民主党は、明日、鳩山首相(民主党代表)の辞任表明に伴う代表選を行い、午後に新代表を選出する。新代表が鳩山首相の後継首相に就任するのが確実となってきた。
その代表選への立候補を表明したのは菅直人副総理兼財務相と樽床伸二衆院環境委員長の両氏。民主党内では昨夜、小沢幹事長と距離を置く前原国土交通相、仙谷国家戦略担当相、岡田外相らが相次いで、グループとして菅氏支持を表明。
一方、党内最大勢力の小沢氏のグループは対応を協議。樽床氏が協力要請に訪れたが、グループとしての態度決定は見送り、自主投票で臨むことを決めた。
菅副総理は鳩山首相の辞任表明直後に代表選出馬を決意し、岡田外相や前原国土交通相らの代表経験者らのグループからも、小沢グループと距離を置くことで支持を取り付けた。
菅副総理のグループは無投票に持ち込みたい考えのようだが、ここにきて樽床氏が代表選出馬を急遽表明した。この樽床氏、管理人は名前を辛うじて知っている程度で、どのような経歴の方か知らないのでネットで検索していたら「松下政経塾」出身らしい。
先の自民党総裁選でも谷垣氏と河野氏の一騎打ちかとの見方を覆すように、無名の西村氏が突如総裁選に出馬したことからも、まさに政界は一寸先は闇のようだ。
樽床氏に関しては小沢グループのとある議員が出馬を持ちかけたとの噂もあるようだが、樽床氏はこうした憶測に対して出馬会見では否定していた。
小沢グループは表向きは「自主投票」を決めているようで、鳩山グループの動向と合せて不気味な存在だが、菅副総理の有利は動かないようだ。
鳩山首相の後継首相は事実上明日決まるが、本命視されている菅副総理が当選しても参議院選挙で大敗するようなことがあれば、就任早々つまづくことになり内閣としての舵取りも厳しいものになるのは明らか。
果たして、菅副総理と樽床氏にこの状況を突破出来る秘策はあるのか?手腕に注目したい。
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