観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
※無断転載は一切禁止。

「0号室の客 Second Story 才能のある男」単純な展開で分かり易い人間関係

2009年11月28日 | 映画・ドラマ
 丸山隆平、安田章大扮する売れない漫才コンビが得点の優劣を争いながら漫才のネタを考える。その点数が、たった1店差。しかも計るたびに優劣が入れ替わり…。
 3話完結なので次回で最後。どんな結末になるのやら。
 丸山隆平、安田章大共に、いかにも若手漫才だよねー。この話しは単純で、面白い。

 洋館風ホテル「HOTELPOINT」。このホテルの「0号室」にあるエアーシューターに爪や髪など自分の遺伝子を入れると、人間としての点数が送り返されてくるのだ。この部屋を訪れれば、自分の人間としての点数が明確に出る。しかも、その点数は人間の成長度に合わせ、流動的に変わっていくのだった。

<First Story 憧れの男> 全4話
出演:大野智(嵐)、田中美保、城島茂(TOKIO)、横山裕(関ジャニ∞) ほか

<Second Story 才能のある男> 全3話
出演:丸山隆平(関ジャニ∞) 、安田章大(関ジャニ∞)、彦磨呂、横山裕 ほか

<Third Story 完璧な男> 全3話
出演:加藤成亮(NEWS)、森迫永依、城島茂(TOKIO)、横山裕 ほか

<Fourth Story 点数抗争、勃発!? 親分、兄貴、チンピラ> 全4話
出演:村上信五(関ジャニ∞) ほか

<Fifth Story 36点のプライドの高いニート> 全3話
出演:小山慶一郎(NEWS) ほか

<Sixth Story 頼りない夫と完ペキ主義の妻 倦怠期の30代夫婦> 全5話
出演:城島茂(TOKIO) ほか

 城島さん、暇なのかな? First Story のどこに出てたんだろう? 

「深夜食堂」。大人のドラマだねぇ

2009年11月28日 | 映画・ドラマ
 「深夜特急」、「深夜食堂」と、深夜が付くとなぜかミステリアス感倍増。
 新宿・花園界隈の路地裏のマスター1人が切り盛りする小さな「めしや」が舞台。深夜0時から朝の7時頃までの営業をもじって「深夜食堂」と呼ばれている。メニューは豚汁定食、ビール、酒、焼酎のみだが、マスターが出来るものなら言えば何でも作ってくれる一風変わった店。
 そこに集う常連客の抱える思いとマスターの交流を描いている。
 本名、素性、経歴とも一切不明。左目に切り傷のような跡がある、いかにもわけあり的マスターには小林薫。忠さん(不破万作)、小道 (宇野祥平)は比較的多く出演しているが、準レギュラー的位置で、毎回のゲストが主人公になり、レギュラーはマスターのみ。
 ひきこもごもの人生を、彼らが注文するメニューになぞったタイトルの1話完結の大人のドラマ。深い話しなのにそう重く感じないところがいい。
 食べ物との組み合わせが、いい味出しているのだろう。
 果たしてこのマスターの正体が分かる日は来るのだろうか? 小林薫が客に深く関わるでもなく、かといって関わらないわけでもない絶妙の距離感を保つマスターにピッタリ。
 好きです。こういうドラマ。

「サザエさん」。ドラマもほのぼの

2009年11月28日 | 映画・ドラマ
 観月ありさが国民的アニメのフグ田サザエに扮した実写版。観月ありさも一時パッとしなくて、「ぼくんち」だっけ? 西原理恵子原作のひじょーに、イメージ脱却を計った役やったりもしたけど、まあ、おきゃんで、おちゃめな可愛い子ちゃんが定着したようだ。そんな意味で、ピッタリのサザエさん。
 マスオ(筒井道隆)、磯野波平(片岡鶴太郎)、フネ(竹下景子)、カツオ(荒井健太郎)、ワカメ(鍋本凪々美)、タラオ(庄司龍成)、波野ノリスケ(田中裕二、爆笑問題)、タイコ(白石美帆)、三河屋のサブロウ(勝俣州和)、電気店店員(オードリー)とほとんどこれだけの出演者で、「カラーテレビがやってきた!」、「磯野家大戦争!」、「磯野家にようこそ!」のオーソドックスなテーマを3本放送。
 出演者もおおかたアニメのイメージに近く、中でもサザエさんの観月とワカメを演じた子役とノリスケの田中が似てた! 竹下景子もまったりとしたフネを押さえながら演じてた。カツをキャラは、演じ易い典型的な子どもだから、そう難しくはなかっただろう。
 難を言えば、筒井道隆だよね。あの人って何時の時代の誰を演じてもあんな感じなんだけど、役者としてどうなのだろう? マスオさんも今イチ! 情けないところは似てたかもしれないけど?
 それと、タラちゃん。確かにあの子役の可愛いけれど、今風っぽ過ぎるのと、可愛い過ぎってところかな。もっと泥臭いこの方がイメージに合ったような…しかし、成長すると瑛太になっちゃうからあんなもんか(笑)。
 視聴率も良かったらしいし、続編出来るな! 恐るべしサザエさん人気。サザエさん自体が、観ていてホッとできるホームドラマだよね。
 アニメでは登場人物は年を取らないが時代はどんどん進んじゃってるけど、やはりサザエさんには昭和がよく似合う。このドラマのPRとして、放送当時のアニメが放送されたりしたが、あの頃はタラちゃんも子ども特有の奔放さで(我がまま)、いつの間にか、聞き分けのいい、いい子になっちゃうキャラチェンジしてた。


