観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
※無断転載は一切禁止。

「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」花田一家と言ったら私は…

2007年08月20日 | 映画・ドラマ
 花田一家と言ったら私は…かの有名な、「日本一の家族」から「不倫」「地に落ちた遺産争い」の日本の国技一家を思い浮かべたのだけれど…。
 小さな港町で評判のわんぱく少年・花田一路(須賀健太)は、トラックと衝突する大事故に遭い、九死に一生を得たが、以来幽霊が見える不思議な能力を得る。
 その後、一路のもとにはさまざまな幽霊が出現して願い事や相談を持ちかける。そしてなんと、自分が本当の父親だと名乗る見知らぬ男の幽霊(北村一輝)まで現れ…。
 幽霊たちの力を借りて真実を探るうちに、一路はそれまでは意識しなかった家族の絆や、幽霊たち、生きている人たちの優しい思いに気づいていく……。
 須賀健太がドタマ剃り上げて頑張った。一時は子役のまま消えるか? と思われたが、うむ。いけそうだ。
 母親役の篠原涼子、父親役の西村雅彦、悪霊の沢井真彦(北村一輝)ほか、杉本哲太、もたいまさこなどみないい味出してます。
 ほのぼのとした昭和の家庭もいい。
 最近、この時代を舞台にした映画が増えてるけど、これは「三丁目の夕日」の影響かな? それとも、荒廃した現在が懐かしむべき、古き良き時代は30年代ってことなのか? 
 しかし、夜中にトイレから出て来る女子高生の幽霊って一体…。なぜに幽霊はトイレが好きなのか? トイレに住んじゃってる方までいるくらいなんだけど…そこを究明してほしい。

「孤独の賭け 愛しき人よ」。どうでもいいです

2007年08月20日 | 映画・ドラマ
 「つまんない」。
 千種梯二郎(伊藤英明)、こんなジゴロみたいな役似合わない。完全なるキャスティングミスにもってきて、ロン毛似合わねぇー。
 名を知らぬ者のない若手豪腕経営者、千種インターナショナル社長・千種梯二郎 (伊藤英明) というのが役所。一軒の小さなバー経営から身を興こし、わずか数年の間で現在の地位を築いたカリスマ。
 不幸と貧乏のどん底から這い上がり、地位・財産・名誉・女と望むすべてを手に入れたのだが…。まあ、とかく世間はそんなに甘くない。
 こんな役、絶対、伊藤英明じゃないよな。
 やっぱりさ、爽やか好青年だよね彼は。
 それにしてもこの千種梯二郎って、なんで毎晩セックスしなきゃいられないの?のこのこ女の家までいっちゃったりして。
 青田典子の家なんか「なぜに部屋の中に金網がある。金網デスマッチか? お前は国際プロレスか?」。
 そんでヒロインの乾百子(長谷川京子)って、何さこれ。大根女優もいいとこ。名前は知ってたけど、それほどきれいでもないし。これは髪型のせいか?
 で、またも出てます、錦糸町のチイママ・井川遥。そしてどこから見ても立派なお水・青田典子。そしてこじれた恋愛の影にこの人ありの高岡早紀。古手川祐子だってまだまだ…。
 どうでもいいけど、この主演は、柏原崇だったら良かったかも?



「ホテリアー」って、ホテルのリア王ですか?

