Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)

2010年04月10日 | アート

桜。

 

咲いて1週間もすれば散ってしまうこの花は、日本の花として古くから愛されてきた。

日本では、昔から花といえば桜を指すほど。

当然、「お花見」といえば、桜を見るコトである。

 

花は桜木 人は武士

―そんな言葉にもあるように、この季節、瞬間に美しく咲き誇り、刹那に散るその潔い姿に、人は己の理想とする生き様を重ね合わせてきた。

 

「一花咲かす」・・なんて言葉もある。

実は1年間でこの時期だけ注目される、地味に忍耐してきた木でもある。

 

桜の木を見上げてみると・・

 

桜の花は、そのひとつひとつが下を向いているのがわかる。

 

地面から生える小さな花は、天に向かって花を咲かす。

人の背より高い木に咲く桜は、地に向かって花を咲かす。

 

どちらも、まるで「見てくれ」と言わんばかり。

 

人の目を楽しませてくれるために、競い合っているかのようだ。

 

今年もきれいに咲いてくれてありがとう。

 

また来年もよろしくね。