 


「笑っていいとも」で笑えるのか?

2009年11月26日 | 映画・ドラマ
 面白い?
 特に「テレフォン・ショッキング」。もはや、「友達の輪」じゃなくて、単なる番宣(番組宣伝)コーナー。歌出したり、映画取ったり、ドラマ始まったりのタレントが、そうそう都合良く出ては来ないでしょ! もういいよって感じ。「1/100アンケート」もねぇ…。だったらもっとトークをしたほうが…。タモリと客席の「そうですね」もあんだかねぇ。
 レギュラー陣も、んんん…。
 そう言えば、「テレフォン・ショッキング」最初の最初って、桜田淳子だったっけ? アグネス・チャンだったかな? 桜田淳子からアグネスか?
 今でも覚えてるのは初期も初期、多分、まだ本当に突然電話してた頃、遠藤周作が、「明日は、松坂慶子と飯食うから行けない」って断ってたこと。その頃は電話に出なかったり(まだ携帯もなかったからね)、断られたり、あったよね。
 今は、皆さん、電話を待ってるのがありありと分かる。
 電話をかけ間違って、繋がっちゃった素人さんが、しばらくゲストの前に「素人の輪」ってやってたこともあった。あのコーナー、相手が電話に出る限り続いてたので、終わったのが、電話したら出なかった時点。タモリの、「やっと終わった」って言葉が印象的だった。
 ざっと思い浮かべても、週十年も前のことを思い出せるのに、最近のことは全く記憶に無し。それくらい中身が薄くなったと言うことか?

「いのちの島」。観ることは観たけど…

2009年11月26日 | 映画・ドラマ
 別に観なくても良かったくらいな感想。
 永作博美、尾美としのり、今井雅之、岸本加世子らが出演。
 牛島泰一を演じてた、林剛史という俳優さんをずっと速水もこみちだと思っていて、なぜなら、聞きながらの斜め観だったため、終盤、急にもこみちが知らない人になってたんで、「あれ、いつ、どこで、キャスト入れ替わったんだ」。「もこみち、なんで降板したんだ」と思ってたら、最初から、もこみtじゃなかったんだねっ。
 もこみち探しのために、斜め観止めて、最初から観たけど、キャンプの辺りで、「お腹いっぱい」になっちゃいました。
 結婚目前で振られ、勤務先をリストラされ、先が見えなくなった主人公の神野めぐみ(永作博美)が、屋久島の通信制高校「そよかぜ学園」で、年に一度屋久島で9日間のスクーリングを受け持つことになる。
 スクーリングには、様々な理由で、学校に通えない幅広い年齢層の生徒5人が卒業への単位を取得しりために集まって来た。彼らの、心の闇と向かい合いながら、めぐみも一緒に成長して行くってお話。なんだけど…。これ実際にあるがtぅ効果否かは分からないが、社会に適応できない生徒を(更生させて行く)扱ったドラマっておおいから、今更って感じ。
 それに生徒一人一人の過去の追い方が中途半端。
 屋久島の雄大な自然は美しかったが、それだけって感じ。久し振りだなー。「観なくてもいいや」って感想のドラマ。

