kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

岸、地元でプロ初勝利&貯金今季最多の「17」

2010-06-22 23:48:51 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010
チ  ー  ム 
埼玉西武

東北楽天

【投手-捕手】
(西)岸、藤田、長田、シコースキー-細川
(楽)田中-嶋

【責任投手】
勝:岸9勝4敗
S:シコースキー2敗22S
負:田中8勝5敗

【戦評】
週末のSB戦を3タテというこれ以上ない好結果で終えたライオンズ、今日からは仙台での東北楽天3連戦です。
初戦の今日は岸と田中の先発でした。共にプロ4年目の右腕対決ですが、岸は宮城県の高校(名取北高)と大学(東北学院大)出身なのでKスタは地元ともいえる球場ですが、ここまでこの球場では何故か未勝利でした。

西武は田中の立ち上がりを攻め、初回には、片岡欠場(右肩痛)で1番に入った栗山の2塁打を皮切りに、ブラウンのタイムリーとG.G.の犠牲飛球で2点を先制。この打順になってブレーキだった2選手による得点でした。そして3回には、今日2番で今季初スタメンの黒瀬からの4連打で更に2点を追加。これで有利に進められると思っていましたが、今日の岸は楽天打線にコツコツと安打されましたね。4回には2点、5回には聖澤にまさかのプロ1号を献上し5-3と迫られます。

苦投の岸は6回終了時で降板。その後は7回から藤田8回から長田とリレー。藤田は1死2,3塁で中村紀と山崎を力の勝負でねじ伏せ無失点に抑えた。最後は守護神シコースキーが3者凡退に仕留めこれで4連勝となった。
岸は6回で降板と苦労したが、打線の援護もありKスタで初勝利を飾った。楽天の田中は完投したものの、序盤での5失点が最後まで響き勝利はお預けとなった。田中を援護したかった楽天は要所で併殺を打ったり、主軸で凡退するなどで得点を上げられなかった。

この結果、西武は4連勝となり、明日の先発野上に今季初の5連勝を託することになった。

気になる故障情報だが、今日は片岡が20日の試合で痛めた右肩痛でベンチ入りするもお休みとなった。替わりに黒瀬が2番三塁で出場し4打数2安打1犠打で勝利に貢献した。1番は栗山が入ったが、片岡の右肩の具合いについての詳細は発表されていないので分からない。
あ、最後に、今日のスポニチ紙の小さな記事で、昨年までオリックスでプレイしライオンズにも在籍していたフェルナンデス選手の獲得に乗り出すそうだ。フェルは中村の穴埋めとして期待されるが、3塁の守備力は中村と同等レベルだ。1塁と兼用での起用になりそうだが、うちのフロントとしては珍しく手を打っていますね。

<ナベQ監督のインタビュー>
岸は、なんとか投げたという感じだったが、3失点と粘り強く抑えてくれたね。
ヤス(片岡)が大事を取ったので、1番は栗山にすぐ決まったけど、2番を誰にしようかと考えた。2軍監督だった時に黒瀬を2番で打たせていて、何でも出来たから起用した。いい仕事をしてくれたね。3番、4番、5番とクリーンアップが今日は良く打ってくれた。しっかり自分の仕事をしたね。

今、若い選手にはチャンスだと思う。みんな必死でプレーしているし、期待に応えてくれている。

 


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