バンクーバー五輪のスノーボード・男子ハーフパイプ日本代表、国母和宏(東海大)の服装が乱れていた問題を受け、国母が通う東海大学は、18日に札幌キャンパスで予定していた国母選手の応援会を中止すると発表した。
同大広報担当は「服装の問題や会見時の態度などで、多くのおしかりを受け、本学としては心から応援できないと判断し、自粛することにした」と話した。
この国母選手の服装問題は海外のマスコミでも取り上げられるなど注目を浴びているようだ。
スノーボードの練習に国母も参加し、時折笑顔を見せていたそうだが、チーム側の要望でコースの状況や体調などに関することも含めてコメントは一切しなかった。
国母の服装問題がここまで大きく報道されているのには驚いたが、マスコミに取って朝青龍に続くバッシング相手がタイミングよく国母だったとも思える。
個人的には服装にそれほど関心はないが、普段の大会と五輪大会の持つ違いが彼にもコーチにも分かっていなかったのではと思う。彼が普段からあのような服装をしていても誰も叩かなかったが、五輪大会はやはり注目度が違う。
五輪は国民の税金で参加しているのだということを肝に銘じていれば、大学生で結婚もしている人間なら理解しないとね。
スポーツにはルールがある、社会にもルールがある。大学生ならルールが持つ意味を理解し「チッ、うるせーな!」なんて会見の場で言わないことだ。自己主張は服装ではなく、競技の中で思う存分してもらいたい。
ただ、橋本聖子団長(参議院議員)が取った態度は適切で良かった。彼女が団長で良かったよ!
これで彼が奮起してメダルを取れば、バッシングも下火になるだろうから頑張って競技に専念してもらいたい。
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