2007年08月20日 | 映画・ドラマ
 豪華ホテルをめぐる嫉妬・裏切り・そして愛 。韓国で高視聴率を記録した大ヒットドラマ「ホテリアー」を、日本の豪華キャストでリメークした話題のドラマだったらしいけど、画面「飛んで飛んで飛んで飛んで割れて止まるぅぅ」ってな。お馴染みバッタもん。
 さも、「俺様主役」ってな感じのペ・ヨンジュン。「お前は一体いつ、何処に出てたんだ」。視聴率稼ぎも甚だしいキャスティングだ。まあ、私としては、ちょっとしたハリー・ポッターなんかどうでもいいけど。
 ペ・ヨンジュンを無理やり出すために、 田辺誠一が韓国の「ロッテホテル」で働いてたという設定にしたんだろうけど。そんな人を捜しに一従業員の上戸彩が韓国まで行っちゃうんだから、これまた凄い。
 ホテルを巡る話しなら、高島弟の方が面白かったし、「豪華ホテルをめぐる嫉妬・裏切り・そして愛」ってのがまた韓国的。
 ホテルを巡る嫉妬っていったい…。
 出演は、甲本雅裕、大杉漣 、竹中直人、及川光博、笛木優子、 小田茜、サエコ 東幹久 片平なぎさ。まあ、それなりにそれなりの配役って感じだけど。国民的美少女の小田茜が見る影も無く、しなびたおばちゃん(まだお姉ちゃんか)になってるのにはびっくりした。髪型もなぜか「パーマネント」的古めかしさだし。
 ちょっと前なら彼女がヒロインだっただろうに、幼少のみぎりお人形さん的可愛らしさを誇る人って、老けるのが早い!
 そういった面では、片平なぎさは頑張ってる。
 デビューした時より、いつしか歳が2つも上になってるのに(芸能界は一定の年に歳を2つ取ったりできるらしい)、瞳キラキラのお人形さんだったのに、まだまだ現役。
 それと分からないのが、及川光博。どうしてこの人、二枚目いい男役多いんだろうか? 「王子」とか言わせてたりもしたけど、客観的に見たら、肌が荒れてるのをファンデーション圧塗りで隠した、オカマ崩れなんだけどなー。
 このドラマでなんか、及川光博ってば、上戸彩と恋仲になっちゃうんだよ。上戸彩だよっ。田辺誠一だって上戸彩を好きなんだって。
 笑っちゃうのが、種違いの兄妹だと分かって、一度は別離を考えるも、実は思い違いで(というのも母の再婚相手との子ではなく、妹は貰いっこだった)というオチ。これが古いってんだよ。韓国まだまだこんなんで泣けるのか?
 上戸彩、可愛いから理解できるけど、上戸彩よ。いつの間にこんなおっさんを相手にする女優になっちゃったんだー。
 誰だか分からないのだが、竹中直人の娘役やった女優。「こいつ古い」。甘えたようなしゃべり方も何もかも。職場にこいついたら、声聞くだけでムカつきそうだ。

「忠臣蔵」あーっバッタモンが…

2007年08月13日 | 映画・ドラマ
 何事も無く観終えた第一枚目。浅野内匠頭(沢村一樹)が切腹して、嫌が上にも気分は大盛り上がり。涙ぽろぽろでなりふり構わず第二枚目。ガガガガの大音響と共にビデオが割れまくり。第三枚目~最終話すべてシュールな画面で終了。
 肩が床まで落ちちゃった。
 翌日再挑戦。なんとか五枚目と最終話だけは観ることが出来た。まあ、浅野内匠頭の刃傷と討ち入りが見られればそれで「忠臣蔵」ではあるが。
 これまで一体何人の俳優さんが演じてきたか…しかし、松平健の大石内蔵助は圧勝だった。風格、気品、勝る者無し。
 でもね、内蔵助さん。討ち入りの時は束髪でなければ兜はかぶれなかったのでは? それと、大高源五(石丸健二郎)が宝井其角(高橋長英)に道ばたで羽織をもらうシーンがあるが、宝井其角よ、いつどこに隠しもってたんだ。包み一つ持ってなかったじゃん。
 それとまあ、これは史実ではないだろうが、討ち入りに参加しなかった人たちの苦悩。小山田庄左衛門(高知東生)は恋仲のお島(美保純)に刺し殺されるのだが、このシーン雪の中で美男美女が心中してっていい。またお島の着物が艶やかでなかなかいい場面が、一言申す。
 だから、氏素性の卑しい者は駄目なんだ。これが武家の女だったら、「ごぶんをお祈りします」って見送った後自害。これが日本人だー。
 現に矢頭右衛門七(冨田翔)の母親のなみ(萬田久子)はそうだった。
 そしてそしてまたもいいとこえを矢沢心が持って行った。出番は少ないが、「これぞ」のシーンを押さえ存在感を示した。(観てのお楽しみ)
 そんな訳で、最初と最後だけなので、藤田まこと、江守徹、池上季実子、石立鉄男などの脇を固めた役者なんか観てやしない。
 赤穂浪士は、堀部安兵衛(宇梶剛士)がやはり見せ場。そして赤埴源蔵(永島敏行)あたりがどの赤穂浪士でも見せ場を作るが、今回私は片岡源五右衛門の羽場裕一と岡野金右衛門の要潤を買いたい。
 敵役の吉良上野介(伊東四郎)も小憎らしいばかりの演技でとても「にん」なんて言ってた人には思えなかった。
 が、一国一城の主を庭先で、しかもその本懐遂げた忠義の武士をも庭先で腹を斬らせるとは…。浅野内匠頭の心中察するに余りある。
 遅くなったが浅野内匠頭(沢村一樹)。この人時代劇やらせるとはまる。
 ラストでは斬られ役ナンバーワンの副チャンが見せてくれます、東映の大立ち回り。
 最後になぜ「忠臣蔵」と言うか? これは「忠義の内蔵助」という意味です。
 いやー、やはり「忠臣蔵」と「白虎隊」は日本人の心だねぇ。
 因に本所松坂町の吉良邸跡は、いまや一坪ほど。討ち入りの頃はあの辺り一帯が吉良さんの屋敷だったのだろうが、平成の今、二つも相撲部屋があって、吉良さんの家の塀の脇ででぶが水遊びなんかしてやがる。平和になったなー。


