大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

やっぱり遅かった!

2012年06月24日 | 奥多摩

残念ながらズミは完全に終わっていたし、ヤマツツジも旬は過ぎたとこだった。


奥多摩駅からの12:35峰谷行きには峰谷橋で降りたデカザックの若者三人と
雲取行きの若者三人が乗っていた。
峰谷橋の連中は一体何処へ行ったんだろうか?

バス停から奥集落まで結構かかるんだよなあ。登山口まで1時間10分もかかった。

先日の台風で日原への道が通行止めになってると注意書きがあった。

蒸し暑い中、黙々と歩く途中で20人近くと行き会った。
さすがに土曜かつ台風明けだけの事はある。

杉林での軽い食事の時、左臑横と右臑裏を虫に刺されてあっという間に腫れ上がった。
チクリとして痛痒かったが一体何なんだ?ブヨだろうか?こんな事は滅多にないんだが。

やっと着いた水場は当然ながら勢い良く流れていて雪解け水みたいに冷たかった。
即頭を流れに浸した後で身体全体を拭いて生き返った。

俺の直前で汲み終えた青年に何処へ降りるか聞いたら、石尾根から奥多摩駅だと。
もう4時45分というのに良く分からん。
一応ヘッドランプは持ってたから何も言わなかった。

小屋の周りはイタヤカエデの葉っぱだらけだったがヤマツツジが残っていた。
幕営禁止なんだが三張りあった。テントに持って来いだからなあ。

小屋には予想通りに先客が、それも若い女性がいてビックリ。
奥に俺と同世代のオジサンが一人。
それから暫らくして丸刈りの元気一杯といった風の青年が到来して何と
合計四人の盛況。

オジサンはさっさと寝てしまい、三人で談笑したが九州に縁のある三人でちょっと珍しい。
青年は俺と同じ長崎の出身で女性は鹿児島の大学の卒業。
俺も一時鹿児島に住んでいたのでちょっと話が弾む。
女性はチャリダーで去年北海道を半周した由でその時に利尻岳、斜里岳
羅臼岳などをやったらしい。
青年はと言えばトレランをやってて今年のハセツネに初参加して、23時間走りっぱなしだった由。

若い人達はすぐに打ち解けて屈託無く会話して気持ちが良い。
俺たちの世代は何か身構えるからスムーズに話が進まない。
話が弾む二人の邪魔をすまいと思うが時々声をかけてしまった。

翌日4時から起き出して顰蹙を買ったろうが明るくなると動かないと時間がもったいない。

若い二人は仕方なく付き合って仕度しだした。
一足先に出たがオジサンは寝たままだった。

日陰名栗峰、なかなかシャレた名前だ。
緑の草原の先に雲海と三頭山が頭だけ出している。

歩き難い高丸山の登りをこなしてやっとあのズミと再会したが見事に緑一色だった。
やはり一週間遅かったんだ。物理的に無理だったんだから仕方ない。
この高丸山への登りで雲取へ行く彼女に追いつかれてしまった。

千本ツツジからの降り口をたまたま行き会った40前後のベテランに教えてもらい間違えずにすんだが、道標位立てても良さそうなもんだ。
ここで彼女とはお別れしたが、無事雲取の頭を踏んだろう。

石尾根から鷹ノ巣を越えて小屋に来たんだから大丈夫だろう。

俺はと言えば赤指尾根を歩いたが何ともつまらないルートでガックリ。
何せすぐ傍を林道が走っているは植林帯を歩かせられるはで楽しみ無く、その挙げ句最後には降り口を間違えて雲風呂に降りてしまいトホホもいいとこ。

まあしかし、峰谷橋バス停にギリギリ間に合った中年二人組の、鴨沢に
降りるつもりが峰谷に降りたというよりはマシ?

術前最後の歩きだったがまあまあの歩きだったかな。


    
気持ちの良い登り 鷹ノ巣山も雲 ヤマツツジ三枚

    
雲海と三頭山 日陰名栗峰 高丸山手前の滑りやすい道 登り終えてホット見下ろす 高丸山

   
完璧に終わっていたズミ 千本ツツジへ最後の踏ん張り 千本ツツジの二枚

   
奥は雲取山 赤指尾根への分岐 降り着いた雲風呂の橋を対岸から 峰谷橋はライトアップするらしい


コメント
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