ブログ「安心院の里」

退職後は、国内・海外旅行、スポーツクラブ、家庭菜園、登山など自由気ままに我が人生謳歌中です!(健康で元気なうちに・・・)

登山:火山災害から4年:御嶽山(1日目)🍁

2018年10月15日 11時27分00秒 | 山の会
10月13日(土)前泊
⬛御嶽山登山🌋
「木曽のなあ、仲乗りさん、木曽の御嶽山はなんじゃらほい、夏でも寒い、よいよいよい・・」と哀調を帯びた木曽節に歌い込まれた御嶽山(3,067m)。
噴火以来、4年ぶりに山頂までの規制が先月に解除されが冬を前に解除期間を終え、8日に9合目から再び火口約1キロ圏で規制が敷かれた。▼参加メンバーは7人(全員)平均年齢73歳の爺さん、元職場の先輩後輩仲間です。今年の百名山チャレンジは6座目になります。▼「アクセス」🚙
リーダーTさん所有の車両に中央道・日野バス(12:00)停にて合流(3人)、車は岡谷JCTを経由して伊那ICを降りる。▼途中、釈迦堂PAにて昼食タイム炙り丼チャシュウ一般道を約55km走行、途中コンビニ立ち寄り各自の明日の昼食をゲット、その後、一路ホテル木曾温泉へ(17:00)木曽御岳山の麓にある湯量豊かな天然温泉宿です。(和室二部屋割当て)▼♨温泉(入浴)半透明の湯で掛け流しです。
◾内湯は大きな湯船に源泉温度40.3℃の湯がそのまま供給されています。
加温していないのか浴槽全体ではぬるめの設定になっていました。お湯に浸かると不要な油分がとれてサラサラの肌になる良質な茶褐色の源泉◾露天風呂は釜風呂に、昔寒天作りで使っていた釜を流用していました。▼夕食前の山談義▼🌃🍴夕食18:30~ビール🍻日本酒🍶ワイン🍷・・・・郷土色いっぱいの山の幸、川の幸理が楽しめ、食事の量はかなり多め。飲んで!食べて!早目にお休み😌🌃💤



登山:火山災害から4年:御嶽山(2日目)🍁

2018年10月15日 09時57分00秒 | 山の会
⬛10月14日(日)紅葉登山🚶🍁
12日(金)をピークに上空に寒気が流れ込み、今朝は気温がグッと下がりました。
▼朝食07:30~▼07:50ホテル出発🚙
御岳ブルーライン(無料道路)を8kmのぼると、御岳ロープウェイの駐車場に到着します。▼08:10山麓の鹿ノ瀬駅(かのせ) 標高1,570m▼08:30鹿ノ瀬駅から御嶽ロープウェイに乗り込む。▼緑色の木々に、黄色・オレンジ色・赤色と、鮮やかな色の葉が入り混じり、山を彩ります。▼御岳ロープウェイの飯森高原駅(山頂駅)は、御嶽登山道の入り口となっています。 標高2,150m、七合目からのスタートとなります。
ガスに見舞われ、残念ながら屋上展望台から北アルプス・中央アルプス連峰を見ることはできません。(>_<)▼整備された遊歩道を10分ほど登ると7合目「行場山荘」です。▼岩場の少ない8合目までは整備された木の階段が中心で、1時間ほどで登れます。▼〔10:20〕 8合目「女人堂」です。標高2470mにある山小屋は、その昔、ここより先は神の聖域とされて女性は登れず、ここで男達の帰りを待ったとされています。▼女人堂を出て霊神碑が多く祀られる阿波ヶ嶽辺りが森林限界です。この付近から一気に展望が開け、ハイマツ帯の中の登りとなります。
▼ハイマツ帯の中に建つ鳥居をくぐり、次第にザレた登山道を喘ぎ喘ぎ登る。落葉樹の葉は枯れてしまい、クロマメノキの紅葉が多くなる。
▼大きな岩がゴロゴロした登山道を登れば急斜面にへばり付く「石室山荘2830m」です。石室山荘の館内を通り抜けて行ける様にもなっています。▼九合目はガスがかかり視界が悪く、真冬みたいに冷え込む。私達は線香を供え、噴火時刻(11:52)に合わせ、手を合わせ犠牲者へ黙とうをささげてきました。(合掌)
▼生々しい噴火の爪跡が今も残る!▼これより剣ヶ峰(山頂)は入山規制です。▼〔13:30〕往路を下山開始無事に下山。間もなく御嶽山は雪に閉ざされ、長く厳しい冬を迎える。
▼ホテル木曾温泉にて入浴後、伊奈IC~中央道へ。夕食はそじ坊 諏訪湖サービスエリアにて「特盛りかき揚げ&ソバ」大月~小仏まで日曜渋滞に巻き込まれ、帰宅は午後10:30となる。今もなお色濃く残る噴火の爪痕と、見事な景色とのコントラストに、色々な思いが込み上げてきた山行でした。御嶽山は、優しく、美しく、そして悲しい山でした。