「蒼き狼 地果て海尽きるまで」

2007年08月12日 | 映画・ドラマ
 何を思ったのか、モンゴルの英雄チンギス・ハーンを日本映画で取り上げた。だったら、ほかにも取り上げる戦国大名とかも居るだろうがと思わんでも無いが、モンゴルの大草原ってのがミソなんだろう。
 チンギス・ハーンことテムジンを演じたのは反町隆史。この人どうなっちゃうだろうと思ってた「ビーチボーイズ」「GTO」から脱皮したものだ。今や反町隆史を感じる前に作品にのめり込めるのだからいい役者と言えるだろう。
 菊川怜、袴田吉彦らも出演していたが、なんと言ってもテムジンの母親役の若村麻由美の一人勝ち。十代からお婆ちゃんまで不自然無く演じ、かつ重要な役目で、ほかの俳優を圧倒。
 話し長いし、壮大なモンゴルを表現することに力入った感は否めないが、チンギス・ハーンを知る上ではよくできていた話だと思う。
 そのくらいしか感想ないです。
 モンゴル女性ってなんでほかの男の子を身ごもっちゃうんでしょうか?
 

不思議な空気の「風林火山」前編

2007年08月10日 | 映画・ドラマ
 凄いでしょ。海外に居ながらにして、もう今年の大河ドラマが観れちゃうんだから。本当は7月にはすでに入手していたのだが、なかなか進まなかった。
 山本勘助(内野聖陽)には興味があったし、小山田信有(田辺誠一)、真田幸隆(佐々木蔵之介)、今川義元(谷原章介)と好きな俳優も出演してる。
 なのに第一話で、「なんだかな」って感じ。山本勘助はどんどんよれよれになっていっちゃうし、四十代になってから歴史の表舞台に立った訳で、それまではまあ、空想的な部分も多いのだろうし、山本勘助自体で一年っていうのも苦しいだろうから、話が稚拙な感じ。
 そこに持って来て武田信玄(市川亀治郎)。この人「徳川葵三代」で家光演じた人の息子だよね。親父そっくりで、演技上手いんだろうけど、この人が登場すると、場面全体の空気が変わる。
 やはり三代目市川猿之助(伯父)、四代目市川段四郎(父)だった。どっちが家光かは不明だが(だってこういう人って名前が変わるんだもん)一族の血だ。
 まあ、一人の役者が空気を変えてしまうのはある意味凄いことなのかも知れないけど、「空気読めよ」と言えなくもない。
 それと主演の内野聖陽がいい男すぎるのかな? それともこの人(初めて観るんだけど)舞台の人だからか? 何かが違う気がする。
 大井夫人(風吹ジュン)、寿桂尼(藤村志保)に大分助けられてる勘の否めない男性俳優陣。むむむ。後は小便臭い小娘が晴れ着着て頑張ってるって感じだし。
 おっちゃん俳優もいまいち、持ち味出し切れてないみたいな…。
 やはり大河には西田利之、津川雅彦起用が最善のような気が…。
 これで上杉謙信(Gackt)が登場しちゃったらどうなっちゃうんだろう。「風林火山」はどこまでいっちゃうんだろう? 的不安付きまとうところで、前編終了。
 年末には後編が手に入るだろうが、「もはや、どうでもいいです」。


