観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
※無断転載は一切禁止。

「カメレオン」。満腹なんだけれど

2011年05月31日 | 映画・ドラマ
 珍しく、水川あさみが耳障りに「ぎゃーぎゃー」騒いでいなかった。でも、この人、かなり評価高いみたいだけれど、本当に巧いのだろうか?
 どこが評価されているのだろう。わたしの目が曇っているのか。不思議だ。
 若き詐欺師のお話。お決まりのように危ないことに顔を突っ込んで命を狙われ、主人公の藤原竜也とそのちょっといい感じの女の子の水川だけが生き残るってな感じ。
 で、引かれ合ってるけど、素直になれないみたいなね。で、死んじゃうの? 
 続編作る前提の終わり方だけどヒットしなかったから続編なくてもいいやみたいなことになったか? いずれにしても仮に続編できても、「観なくてもいいや。お腹いっぱいです」。
 カツ丼を頼んだら、そこが長野県だったものだから、ソースカツ丼が出てきて、体全体が甘辛い醤油味のとろっとした卵とじを想定していたもので、気落ちして、食べ終わった後、また違う店で味噌ラーメンを食べ直そうと思っている状態。解る?


人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

「水曜どうでしょう 2011年最新作 原付日本列島制覇」。やはり面白かった

2011年05月19日 | 映画・ドラマ
 「水曜どうでしょう」4年振りの新作は、カブで「原付日本列島制覇」。銀座から高知桂浜までの旅でした。「いやー、面白かった」。この3カ月はまった。
 大泉洋ってやはり、会話がしゃれてるよな。もっともっと「どうでしょう」をやって欲しいけれど、スケジュールとか色々あるのでしょう。
 オープニングとサビの音楽もいいし、とにかく「どうでしょう」はテレビ界を塗り替える逸品。残念だったのは安田顕さんが出演していなかったこと。
 ナックスの皆さん今や売れっ子で東京が拠点っぽいから仕方ないのでしょうが、昔のちょいマイナー臭い皆さんの「どうでしょう」や「ハナタレ」が懐かしいです。
 あーあ、「どうでしょう」終わっちゃって、どうしようかな!





人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

「うそうそ」。これってあり?

2011年05月14日 | 映画・ドラマ
 「しゃばけ」、「うそうそ」。なんで二本で終わってしまったのだろう。まだまだ観たかった。
 原作を読んでいると登場人物もぴたりとはまる。
 さて本題。「うそうそ」の最後のシーンでこんな場面を見付けたのだが、これは撮影所で見学していた一般人では?
 何度もリプレイしたのだけれど、そうとしか思えない。ただ水夫といった設定のエキストラにしても雑だよね。
 「しゃばけ」シリーズの再度映像化を願います。




人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

「ゲゲゲの女房」。映画ではこうなった。

2011年05月07日 | 映画・ドラマ
 映画では、吹石一恵と宮藤官九郎が演じた水木夫妻。セットもリアルだし、奥さんの怒りっぷりもリアル。時折見せる妖怪の登場シーンも自然でいい出来だと上から目線で思うのだけれど、ドラマのほのぼのさが無かったのが残念。片やNHKの朝の連ドラでお茶の間に愛される作品。そしてこなた、映画で真実みを追求と路線が違うのは解っているが、やはりほのぼのとして可愛らしかったドラマの方が好きだ。
 主演の松下奈緒、吹石一恵共に素敵な女優さんだが、爽やかさで向井理に分があったか?


人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

「水戸黄門」。今更ながらですが。

2011年05月06日 | 映画・ドラマ
 このところ再々再々…放送中の「水戸黄門」。東野英治郎さん主演の初代黄門様だ。観始めて今更ながら、「面白い」。単純明快なストーリとアップテンポで事件が起きて解決しちゃう敏速さ。何も考えずに楽しめる痛快娯楽時代劇。こんなに長きに渡って愛され続ける訳が今更ながら分かったってところ。
 もしかしたら自分が年を取ったからかも知れないがね。
 シリーズの中でも一番好きな黄門様は東野英治郎さん。これは小さい時から変わらない。
 本当に小さい頃、格さんにやられる方は素手だから助かっていいなと真剣に思ってた時期があって、後に助さんは剣の達人、格さんは柔道の達人って設定だと知った。そしてまたしばらくして、助さんは刀を逆にして峰打ちにしてることも知った次第。
 こういうほのぼのとして時代劇もいいものですね。