「オトコマエ! 2」思わず、三匹越えしそうな勢いだっ

2009年11月23日 | 映画・ドラマ
 北町奉行所の吟味方与力の藤堂逸馬(福士誠治)とその友人でもある評定所の吟味物調役武田信三郎(斎藤工)が維新直前の江戸で繰り広げる、人情的なお話。福士誠治ってお侍顔だし、ひょうひょうとしていていいぞっ。
 文句無しの面白さ。時代劇好きにはたまらない。とにかく楽しいので、1作目の「「オトコマエ!」も観るぞ。自分の中での時代劇ナンバーワンは、「三匹が斬る」シリーズなのだが、ひょっとしたら、これ三匹越えしそうな勢い。こういう軽いタッチの時代劇もいいもんだ。
 「親孝行プレイ」で初めて観て、「あれー、こんなイケメン俳優いたんだ」と思ってた斎藤工。「オトコマエ!」で発見。
 南町奉行の鳥居耀蔵(片岡鶴太郎)、北町奉行の遠山金四郎景元(柴田恭兵)など、脇は渋い役者が揃っている。さすがNHK。

「天知人」ついに最終回

2009年11月23日 | 映画・ドラマ
 「こういう終わり方か」ってなくらい大河ドラマは巧くまとめて来るよね。今回の「天知人」もお見事な結末。加藤清史郎人気に始まって、彼を一躍トップの子役に押し上げた奇縁酢べき作品でもある。これまで、こんなに人気を博した子役は居なかった。
 そして、あまりメジャーではなかった直江兼続も加藤清史郎同様、戦国のトップスターに躍り出た。
 戦国武将の中で、上杉景勝が一番好きな自分にとっては、嬉しい作品でもあった。演じた北村一輝もイメージにピッタリ。ピッタリと言えば、景虎の玉山鉄二も同様だ。
 妻夫木聡が直江兼続を演じるのは線が細いかな? と思ってもいたし、途中、中年稲荷切れていない感じがしたが、老域に入って妻夫木がグッと押さえた演技を魅せるようになった。直江さんっって本当は182cmくらいあった大男だったらしい。
 そして、最終回。これは冒頭に述べたとおりだが、洞窟で景勝と兼続の最後の見せ場で、妻夫木の顔が光に照らされてアップになるのだが、その顔が、なんと、なんと、父親役だった高嶋政伸に「そっくり」と思ったのは私だけだろうか?
 なにはともあれ、「天知人」。楽しめました。これにて、オンタイムで全部鑑賞した作品は「黄金の日々」、「篤姫」に続いて3作品となった。

 さて、次回からは年末特別の「坂の上の雲」。3年掛けて放送するってもが凄い。1年間、お話を覚えていなくちゃいけないものなのか? まさかね。1回(1年)だけでも十分理解できる内容に作ってあるのだろう。
 しかも主要キャストが阿部寛、本木雅弘、菅野美穂、香川照之ときたら、こりゃあ、もう観るしか無い。特に、香川照之出演作品で裏切られたことは無い。
 司馬遼太郎の長編小説「坂の上の雲」が、中国滞在中に読破しているので、どのような映像になるかが楽しみである。
 さらに来年度の大河ドラマ「龍馬伝」。こちらも香川照之が出演ときた。もう観るしか無い。だが、どうだろう? 龍馬。現在放送中の「仁」の内野聖陽が「もの凄く、龍馬」なんだもん。外見はイメージと違うが、中身が龍馬そのものって感じ。本人にお会いしたことは無いが(笑)。
 同じく大河ドラマ「新撰組」と「龍馬の妻とその夫と愛人」で龍馬を演じた江口洋介以上の龍馬は現れないと思っていたら、内野聖陽が現れた。このイメージを越えられるか? 福山雅治の龍馬が楽しみである。
 チームナックスも出るしね。

「ハッピーバースデー」こんな家族ありなの?

