観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
※無断転載は一切禁止。

「徳川綱吉~イヌと呼ばれた男~」。創作忠臣蔵

2010年04月29日 | 映画・ドラマ
 2004年12月にフジテレビ系列で放送された時代劇ドラマで、前年の「太閤記 サルと呼ばれた男」に続き草彅剛が主演を務めている。
 徳川綱吉と言えば「生類哀れみの令」で悪名高き、五代将軍。時代劇にしても悪役として取り上げられ、決していい印象は無い。その人物を敢えて主演にしたのは、「太閤記 サルと呼ばれた男」が感触良かったので、二匹目の泥鰌を狙ったところ、動物に置き換えられる歴史上の人物がほかに思い当たらなかったからだろう。
 しかし、綱吉を取り上げていても、史実と反する部分がほとんどの創作時代劇となっている。
 まず、綱吉が領地の館林から初めて江戸に上がったとされる冒頭。綱吉は、江戸屋敷から出た事は無いとされている。
 側室の伝(酒井若菜)は登場するが、正室扱いで、本来の正室のは鷹司信子は登場しない。
 また、松子とか言う側室(深田恭子)が登場。綱吉に影響を与える最愛の側室になっている上、彼女を将軍自ら実家に送り届けるためにお供もつけずに1人で城下に下っちゃう。ありねぇー。
 だが、ここまでいっちゃうと、逆に面白い。
 いずれにしても草彅剛が演じると、いい人になっちゃうよね。設定も正義感溢れる、人物像に仕上げている。おかしなお触れも、慈悲深さからくるものになった。因に側用人の柳沢吉保(田辺誠一)もいい人で、敵役は、堀田正俊(西村雅彦)で、徳松を暗殺した犯人として稲葉正休(勝村政信)に殺されたことになっている。
 そして、元禄時代最大の事件は、あの、松の廊下の刃傷と赤穂浪士の討ち入り。こちらの配役は、浅野内匠頭(陣内孝則)、吉良上野介(竹中直人)、大石内蔵助(堤真一)、りく(大塚寧々)のそうそうたる顔ぶれ。でもなぜか皆さん同年代。大石内蔵助よりも浅野内匠頭の方が年上にになっちゃってるし。それに、確か、大石内蔵助は国家老だった筈だが、なぜか江戸に居る。家族まで。んー、時間の問題で、国元まで取り上げている余裕がなかったためか。まあ、面倒臭くなくていいか!
 綱吉と内蔵助は対面しちゃうし、なぜか綱吉だけ年取るのが早い。
 ただ、珍しく悲劇の浅野内匠頭に対して史上名うての悪役の吉良上野介の設定が、内匠頭は癇癪持ちで短期。上野介は嫌みで底意地が悪いと、双方の非を描いている部分には共感。
 しかも、内匠頭は勅使接待役を以前にも勤めていたにも関わらず、なんでまたこの時、知らない事ばかりだったのだろう? と不思議だったのだが、そこの部分にも触れているのは新しい。
 時代劇ファンとしては、「史実と違う」部分が気になって気になって仕方ないが、創作時代劇、なんちゃって綱吉だから、これでいいのだ。
 創作ながら、流れは面白いからいいのだ。年末痛快時代劇としてはかなり面白い。

「さまーず×さまーず」の女子アナのこと書いたけど

2010年04月28日 | 映画・ドラマ
 同局で放送中の深夜枠バラエティの出演者と女子アナが忘年会みたいなことやってる番組を偶然観た。そしたら、彼女たちってプロ意識が無いもしくは薄いんだと悟ったね。テレビに出て名前が売れて、浮かれている状態。そういう気分を引き締めて、教えてくれる先輩っていないのかね? それとも女子アナとして使い捨てで、アナウンサーに育てる気が無いのか?
 よって同局女子アナは誰でもあんなもんだ。

