観るも八卦のバトルロイヤル

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「初恋~三億円事件の犯人は女子高生だった~」発想は買うけど

2008年12月23日 | 映画・ドラマ
 「初恋」というタイトルからは想像もつかなかった、三億円事件の物語。タイトルだけだったら、宮凬あおいと小出圭介の恋愛物だと思ってまず観なかった筈。
 で、三億円強奪事件の真相はこうだった…ってな話しに、互いの恋心が動いてるんだけど、ビミョー。
 まず、宮凬あおい(女子高生)が実行犯で、あのモンタージュ写真はあり得ない。親に捨てられて、親戚の家で育ったにしては、「裕福じゃん」。あの時代で、女で、親が無くて、大学行くか? 普通。
 ラストの、反骨精神を持ちながら自分を持て余してる仲間のその後が出てたけど、みんな薄命過ぎるし。
 そんで宮凬あおいの生き別れの兄(宮崎将)との関係が希薄だし。このダブル宮崎の母親役は、桃井かおりだったよね? 顔出てなかったけど。よく彼女が引き受けた。
 で、小出圭介、この人は役によってガラッと変わるよね。髪型のせいもあるけど、今回は、2時間サスペンスの主役刑事の部下みたいな感じでいまいち。
 やはり、「ルーキーズ」の高校球児がピッタリ!
 全体に宮凬あおいの可愛さと小出圭介の良さで2時間持ったってだけ。


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