2009年11月22日 | 映画・ドラマ
 怖かった。これ完全に家庭内の「虐め」だよね。なぜか娘・あすか(大橋のぞみ)だけを愛せない母親・静代(木村佳乃)。これ、一種の虐待だ。
 自分勝手で、表面は取り繕う…こういう女よく居るよね。で、父親(勝村政信)はどうかと言えば、これまた完全にエリート意識の強い、自分以外に興味の無い人間。
 こんな親に育てられて、それでも妹をかばう兄(鈴木宗太郎)だけが救いだった。この子までが父母に影響されてああすかを虐めてたら、自殺コースだ。
 静代があすかを自分の父母(加賀まりこ、伊東四朗)に預けたと時はホッとした。そして、あすかから見て祖父と祖母は良識ある人なので、やtぅと穏やかに日々を送ることが出来た。が、子どもって特に母親に対して、無償の愛情を抱いているのだなーと悲しくなった。あれほど、「苛め」られても、母を慕う。
 最終的には、静代の抱える心のわだかまりが解消され、家族が変わって行くのだが、あすかって子は。物心付いた時からこんな環境で、両親から接してこられたんだろうか? そんな疑問が残った。
 さて、大橋のぞみ。正直、ポニョを歌tぅてテレビ出まくってた時は、あの引きつった様な作り笑いが嫌だった。だが、今回、特に声が出なくなってからのシーンはやはり可愛い。喋り出すと? なのだけど、難しい役を欲演じていたと思う。
 ほかに三國連太郎、田中裕二、星野真里が共演。星野真里は、木村佳乃の上司なのだが、どーっも木村佳乃の方が年上に見えてしまって…立場が今イチ。だが、星野真里ってやっぱ巧いね。田中裕二もいい演技してた。
 三國連太郎の役所が必要だったのか? という疑問は残るのだが(ただの近所のおじいさんではなく、もっと深く関わって来るとか、彼の過去とかを期待させる大物俳優なもんで)、全く、近所のおじいさんで終わってしまった。時間の関係か?
 急に、優しくなった父母に疑問を抱かない素直な娘さんでドラマは終了。
 泣けましたとも。


「恋のから騒ぎ ドラマスペシャル」。予想外の面白さ

2009年11月20日 | 映画・ドラマ
 「恋のから騒ぎ」自体が好きじゃなく、よって「おもしろそうかな?」と思いながらも観ていなかった。だって、「恋のから騒ぎ」って自意識過剰のバカ女の与太話じゃん。それがドラマになってるんでしょ?
 いい女優さんが出演してるんだけどね。
 が、いざ観たら、短編のせいもあって、また、惚れた腫れたの女臭い内容じゃなくて、爽やか系で結構楽しめた。「恋のから騒ぎ」の自意識過剰のバカ女の与太話をヒントに練り込まれた内容。
 過去3年分を一挙に鑑賞。それでも、一つ、一つが、作り込まれていて、アッと言う間。
 それにしても西川先生が「恋のから騒ぎ」出身だったとは知らなんだ。

~Love StoriesIV~ 07.11.30
ナマイキな女 出演:堀北真希、田中幸太朗(あり得ないおとぎ話になっちゃったけど、自意識過剰女の弱音が見えた)
声が震える女 出演:石原さとみ、塚本高史(石原さとみよくやった)
殺したい女 出演:水川あさみ、安田顕(水川あさみの言動が今イチ理解に苦しむが、こういのを小悪魔って言うのか? ラストの安田顕が感動的)
~Love StoriesV~ 08.10.10
金星から来た女 出演:相武紗季、眞木大輔(相武紗季って文句無しに可愛い。眞木大輔今イチ)
葬儀屋の女 出演:優香、金子賢(ゴールデンのホームドラマみたいだった)
電報を打つ女 出演:酒井若菜、要潤(戸田恵子さんがいい味出してます)
~Love StoriesVI~ 09.09.25
ライバルの女 出演:山田優、川村陽介(ここまでポジティブで挫折を挫折って感じないって素晴らしい)
教祖と呼ばれた女 出演:香椎由宇、中林大樹(香椎由宇の特殊メイクが話題になり、内心「良く演じるなー」と思ってたが、特殊メイクのシーンより、綺麗子ちゃんのシーンの方が多かった。そういうことか)
尽くす女 出演:谷村美月、渡辺大(こういう女いたら「うざい」。いい子なんだろうけど、友達にはなれないな。渡辺大ってもっとおさっんかと思ってたら若かったのでそれに驚いた)

「新美味しんぼ」観ました。第一作目

2009年11月19日 | 映画・ドラマ
 PART3を最初に観てたので、あらかた分かっていたが、第一作の方がエピソードが多く、展開も早く。かつ登場人物の個性が描かれていて面白かった。
 テーマが郷土料理や、鍋、蕎麦など庶民的な部分も味の予想がついて楽しめた。食べ物を扱った話しが嫌い人間なんかいないから、そこは得だよね。
 全体的に解説が多いのが気になるけど、そうでもしないと、料理や素材を説明し切れないのだろう。料理番組で、先生が説明しながら作るのと同じ原理か?
 谷啓、伊東四朗がいい味出してます。
 わたくしは、徳山秀典さんが出ているので観たのだが、「こういう役もやるんだなー」というのが最初の感雄。「またも、違った一面」を魅せてくれました。この人、本当に役の幅が広いと思う。役によって声まで違ってますからね。
 PART3能登気から気になったのだが、「究極のメニュー」の山岡士郎(松岡昌宏)と、実の父親だが深い確執を持つ「至高のメニュー」の海原雄山(松平健)との対決シーンで審査役でちょい顔を出して、感想を述べる、吊り眼鏡のおばちゃんは、和泉元彌のおっかさんなの? 結構本気で食べてるけど。