「嵐にしやがれ」。ネーミングのセンス悪すぎ

2010年04月28日 | 映画・ドラマ
 プロデューサのセンス? ディレクター? それとも構成か…。いずれにしても「嵐にしやがれ」って「かってにしやがれ」のパクリなのか、それとも語呂? 内容観ても、「嵐にしやがれ」の意味が分からない。
 局は違うが、「ひみつの嵐ちゃん」がそうだったように、つまんねータイトルだと視聴率にも関わるんじゃない? 「ひみつの嵐ちゃん」今はマネキン5とか、ダメ嵐といぅたコーナーが出来て面白くなったけど、最初はひどかった。「○○ちゃん」って呼び方に固執してメンバーを名字で「○○ちゃん」って呼ぶだけの安直さで、「嵐ちゃん」。「ひみつ」は知られていないことをメンバーがリポートして発表するのだが、ロケの時間がなかったのか面倒は嫌なのか、ロケはスタッフが行い、メンバーは台本を読むだけ。さすがにすぐに内容一新されたけど。
 また、それを繰り返すのかなー。
 予定調和一切なしがモットーで、台本も無く、MCの嵐がゲストも進行内容も知らされずに、即興で番組を作るって。作れる訳無いじゃん。そんな進行で数字採れる筈も無い。初回はくりいむしちゅーがゲストってことで、全てをリードしてくれたから番組が持ったものの、嵐だけじゃあ、大学生レベルのコンパみたいになっちゃうよ。MC無しはキツいんじゃないかな。
 嵐は好きで番組も良く観ているが、彼らの会話ってやっぱり学生のノリ。
 「VS嵐」なんて、コメントしゃなくて、私語交わしてるだけだし。桜井はMC的位置に立つ事が多く、進行をしているが、固いでしょ。二宮は天ガヤ。相葉は天然、松本は固い、大野は言うに及ばす。
 やはり彼らのキャラを生かせるMCが必要だと思うなー。といって、「嵐の宿題くん」みたいに小倉智昭は意味が無かったよね。
 それに、「しゃべくり007」と類似してると早くも言われているし。視聴者をなめてるのかい? 視聴者ってそれほどバカじゃないよ。
 制作側のマンネリズムと企画力の乏しさが、嵐に影響しちゃうんだから、早い時期での軌道修正を願います。

「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」。結構見応えあるね

2010年04月28日 | 映画・ドラマ
「チーム・バチスタの栄光」
映画/竹内結子、阿部寛、吉川晃司、池内博之、玉山鉄二、井川遥、田口浩正、田中直樹、佐野史郎
ドラマ/伊藤淳史、名取裕子、仲村トオル、伊原剛志、釈由美子、鶴見辰吾
「チーム・バチスタの栄光SPECIAL」
ドラマ/伊藤淳史、仲村トオル、要潤、鈴木砂羽、小林涼子、遠藤憲一
「ナイチンゲールの沈黙」
ドラマ/伊藤淳史、仲村トオル、中島健人、高田翔、山田優、袴田吉彦、小沢真珠
「ジェネラル・ルージュの凱旋」
映画/竹内結子、阿部寛、堺雅人、羽田美智子、山本太郎、高嶋政伸、尾美としのり
ドラマ/伊藤淳史、仲村トオル、西島秀俊、加藤あい、木下隆行、白石美帆、浅見れいな、戸次重幸

 現在放中のドラマ「ジェネラル・ルージュの凱旋」で6作目ということはかなりの人気シリーズのようだが、1本も観た事が無い。
 映画とドラマのキャストを見る限りは、映画は映画で連鎖しでドラマはドラマで連鎖しているようだ。「救命病棟24時」のようなものか?
 医師物と刑事物はやはり人気あるねぇ。
 しかし、「チーム・バチスタ」はそれだけではなさそう。何せ主演のコンビを地味ーっな伊藤淳史、仲村トオルが演じ、キャストに人気先行アイドルを一切起用しない徹底振り。これは、内容で勝負するといった制作側の意気込みの現れと受け止めていいだろう。伊藤淳史主演の思い切りにも賛同できる。
 今回は、「ジェネラル・ルージュの凱旋」なので、シリーズの主演は愛称・ジェネラル・ルージュの西島秀俊も演じているが、こちらも地味。
 従来の医師物では医師と患者、病院の派閥といったVSが題材となる事が多いが、バチスタは、厚生労働省大臣官房秘書課付技官が出て来たり、外科的要素だけでなく精神面が病状に大きく関与していたりと、ややこしくて小難しい部分もあるが、結構面白い。
 厚生労働省大臣官房秘書課付技官の一癖ある白鳥圭輔を映画では阿部寛、ドラマでは仲村トオルが演じているのも双方納得出来る配役。
 ドラマ2回目で明らかになったのだが、ジェネラル・ルージュ(西島秀俊)と白鳥(仲村トオル)は大学の同級生だったそうで、こんな難癖やろうが2人もいたクラスって嫌だなー(笑)。

