菅新首相は、民主、国民新両党の連立による新内閣の顔ぶれを正式決定し、官房長官に就任する仙谷氏が首相官邸で閣僚名簿を発表した。
新内閣の顔ぶれは次の通り。
(再)=再任
首相 菅 直人
総務(再) 原口 一博
法務(再) 千葉 景子
外務(再) 岡田 克也
財務 野田 佳彦
文部科学(再) 川端 達夫
厚生労働(再) 長妻 昭
農林水産 山田 正彦
経済産業(再) 直嶋 正行
国土交通(再) 前原 誠司
環境(再) 小沢 鋭仁
防衛(再) 北沢 俊美
官房 仙谷 由人
国家公安(再) 中井 洽
金融・郵政(再) 亀井 静香
国家戦略 荒井 聡
行政刷新 蓮 舫
公務員改革 玄葉光一郎
国会が開会中であることから、米軍普天間飛行場移設問題を担当する岡田外相と北沢防衛相をはじめとする11人が再任。
新任閣僚6人のうち、財務、農林水産両相には、野田、山田各副大臣が昇格し、官房長官には仙谷氏が国家戦略担当相から横滑り。
行政の無駄を削減する「事業仕分け」に取り組んだ蓮舫参院議員は行政刷新担当相に就任。
菅氏側近の荒井氏は国家戦略担当相に就き、経済財政と消費者行政の担当を兼務する。また、政府と党の「政策一元化」を担保するため、民主党の玄葉政調会長が入閣し、公務員制度改革や少子化対策などを担当。
まあ、こうして顔ぶれをみると、鳩山内閣の骨格をそのまま引き継ぎながらも、内閣の要である官房長官を平野氏から仙石氏へと交代させたのは正解ではないだろうか。
菅新内閣は内政、外交ともに問題が山積みで、外交ではカナダで開催されるサミットが間近に控えているが、サミット出席時にオバマ大統領と初の首脳会談を行うそうだ。
当面は参議院選挙に勝利し、その勢いで9月の代表選も勝利。これが菅氏が描いている理想的なシナリオだろうが、途中で歯車が狂うと...小沢氏が巻き返しを図るかも知れない。
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