「父よ、あなたはえらかった~1969年のオヤジと僕」。ザックリとはいいけど…

2009年11月19日 | 映画・ドラマ
 大学を卒業したあとも定職につかず、プロの漫画家を目指して、日々実家の机でペンを走らせていた。小野寺家の二男・優(加藤成亮)。父・利一(西田敏行)や母・春美(泉ピン子)にも不満を抱え、ほとんど引き蘢り状態で孤立して いる。
 そんな中、利一が退職を勧告され、家族は新たな局面に立たされる。会社側は、優の就職を餌に退職を迫り、就職に関して、利一と対立した優は家を飛び出し、ビルの屋上から飛び降りようとする…その時…。
 気が付くと、若者たちと警官隊の一団に取り囲まれていた優。助けてくれたのは、若き日の利一(堤下敦)。連れて行かれた下宿先はラーメン屋の2階で、そこには若き日の春美(相武紗季)が…。
 父母に本心を告げられずに悩んでいた優だったが、自分と同年代の父母と共に、悩み、傷つき、励ましあいながら、親子そして家族の絆を取り戻して行く。
 西田敏行=堤下敦(インパルス)は妥当なキャスト。一方、泉ピン子=相武紗季。「これは無いだろう」と思っていたのだが、画面が、泉ピン子→相武紗季→泉ピン子と戻った時の、泉ピン子の顔が凄く可愛くて、相武紗季=泉ピン子が繋がった。
 主演の加藤成亮。KAT-TUNだったかNWESだったかも印象が薄いので(NEWSです)、ピンで役者やってる方がいい感じ。まだまだ、成長段階だけど、いい評定してるし、淡々とした若者を演じてる。生田斗真路線の方が、本人の良さが引き出せるんじゃないかいな。
 春美の憧れの人・上条靖春(忍成修吾・神田正輝)として、出演した神田正輝がおっさんになってたのにはビックリ。いつの間にこんなに歳を取ってたんだー。あんなに可愛らしかったのに。
 お話は、「バックトゥザヒューチャー」をいじくった感が否めないのと、タイムスリップする時に、現れた烏が、全くキーポイントでもなんでも無く、「だったらなぜ烏が必要だったのだ」という疑問と、元に戻るシーンが割愛されていて、どうやって戻ったのか? 戻り方が難しかったから、脚本家もしくは監督が敢てカットしたとしか思えない。
 だったら、何もタイムスリップ物にっしないで、父母のルーツをたどる旅で、その頃を知る人から彼らの青春時代の話しを聞いても良かったんじゃない?
 タイムスリップ物ではこのシーンが大切なのではないだろうか? 入れ替わりの「転校生」や「パパとムスメの7日間 」などでも、キーとして描かれているぞ。
 

「金田一少年の事件簿 吸血鬼伝説殺人事件」

2009年11月17日 | 映画・ドラマ
 いいじゃん。亀梨和也の金田一少年。堂本剛版しか観たこと無かったけど、堂本剛、松本潤に続いての三番手にも関わらず、前者のイメージに捕われること無く演じてた。
 また、幼なじみの美雪を上野樹里ってのが渋くていいねぇ。ともさかりえのあまったるい感じとは違って男前。剣持警部の加藤雅也ってのもピッタリ。
 「吸血鬼伝説殺人事件」はせつないお話ったが、このシリーズで本当はいい人だけど、止無泣き理由の犯人が最後は自殺しちゃうって展開が多いけど、今回はみんな助かって良かった良かった。
 シリージかされればいいのに。でも、随分前の作品だから、今度はジャニーズが力入れてる山田涼介か知念侑李あたりになっちゃうんだろうな!