「BALLAD 名もなき恋のうた」。しんちゃんが上品でした

2010年04月27日 | 映画・ドラマ
 アニメに忠実かつ戦闘シーンンがふんだんに盛り込まれていて、テンポが速い。主演の井尻又兵衛(草彅剛)の演技は素晴らしいし、大変興味深く面白く鑑賞した。
 アニメ観てたので、ストーリは分かっていたものの、「どうかハッピーエンドにしておくれ」と懇願したが叶わず、悲しい別れとなった。
 自分でも「なんで?」と不思議なのだが、大倉井高虎(大沢たかお)との闘いにしんちゃん一家が車で応援鋳掛け着けるシーン。土手の向こうから車が見えた瞬間に涙が出てしまった。よかった映画館じゃなくて。
 配役は廉姫(新垣結衣)、しんちゃんの母親の美佐子(夏川結衣)、父親は暁(筒井道隆)、真一には(武井証)始め、吹越満、斉藤由貴、小澤征悦、中村敦夫らが出演。
 しんちゃんファミリーは全員アニメよりも上品。しかし、筒井道隆って、覇気の無いのんびりとした人物がピッタリ。正にマスオさん(ドラマ「サザエさん」にて)ははまり役。この人、現代人でもお侍でも、兵隊さんでも、何でもこんな感じだけど、巧いのかな? 
 反して大沢たかおはかっこ良かった。顔だけ見ると別に並だけど、なんだかかっこいいから不思議。そういう意味ではイケ面が1人も出演していない個性派の技量が勝ったと言えるだろう。

「娼婦と淑女」。予想外の展開になリまして

2010年04月26日 | 映画・ドラマ
 いやー、意外だった。凛子に成り済ました紅子を終盤まで引っ張って、ラストで「実は…」だと思っていたのだが、こんなにもも早く入れ替わりをばらしちゃって、まだまだ先が長いのにどうするのだろう? そしたら何と、紅子の生い立ちが重要視されるようだ。
 「娼婦と淑女」ってタイトルは安直で(だって娼婦じゃねーし)いまいちだったが、ストーリーは練り込んでいる。で、安達祐実ってやはり、巧いね。二役で双方の声のトーンを変えて演じられる女優さんはいくらでもいると思うが、喜怒哀楽。特に大声で怒りを現すシーンでも、紅子なのに、凛子の声のトーンそのままで凛子の怒り方。表情の変化も。
 子爵家の割りに祖母の赤座美代子が下品過ぎるとか、紅子の父親がいらつく程バカだとか、同じ子爵家の産まれなのに、なぜに下男扱いの「兄さま」なのか、子爵家の跡取りが、なぜその兄さまと執事の二者択一で結婚しなくてはならないのか…といった話しはさて置いて、結構楽しみにしています。