人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

「雷桜」。側室にすればなんら問題無しなのだけれど。

2011年05月06日 | 映画・ドラマ
 ううん…。時代劇仕立てにする必要性が全く感じられないのだが。御曹司と田舎娘の恋愛ではいけなかった意味が伝わらない。こんな恋愛ドラマだったとは…。まあ、時代劇だとしても側室にすりゃあなんら問題ないし、第一、いかれてた殿様が急にシャキッとしちゃうあたりで、前半の苦悩の意味もなくなっちゃうし。
 タイトルだけ見て、「山桜」や「花のあと」なんかを想像してたのでがっかりだった。
 だいたい、なんでたかが庄屋の娘を藩命で誘拐して殺すのかからして解らない。小せえ藩だなっ。
 それも、藩主の御烙印で、お世継ぎ争いが絡むくらいの設定だったらまだ解るし、庄屋には立派な跡継ぎと二男までいるにも関わらず産まれたての女の子だ。
 そして、次に、その子を殺せず山奥でひっそりと暮らしてたもと藩士が、これまたなぜか、一橋の殿様を暗殺しようとする意図が見えない。だってそうでしょう。もう武士でもないし、一橋の殿様を殺す理由ってなにさ?
 最後に蒼井優が大名行列に乗り込むシーンなんか、なんだかな…と呆然としちゃった。幾ら何でもあんな物わかりの悪い女いないでしょう。普通はね。
 岡田将生の若殿様ぶりは似合ってるね。いかにもいいとこの坊ちゃん的で。蒼井優も癖のない透明感って言うのでしょうかね。映画界のお好きな言葉で表現したら。これも可愛らしくて良かった。小出恵介もお侍似合ってるしね。
 何でも、「サムライ・シネマキャンペーン」と題し、「十三人の刺客」、「桜田門外ノ変」、「武士の家計簿」、「最後の忠臣蔵」と、2010年公開の時代劇映画5作共同のキャンペーンが行われたらしいが、それは違うよ。「十三人の刺客」、「桜田門外ノ変」しかまだ観ていないが、テーマが違いすぎる。赤穂浪士だって、維新の志士だって、こんなお子ちゃまのドタバタ恋愛と一緒にされたら怒っちゃいますよ。
 




人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

「新選組血風録」。はまった。

2011年05月05日 | 映画・ドラマ
 久し振りに、「本物の時代劇」を、観た。殺陣と所作がお侍だ。第二話だったか、切腹シーンもあそこまで完璧に所作をしたドラマは最近では珍しい。
 芹沢鴨暗殺に走る新選組も、走り方がお侍走り。第五話は新選組最大の見せ場の池田屋だが、沖田総司の立ち回りがいい。舞台的ではあるが、この子巧いぞ。誰だ。辻本祐樹って俳優さんだった。
 男優さんは刀振り回したり難しくて大変だろうがかなりいい。近藤勇や永倉新八を演じている役者さんの殺陣ははちと痛いが。
 このドラマ、殺陣師と時代考証の所作指導がかなり本格的だ。大河ドラマの「新撰組」で。お侍の所作ができていたのは山南敬助を演じた堺雅人と、新見錦の相島一之だけだったが、「新選組血風録」では皆さん本格的。これはもうマニアックにスタッフの勝利だろうが、こういった本物をゴールデンタイムの地上波に乗せられない今のTV界に不満たらたら。
 名の通った視聴率の取れる俳優さんがやはりゴールデンには必要だろうが、時代劇ファンは本物を観たいのだ。そういった憤懣を満たしてくれた本物の時代劇だ。
 はまった。
 主演の土方歳三は色男なので誰が演じてもそれなりに形にはなるが、永井大も頑張っているぞっ。これがゴールデンでの一般放送なら、土方=山本耕史を払拭できる。
 とにかく、辻本祐樹いい。そして、このドラマりかなり、響いている。


人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ


「ANOTHER GANTZ 」。大変、面白いお手前でした。

2011年05月01日 | 映画・ドラマ
 これは面白かった。二宮和也と松山ケンイチがどう考えても逆の設定だろうという役を演じていて。原作もアニメも何も知らなかったのだが、敵がギャグだったりする割には、大真面目な戦闘シーンも面白い。
 何よりも、あんなピチピチスーツを着られるプロポーションが羨ましいったらありゃしない。
 腹が出てたり、足が短かったり、尻が足れてたりなんてないもの。特にあの、「アイリス」の北朝鮮スパイのショートカットの女の子を意識したような女の子の細いこと。
 何だか、スーツの仕組みや、「GANTZ 」の仕組み、そして、時として現れる謎の男や毎度話題作には顔を出す、山田孝之画何者だ。
 とかこれは劇場で観れば分かるんでしょ!
 「仁」第一作みたいに、「謎が分かる分かる」と煽っておいて全く解決てなくての肩すかしではないですよね。

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」 自伝作品としてではなく

2011年05月01日 | 映画・ドラマ
 正確には西原理恵子の夫で戦場カメラマンだった鴨志田穣氏の遺作の映画化。晩年アルコール中毒との戦いと家族の絆を描いている。
 もちろん、原作も読んだ。西原作品と鴨志田作品もほとんど読んでおり、かなりのマニアでもある。西原とのコンビで手がけた、「煮え煮えアジアパー伝」シリーズや、「鳥頭」シリーズなど傑作である。西原の「恨みしゅらん」も大好きだ。
 だが、西原作品は映像化されると、全くの面白みがなのはなぜだろうか? このところでは、「パーマネント野ばら」、「崖っぷちのエリー」。最後まで視聴できなかった。
 思うに、西原、鴨志田両氏の魅力は、言葉の言い回しの面白さにあるのだ。それが映像化されて、綺麗な役者さんが当たり前に演技していても、面白さの神髄が伝わってこない。
 やはり活字と原画に限る、数少ない作家ではないだろうか。
 この「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」 は、鴨志田氏が大真面目に書いている作品なので、原作に限りなく近かったが、それでも浅野忠則と永作博美では、全く別の夫婦の物語として視聴した。
 

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