「マイガール」まとめ観。

2009年11月16日 | 映画・ドラマ
 初回が「いまいち」だったので、観ていなかったが、ふと思いたち、第六話まで観た。初回よりはズッと話しが進んで面白かったが、みんながみんな穏やか過ぎてで…。
 特に、娘役のコハルちゃん(石井萌々果)が、「いい子過ぎる」。可愛いし、こういう聞き分けのいい子なら育てる方も楽だろうし、ドラマとしては十分成立しているが、折角、相葉雅紀と村上信五といったジャニーズお笑い班が出演しているのだから、やんちゃで聞かない子ども子どもしたガキ(コハルの友だちの坊主頭みたいな)を育てるハチャメチャなコメディが観たかった。ぴったりの山崎樹範や室井滋など、いい役者さんも出てるんだよ。
 押さえた演技で新境地開拓かも知れないけど?
 こういう役ならむしろ、大野智だったこも知れないしね。しかし後半、「相場ちゃん頑張れ」。
 第四回目で、村上信五のラストシーンで泣いてしまった(笑)。これ、ある意味、イメージ変更にはなってるってことだ。

「天知人」ラストワンになって。

2009年11月16日 | 映画・ドラマ
 いよいよ来週で最終回。「アッ」と言う間の1年だった。加藤清史郎君の可愛さが昨日のことのようだ。この加藤清史郎君、人気に応えて、後半も直江兼続(妻夫木聡)の息子役で出演してたけど、やはり与六の可愛さには及ばなかった。
 さてさて、直江兼続、そうとうの知将で人間も立派で、しかも当時182cmくらいの身長があったとされる、偉丈夫。正に非の打ち所の無い人物だったらしい。が、1年間の主役は厳しかった(ようだ)。
 これまで、彼が描かれなかったのは、「直江状」くらいしか史上に無かったからで、それをここまで良く掘り下げたとは思うが、今回の、大阪夏の陣はいただけない。
 「大河ドラマ」とは言え、飽くまでもフィクションだからそれでいのかも知れないが、ここまで史実を変えてまで主役を美化する必要があっただろうか?
 なんで、千姫を救出したのが直江兼続なんだー。あまりのことに唖然とした。しかも真田幸村からの知らせで…。「ありえねー」。
 上杉景勝の奥方・菊姫が景勝に側室を勧めたり、結核で死んだりは目をつむろう(景勝が側室を作り子どもが出来たことを憂いて自害)。
 「新選組」では、「近藤勇と維新の志士たちに交友関係があった訳が無い」とバッシングされたり、また、近藤勇を美化するために、近藤の行った悪い部分はドラマの内では土方歳三が受け持ったりもしていた。
 「黄金の日々」だってそうだ。石川五右衛門と豊臣秀吉が幼なじみなんだから。
 ある程度はドラマ性を考えて仕方なしとしても、千姫救出だけは…。こうでもしなければ、上杉軍が大坂の陣に絡んだって話しが作れなかったのかも知れないけれど。もはや話しも終盤、今更戦闘シーンで持たせる気も無かっただろうし。
 さて、最終回は、どのように話しをまとめてくるのか? 予告編では、隠居するらしいが、本当は、船さんは、兼続死後、後継者が無いため(息子も21歳で早生)、「高禄の直江家の知行を返上することで少しでも上杉家の財政を助けるため」録を返上するといった立派な裁断を下すんだよね。
 

「新・美味しんぼPART3」予想以上にコミックに似てた登場人物

2009年11月16日 | 映画・ドラマ
 前作の「新・美味しんぼ」観てないんだよね。どちらかと言えば第一作目を観たい。理由は、お分かりでしょう(笑)。
 始めて観て、当初、。山岡士郎(松岡昌宏)、栗田ゆう子(優香)、海原雄山(松平健)でしょ! 「ビミョー」と思っていたが、何と、「似てるね」。優香はともかく。
 しかし、松平健は、「暴れん坊将軍」が終わってから、どこを目指しているのだろう? 「マツケンサンバ」辺りから、バラエティのレギュラーやったり(ほとんどしゃべらなかったけど)、今はとうとう「レレレのおじさん」。だが、このレレレのおじさんが、ちっともレレレじゃなくて、「マツケン」なんだな。やるからには、徹してほしかったのだが(?)。
 だが、海原雄山で、以前の「マツケン」が戻ったように思えた。やはり、俳優さんは、枠を出過ぎないで欲しいな。
 今回は、「海原雄山VS究極七人のサムライ!」と題して、士郎率いる、社食チームが、海原雄山に挑む。
 解説は多いが、とにかく「美味そう」な画面に釘付け。
 まあ面白かった。
 これで三作目だから、松岡昌宏の代表作になるといいですね。