「チャレンジド」。悲しかった

2010年04月26日 | 映画・ドラマ
 最後はハッピーエンドで万々歳だが、進行上のストーリーが悲しくて…。
 全盲となった教師を佐々木蔵之介が演じ、お決まりの同僚教師や生徒の反発。教育委員会と困難な教師復職への道を描いているのだが、この内容がリアルで確かにあるだろう事実なのも悲しい。
 何が嫌って、目が見えないことを知っていてわざとタイムカードを隠すシーン。こういう意地悪が一番嫌いだ。卑屈極まりない。面と向かっての言い合いや喧嘩はそうでもないのだが、自分はリスクを負わないで、人として一番やtぅてはいけない方法で人を苦しめる。こういう人って結構多いし、いじめもこの分類。
 いじめをするならタイマンを張れ! 気に入らない人がいるなら、同じ土俵で闘え! 自分がされて嫌な事を人にするな! 最近思うのだが、人に対して悪意を持って攻撃すると、その時は勝った! と思っていてもいつか、どこかで、誰かに陥れられる。必ずプラスマイナスはゼロになるのだ。
 でまた、佐々木蔵之介が巧いので本当にリアルだった。
 ほかに、富田靖子、村川絵梨、夏未エレナ、西郷輝彦が出演。


「モヤモヤさまぁ~ず」。さまーずはOKだけど…

2010年04月26日 | 映画・ドラマ
 「さまーず×さまーず」が面白くって(大昔に見た覚えがある。長いねぇ)、ならば「モヤモヤさまぁ~ず」も観ちゃおうってことで観たが、何だ! あの女子アナ。サマーズがしゃべった言葉を繰り返して言っているだけで、進行もコメントも出来ない。ただくっ付いて歩ってるバカじゃん。何かあったら奇声上げてるだけで素人と同じ。テレビ東京にもう少しましなアナウンサーっていないのか? 
 北海道放送の「「おにぎりあたためますか」が同じようなテイストでやっているので、佐藤麻美アナを見習った方がいいんじゃないの? 

「IRIS」。番宣にて、怖い宿「日本の恥」

2010年04月22日 | 映画・ドラマ
 「IRIS」のロケが行われ、ロケ隊が宿泊した秋田県のホテルだか旅館までもがファンの観光ルートになっているそうだ。しかもイ・ビョンホンが宿泊した部屋を、そのまま(後に客に宿泊させず)そのまま公開。さらにびっくりしたのが、彼が着用したバスローブを洗濯せずに公開。もっと驚いたのが、そのバスローブに顔を埋めるバカ女たち。
 これって何? この映像を観たイ・ビョンホンは立派だった。「香水をつけていい匂いをさせておけば良かった」と大人の発言。まあ、テレビではそう言うだろう。
 ねえ、韓国の一流スターとそのクルーが宿泊するくらいだから、地元ではトップの老舗でしょ? そこのおかみがこんなことを得意げにしてていいの? これ、イ・ビョンホン側の承諾得てるのだろうか。了承済みなら問題ないが、そうでないとしたら、訴えられても文句言えないよ。っていうか、訴えちゃえ!
 ホテルや旅館はプライベート空間を高いお金で売っているのではないですか? じゃなかったら、一泊何万円もする温泉旅館なんかに泊まるかよ。
 プライベートも含めて商品だから有名人は高額報酬を得ているのだが、それを考慮しても行き過ぎだ。ホテルや旅館って客の秘密を守る守秘義務がある筈。完全に個人情報の流出だ。
 観光業界で組合とかあるんでしょ。取り締れ。
 仮に、そのような規則が無いとしても、全く無防備に過ごしたプライベートをこんな風にされたら、自分だったらどうかってこと。衣類だよ、しかも下着に等しいバスローブ。見も知らない人がそれの匂いをかぐなんて悪趣味過ぎる。気持ち悪い。
 大物は詰まらない事にはこだわらないようなので、代わって言います。おかみさん、いくらこれまでど田舎の土地で育ったとはいえ、サービス業の基本ってものを本でも読んで勉強したら?
 とりあえず、私は、こんな怖い宿には泊まらないけど。盗撮と同じだ! 正に世界を又にかけた「日本の恥」。日本人って世界中どこにでもいるけど、どこ言っても恥の上塗りしえるもんね。
 まあ、「イ・ビョンホン三の許可を得ています」なんて言うのだろうが、VTRで観たイ・ビョンホンが、先ほどの発言してるからねぇ。初耳だったんでしょうねぇ。「次は母を連れてこの部屋に泊まりたい」と言ぅたとかで、「ほかのお客様を入れていません」って発言もプロじゃないよね。ど田舎で初めて観た有名人だおるがはしゃぎ過ぎだ。決められた宿泊費を支払えばどんな客も、客は客。なにも、イ・ビョンホンが「誰も泊めないで」って言った訳でもないのに。

