[男子、スピードスケート500m]
バンクーバー冬季五輪スピードスケート男子500メートルは、1回目35秒10で6位の長島圭一郎が2回目はトップの34秒87で合計1分9秒98で銀メダルを獲得、加藤条治が合計1分10秒01で3位に入り銅メダルを獲得、今大会の日本勢で初のメダル獲得となった。
トリノ大会ではメダル無しで終わり、惨敗となったスピードスケート陣の中でも当時世界記録保持者だった加藤には金メダルの期待も強かったが6位だった。その悔しさを胸に、本人は銅メダルを悔しがっていたが、立派な成績だったと思う。
その加藤と同じ会社(日本電産サンキョー)に所属する銀メダルの長島は、加藤が目立つことにライバル心を燃やしたことがメダル獲得への原動力だった。
ともに五輪では初のメダル獲得。スピードスケートでは清水宏保が2002年のソルトレークシティー大会の同種目で銀メダルを取って以来。同じ種目での複数メダルは、1992年のアルベールビル大会男子500メートルで黒岩敏幸が2位、井上純一が3位になって以来。
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