観るも八卦のバトルロイヤル

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「男装の麗人~川島芳子の生涯~」城北→真矢でいけたんじゃない

2008年12月08日 | 映画・ドラマ
 主演の川島芳子に黒木メイサと真矢みきのダブルキャスト。ほとんどは、黒木メイサが演じている。黒木メイサって、パーフェクトに綺麗なのに、男装をしたら、ちょっとした、「姿三四郎」で、これはいただけなかった。真矢みきと交代した途端、明らかな違いがあった。
 川島芳子が出演するドラマでいつも思うのだが、誰が演じても、自分を「僕」と言ったり、これがとてもいただけない。実際にそうだったのだろうが。
 李香蘭の堀北真希、婉容の星野真里はそれぞれに色を添えていた。
 ビックリしたのが、溥儀を演じた高嶋政伸の日本語のアクセント。実際に日本語が出来る中国人役者かと思えた。それと、芳子が自ら髪を切り落とすシーンの驚く家政婦役の人。このワンシーンだけで印象づけられた。
 惜しむらくは、真矢みきがラストを演じるなら、若かりし頃は、堀北真希の方が、顔が似ていたように思える。特に、男装メイクの目元。このバトンタッチの方が自然だったのではないだろうか?
 これは事実だから仕方ないが、親父がとろいよね。「戸籍送ってくれ」と言ってるのに、分けわかんない文書いてきたり、「妹の名前に改ざんして送れ」と言っても、まんまだし。川島浪速って頭悪かったっけ? 演じてたのが平幹二朗だから尚更、イライラして「駄目親父」に思えてしまった。それが彼の上手さでもあるのだが、この人が出てると、イヤーなことが起こりそうで…。


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