「IRIS」。これは上半期のブーム間違い無し

2010年04月22日 | 映画・ドラマ
 何せ裏番組の「ザ・世界仰天ニュース」が好きなので、観る予定はなかったのだが、あんまり番宣しているので視聴。番宣って効果あるんだを身を以て知った。
 「本当にイケ面?」って不思議な韓流スターが多い中ではダントツで好きなイ・ビョンホン。「JSA」はかっこ良かった。話しも面白いし。韓国語版で英語字幕で観たにも関わらず、十分に理解出来たってのもポイント高い。
 ほかにも韓国での映画、ドラマを観たけど、香港俳優の梁朝偉(トニー・レオン)的で、どんな役もこなすし、お色気もやっちゃう。
 梁朝偉は、香港芸能界は、芝居も歌も、ダンスも(ダンスは着ている方が恥ずかしくなるくらいにリズム感が無い国民性だが踊る)何から何まで、一流の俳優(タレント)がやる。しかも、40代のおっさんになっても現役ばりばりで、ジャニーズJr.並みの衣装着せられてる中、頑として、役者一本の別格俳優。
 話しをイ・ビョンホンに戻すと、写真やトーク番組などでは猿入ってて決して「イケ面」は感じないのだが、映像になると俄然いいのだ。役者だねぇ。
 最近のスキャンダルをものともしない不動の存在感。実力あるからだろう。こんなとこも凄い。
 で「IRIS」。随分前からロケが行われた秋田県が話題になってるってのは知っていたが、ファン心理として行ってみたいってのも分かるけど、「あんたはキム・テヒじゃねーから」ってのを忘れずに(笑)。
 しかし、秋田県での甘ーいデートは、ぞくぞくしちゃうんだろうね。映像的にもかなりいいもの。しかし、「イ・ビョンホンとキム・テヒだから絵になるんだよ」ってのを忘れずに(笑)。
 ドラマ進行も巧い。事件は一話簡潔にしながら、キム・ヒョンジュン(イ・ビョンホン)のバックボーンを徐々に現して行く方式。次に繋げるラストへの持って行き方もお見事。
 これ一度観たら止められない受胎だ。
 イ・ビョンホンの鍛え上げられた肢体のサービスシーンも多いよね。おばはんたちには「たまんねー」と思う。韓流ブーム、まだまだ続きそうだ。実際韓流ブームには驚いている。あれだけ日本を熱くさせた香港明星(スター)が吹っ飛んだよね。顔だけじゃあ負けてないと思うけど、そうなると作品の差か? 香港って雑多作られすぎてるから。後は、フォンへの態度かもね? 観る限り、韓流スターって徹底したファンサービス振りだもん(本音かどうかは別として)。声かけて無視されるよりは手を振ってもらったりした方がいいに決まってる。そこいくと香港の方々、あんまり感じよくなかったよね。ある俳優さんなんか、堂々と、「日本人はデブだから嫌い」まで言っちゃってるしね。
 あー、大分話し逸れた。
 「IRIS」。吹き替えが今一。イ・ビョンホンを演じる藤原竜也は巧いとは思うけど、どーっしてもイ・ビョンホンが幼く、大学生くらいに見えちゃうんだよね。ただ、本当に吹き替え演技は巧いんだよ。ただ、イメージが違うっていうか、もっとワイルド系が良かったのでは? と思うだけ。小栗旬もイメージは重なるが声が弱いし…玉山鉄二はどうかな?
 相反してヒロインのキム・テヒがワイルド過ぎ、ハスキー過ぎだよね。誰かと思っていたら黒木メイサ。黒木メイサ自体も好きだし、演技も巧いけど、ここは石原さとみでしょう。雰囲気も似てるし。あっ、石原さとみも声は結構はハスキーか。
 関係ないけど、軍隊時代のチョン・ジュノ(城田優)が、サバンナの高橋に見えて仕方なかった。ムーディ勝山も頑張った。

