今年も始まりました、K-1グランプリ!
まあ、正直、だい~ぶさびしくなった感は否めない・・。
威勢がいーのはバダ・ハリくらいかなー・・?
アレクセイ・イグナショフを破り、順当に勝ちあがった。
注目は”史上最強の外敵”、アリスター・オーフレイム。
300kgの鉄の塊を持ち上げる背筋力、片手に80kgずつ、合計160kgのウェイトを両手にさげて歩くパワー(!)からも、その驚異的なフィジカルの強さがうかがえるMMA(Mixed Martial Arts:総合格闘技)出身のファイターだ。
ジャバット・ポトラックをこのヒザ蹴り1発でKO!
まさしく”ダッチ・サイクロン”!
(あ、オーフレイムはオランダ出身の選手なので・・)
・・まあ、これをくらって立てる奴はおるまい・・。
昨年もベスト4に入ったが、優勝を狙える逸材であるコトは間違いない。
総合格闘技が好きな自分としては、ぜひとも頑張って、バダ・ハリとともに低迷気味のK-1を盛り上げて欲しい選手だ。
さて、長年、日本人のK-1トップ・ファイターとして、日本人勢を牽引してきた武蔵が引退、その後を継ぐファイターと目されているのが、現K-1ヘビー級王者の京太郎!(カテゴリー/格闘技:「日本人初!前田慶次郎、K-1ヘビー級王者に!」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/48e100efc934e300cf1900b74f50cc5f)
戦国時代の傾奇者、前田慶次郎のリングネームでデビューしたが、現在、本名の京太郎がリングネームとなっている。
今回の防衛戦の相手は、K-1の生ける伝説ともいえる”ミスター・K-1”こと、ピーター・アーツ!
”20世紀最強の暴君”、”ランバー・ジャック”と恐れられた男も今や40歳。
減量して臨んだ今回の試合、決して本調子とはいえず、若い京太郎の動きが終始、ピーター・アーツを上回り、試合を支配した。
試合を決めたのはカウンターで入ったこの1発!
豪快に倒し、KOで勝利!
ピーター・アーツが、あれほど見事にKOされるシーンは、数えるほどしか記憶にない。
日本人ファイターがなかなか勝てないヘビー級のリングに現れた救世主となるのか、今後の活躍に期待したい。