観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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更新できず申し訳ありません

2011年03月29日 | 映画・ドラマ
 このところ、ほとんどTV、DVD観ておりません。

 幕末にタイムスリップした三人の男女。一人は歴史に身を投じ、一人は歴史を変えようと、一人は歴史からの脱出を、それぞれに思いは違えど、渦に飲み込まれ…。
 時代を彩るのは、新選組と会津藩、そして薩長、土佐の偉人も加わって。
 実存する人物と史実の中で現代人が翻弄されます。
 大河小説はいかがですか?

http://blog.goo.ne.jp/shortstory_001

「黄昏流星群 ~C-46星雲~」。人生の麓が見ててきた時人は…。

2011年03月08日 | 映画・ドラマ
 青春時代を終えた時、そこには何が残っているのかを問い掛ける。
 50代半ばにしてリストラされ、再就職した主人公飛鳥健太(中村雅俊)は、妻から離婚を専攻される。人生の下り坂で大きな物を失ってもそれでも生きて行かなくてはならない。劇中同様の台詞もある。
 青春を懐古したり、サラッとストーリは進んでいるように思われるが、エピソードのひとつひとつが実に深いのだ。誰もが一度は通らなくてはいけない人生の世代交代との葛藤。
 人は山頂が見えるまでは必須に登るが、下り坂には入り、麓が見えてきた時、何を思うのか、そして何が残っているのだろうか。特に、この年代に人にはジーンとくる作品だろう。

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「赤い指」。人間の弱さと浅はかさ。

2011年03月04日 | 映画・ドラマ
 「東野圭吾ミステリー 新春ドラマ特別企画 赤い指~「新参者」加賀恭一郎再」。長いですね、最近のタイトル。もうほとんどあらすじに近い。
 冒頭のシーンでは全く分からなかったが、刑事が登場する頃になってようやく 阿部寛と溝端淳平。ようやく「新参者」のスペシャルと分かった。因に「新参者」自体は観ていない。
 これは、東野圭吾のストーリーが面白い。事件と家族の在り方、特に親子の関係。善と悪。込められている内容が豊富なところに、常識もあり、判断力もある普通の夫が、家族に翻弄されておかしくなっていく様子。人間の弱さを杉本哲太。現在ありがちな馬鹿親を西田尚美がいい味出してます。
 溝端淳平の演技って初めてみたような気がするが、実年齢より大人びて見えるのと、癖の無いNHK好みの役者だと思う、向井理みたいに早くNHKと出会って欲しい。
 年も取ったし、出番も少なく、重要な場面への絡みは無かったが、やはり山崎力は存在感のある役者だ。