「SMAP×SMAP本当にあった恋の話SP」。普通の人にもドラマってあるものですね

2010年04月21日 | 映画・ドラマ
 視聴者から寄せられた実話10作品をSMAPがドラマ化。短編なのでサラッと、そして落ちもあるので面白く鑑賞。恋のお相手には、加藤あい、佐田真由美、石原さとみ、山田優、北川景子、南明奈、相武紗季、水川あさみ、国仲涼子と旬の女優さんが(番宣も兼ねてる人もいたが)共演している。
 いやー、普通の人にもドラマってあるものですね。びっくりした。
 色々若手が出て来ているが、SMAPって巧いわ。個性もしっかりしてるし、誰を観ても演技に安定感があるもの。


「タンブリング」。 第1話、目指せ、超ヒットの野球超え

2010年04月18日 | 映画・ドラマ
 この手の学園物はコミックが当たってドラマ化されるものだが、どうやらドラマからコミック、原作本が出来たらしい。当たり前の事だが、昨今珍しくなっているパターン。と言う事は先入観無しに観る事が出来る。って、コミゥク読んだ事無いけど。
 廃部直前の弱小男子新体操部に不良が入部し(ここまでが第一話)、色々な葛藤の末、人間的に成長しながら、栄光を掴んでいくのだろう。ん? 何かに似てる? 「ルーキーズ」だっ。これ、かなり高確率で、「ルーキーズ」と「ウォーターボーイズ」と進行が同じとみた! 配役もいかにも真面目な熱いキャプテン・瀬戸康史ってのは賢そうで、小出恵介。不良で素行は悪いが情に熱い主演の山本裕典は市原隼人。三浦翔平に至っては五十嵐隼人だと思ってたくらい似てる。この人、「ごくせん」でほとんど映らなかったけど、「あれっ、可愛いのが居る」と観てた生徒役だったよね? さしずめ大東俊介は城田優的役回りか?
 役者の演技力と売りの吹き替え無しの新体操技術が見所になるだろう。
 以前も書いたが、主演の山本裕典になぜか注目してる。バラエティやトーク番組などでの素の顔は「今一」なのだが、ドラマではものすごくいい顔してるんだよね。大東俊介も、目元のはっきりした小栗旬くらいしか印象無いが、なぜか注目。
 目指せ、「ルーキーズ」超え。応援してます。
 

「怪物くん」。 第1話、意外にはまってる配役

2010年04月18日 | 映画・ドラマ
 「俺は怪物君だ(どん)。怪物ランドの王子だぜ(よ)。俺の指先一本で(一本で)、大怪獣(怪物)もやっつけらーれるぞー」。だったかな? うろ覚えなアニメの主題歌です。
 結構好きで観てたものだが、完全に記憶は薄れていた。今回のドラマで、まず思い出したのがフランケンの「ほげっ」だか「ほえっ」だか、「ああそうだ、この人台詞これだけなんだ」。で、不安だったチェ・ホンマンのフランケン、クリア。
 同じく、不安材料だった「~でがんす」の上島竜兵のオオカミ男が、結構はまっているって言うか、逆に、巧い。お笑いよりもずっといい。まあ、この人は安心してた八嶋智人のドラキュラも。
 子どもの筈の怪物ランドの王子を大野聡。30歳目前のひねた子どもだが、なぜか年齢不詳で王子に見えるから不思議だ(童顔だしね)。
 配役はバッチリ。今後内容はどうなるか分からないが、原画の印象に近いと思う。
 また、これも記憶が曖昧なのだが、怪物君ってこんなに我がままだった? 威張ってた印象はあったけど。後は、ヒロシって嘘ついだった? 未だ子どもの姉ちゃんと2人暮らしで死活比どうしてるんだ? 多分、原画もそうかも知れ無いが、こういう設定はあり得る話しにして欲しかった。ヒロシ役の濱田龍臣って、「龍馬伝」で福山の子ども時代を演じてた子だよね、確か。
 

「ロンドンハーツ」。悪趣味じゃない?

