みの親新居格の仕事」展が開催されることを、新居格氏の甥であり、新見公立短期大学の元学長新居...

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新居格氏の資料調査をさせていただきました(2021年11月20・21日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

縁あって、スタインベックの『怒りの葡萄』を我が国で初めて翻訳出版した新居格氏のお孫さんが保管されている資料を昨日、今日と見せていただきました。いろいろな文章を書...

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新居格さん、お誕生日おめでとうございます(3月9日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

ジョン・スタインベックのTheGrapesofWrath(『怒りの葡萄』)を日本で初めて翻訳出版した新居格氏は、1888年3月9日に生まれました。ということで、本日がお誕生日となります...

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日本ジョン・スタインベック協会特別講演会(2022年9月18日)

2022-09-17 10:52:42 | 文学
日本ジョン・スタインベック協会では、前国際スタインベック協会会長でGoucher CollegeのLuchen Li教授の来日に合わせ、2022年9月18日(日)に専修大学神田キャンパスにおいて特別講演会を開催します。

Luchenさんとは1997年3月のサンノゼとモンテレーで開催されたスタインベックの国際学会で初めてお会いして以来、国際学会で顔を合わせ親しくさせてもらっています。

当日は司会および講師紹介をさせていただきます。

The John Steinbeck Society of Japan
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欧米言語文化学会関西支部第34回例会で研究発表をします(2022年9月17日)

2022-09-17 10:44:30 | 文学
2022年9月17日(土)、欧米言語文化学会関西支部第34回例会において「ニューヨークのユダヤ人―アルフレッド・ケイジンの描くニューヨーク―」というタイトルで研究発表を行います。

夏休みで授業がない分時間はありますが、いろんな仕事に追われています。

準備不足ではありますが、頑張ります。

Fortuna

欧米言語文化学会

Fortuna

 
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contain my butterfliesの表現について(『アンという名の少女 3』最終回より)

2022-09-06 21:55:53 | 文学
NHKで放送していた『アンという名の少女』シリーズ、第2シーズンに続けて第3シーズンもずっと見ました。

途中、面白い表現などがあるとメモを取りながら、なかなか投稿できずにいますが、今回は第3シーズンの最終回よりです。



時代設定は1899年の設定のようですが、アンが「コルセットは時代遅れ」と言っています。



それを聞いたマリラが、「なぜ、そんなことが分かるの?まだ一度も着けたことがないのに」と言っています。



そうすると、アンが「それは…あたしの想像力が豊かだから」と答えています。

きっと想像力の翼で分かるのでしょうね。



そして、それに続き「まあ コルセットをすれば、胸のドキドキは抑えられるかも」と言っています。

この部分、英語では "Perhaps it will help to contain my butterflies."と言っていました。

"contain my butterflies"とはどういう意味でしょうか。

ここでは、"butterflies"は「蝶」という意味ではないのです。

これは成美堂から出版した教科書Read Well, Write Better(『リーディングで鍛える英作文』)のコラムです。


英語には"butterflies in your stomach"という表現があります。

直訳すると「胃の中の蝶」ということですが、もちろん蝶を食べたわけではありません。

"butterfly"のふわふわ飛ぶところから、「緊張感」「どきどき」「落ち着かない気持ち」などの意味があるのです。

それを"contain"(この場合は「抑制する」というような意味)するというのは、「緊張感を抑える」「胸のドキドキを抑える」などの意味となるのです。

なかなかおもしろいですね。

教科書Read Well, Write Betterについては、以下をご覧ください。

成美堂よりRead Well, Write Better(『リーディングで鍛える英作文』)出版予定 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

宣伝記事です。この度、大学教科書を出版している成美堂からReadWell,WriteBetter(『リーディングで鍛える英作文』という教科書をJoanMcConnell先生と武田修一先生との共著...

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『アンという名の少女 2』については、以下をどうぞ。

海外ドラマ紹介『アンという名の少女 2』(Anne with an "E") - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

昨年放送された『アンという名の少女』に続き、NHKで2021年9月12日から『アンという名の少女2』(Annewithan"E")の放送が始まりました。原作は言わずと知れたモン...

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