2010年04月17日 | 映画・ドラマ
 久し振りに観てびっくり。まだやってるの? マジックメール。芸人を騙してお姉ちゃんにお持ち帰りさせるまでの実態を盗み見するって内容。印象に残っているのは、ロンブー全盛期だからもう20年くらい前になるだろうか? 雨上がりの蛍原が「ホテッチ」だったか「ホトッチ」だったかで、「東京ラブストーリー」の「カンチ」になってお姉ちゃんに騙されて落とし穴に落とされるどっきり。
 今ではすっかりエスカレートしてメールのやりとりも公表され、お姉ちゃんとの接し方から騙される様子が全部放送されてる。未だに続いているっていうことはそれだけニーズもあって人気もあるのだろうが、もういい加減、うんざり。
 他人の恥部ってそんなに面白いのか?
 他にも、ガサ入れとか言う、素人カップルの浮気調査もあるが、これに応募(?)して、交際相手の素行を調べるやつって、「だから振られるんだよ」。ネクラなことするな。素人のバカップルがどうなろうと知ったこっちゃないと思うんだけど…。世の中って覗き見根性の詰まらない人間が多いなー。
 格付けってのも、まあ、こちらはプロの方が納得づくで出演しているのだからそれでいいのだろうし、どこまで本気で本音で本当か分からない部分もあるが、公共の電波使ってのいがみ合いをお茶の間で観て、鬱憤を晴らしている人って、陰険じゃないの?
 他の番組でだが、2人のタレントをどっちが嫌かみたいな街頭アンケートで闘わせる企画もあるが、このインタビューに答える素人さんたちがタレントの名前を呼び捨てにしてるのがとっても耳障り。で、よく知りもしないのに、分かった風な意見言っちゃって。
 不愉快なので、たまたま、(テレビが)ついていたって時にチラ観しただけだけど。
 こんな思いを抱くってことは自分が年を取ったからでしょう。若いって残酷だから。

「man-hole マンホール」。癒し系(?)映画か

2010年04月17日 | 映画・ドラマ
 大雑把に説明すると札幌を舞台に、家庭に問題を抱える女子高生・鈴木希(三輪明日美)と仕事に行き詰まった交通巡査・小林正義(安田顕)が、女子高生達の間で夢が叶うと噂になっているマンホールを探しに行く…。話てっきりマンホール探検のちょっとしたアドベンチャーかと思っていたら、いつまで経ってもマンホールなんか出ちゃこない。
 実際にありがちな、高校生の子どもの親への反発や家庭内の問題、社会人が抱える複雑な思いなどを現し、ある出会いやきっかけで人が前向きな心を持つまでを描いている。
 一見地味な設定だが、安田顕、北村一輝がいい味出しているので、だれる事無く鑑賞出来る。
 コメディタッチ、ハイテンションな役の多い安田顕と大泉洋が押さえた演技でまた違った面を魅せている。大泉洋などは、実際はこんな感じなんじゃない? みたいにナチュラルな青年像。
 冒頭のカットでの若干したからの安田顕がかなりハンサムなのは安田を知り尽くした監督・鈴井貴之だからこそ狙えたカットか?
 どの番組を観ても思うのだが、この鈴井貴之の音楽のチョイスって巧い。今回も主題曲のカーネーション「Garden City Life」(直枝政広)が素朴ないい効果になっている。
 出演は、ほかに、中本賢、本田博太郎、金久美子、きたろう、小池栄子、小野寺昭、高瀬春奈など。因に冒頭のスリは、音尾琢磨らしい。 
 疲れた時や、リラックス・タイムに気負い無く、何気なく観たい映画だ。