「信長」観てません。

2007年08月05日 | 映画・ドラマ
 前編を観終えて(光秀さんあんたは「正しかった」。「信長」2007年03月22日 参照)、不完全燃焼のまま、ついに後編が発売された。待ちに待った「信長」。前編では「きれいに片づけよ」といった信長の奇麗好きA型ぶりが(これは事実)が発覚したが、後編は、宣教師とのやり取りと合戦ばかりで「つまらない」。
 よって早送りで早鑑賞。最終回しかろくに観なかった。のだが、最終回で初めて、信長役の緒形直人が「いい役者」だと分かった。が、その最終回も平幹二朗にスポットを当てて、呆気無い「本能寺」。森蘭丸の弟梵丸を演じた役者の大根振りがテンション下げた。
 徳川家康(郷ひろみ)が妻子を死に追い込むシーンだけは真剣に観た。
 実存しなかったであろう、占い師の平幹二朗が目が見えなくなったり、足が無くなったりとよれよれになっていくのが不可思議(ちゃんと観てないから意味が分からない)だった。
 濃姫役の菊池桃子も堺で商人になったり(実際の濃姫は斉藤道三他界後の消息が知れていない。これは私が今、一番知りたいミステリー)、斉藤恵子がどんどんおばあちゃんになっていったり…。と、注目すべきところはあったが、信長の人生そのものにスポットを当てたという主旨の元、考えるに、つまんない人生。
 そして私の中の「こんな上司だったら嫌だ」の筆頭である信長。
  今回も出演してたけど、NHK大河って的場浩二と新井康弘の起用が多いけど、こういう男臭い役者が好きなのか? 新井康弘の「ずうとるび」や「笑天」のちびっこ大切り時代を知っている世代ももはやおっさん、おばさん。若い人は知らないよね。「ずうとるび」。コミックバンドなのに一世を風靡したアイドル。因に私は初代メンバー時代のLP全部持ってます。

「義経と弁慶」ドラマ? ルポ? 目的絞れぬ消化不良

2007年08月05日 | 映画・ドラマ
 これ何? 一の谷、壇ノ浦の戦いが冒頭の数秒。だったら、平泉に向かう道中の有名な「関所」のシーンがクローズアップ? と思えば、それも無し。
 平泉で、「弁慶の立ち往生」だけの「義経と弁慶」。しかも、弁慶ったら、山の中と屋敷とで2回死んでるは、最初に当たった弓矢の後が、後のシーンではないわのはちゃめちゃぶり。
 売りが「東映特撮のイケメン・ヒーローたちが、時代劇の殺陣に挑むニュー・アクションの魅力!」ってなことで、「イケメン新撰組」に続く第二段ってなことだからこれでいいのか? しかし、観たい「イケメン新撰組」ってなやつ。
 で、あっという間にドラマは終わり、(ドラマと言うかむしろ、クイズ番組や訪問番組の寸劇だ)出演者がドラマゆかりの地を案内するという作り。
 出演の竹財輝之助、林剛史、天野浩成、木下あゆ美、吉田友一。わたくし誰一人として知りませんでした。けれど、このどんぐりの背比べ状態の中で竹財輝之助ってのが主演を得れたのは、素顔を観て納得。いい笑顔してた。
 けれど、これ一体なんだったんだろう?
 そう言えば、昨年、京都の撮影所を訪れた折、こんな子たちのショーのお知らせチラシを見たな。
 しかも、バッタもんだから仕方ないのだが、ジャケットの写真が大河ドラマの「信長」だった。緒方拳の息子なんか出てきやしないのに。

「赤影」はとことん時代考証無視して正解だった

2007年08月05日 | 映画・ドラマ
 我が世代は「仮面忍者赤影」なのである。この安藤政信主演の「赤影」とは違う。赤影にドラマ水戸黄門(初代)の水戸の息子役の坂口祐三郎が扮し、青影は穂積ぺぺではなかったか? の疑問は未だ解けていない。
 で、今回のイケ面赤影は安藤政信。赤影、青影(村上淳)に、くの一、飛鳥(麻生久美子)が加わる辺りが現代的だ。
 竹中直人、陣内孝則、根津甚八、布袋寅泰、奥菜恵、舞の海といった面々も顔を揃える。中でも異色なのが藤井フミヤ。なんでフミヤが? と思いながらの鑑賞。
 そしたら、チェッカーズ(フミヤ)なんでこんなに(演技)上手いの? 「ギザギザハート」なのに…。とか余計な思いが走馬灯のように駆け巡った。スタイルでも安藤政信に負けておらず、まあ元々童顔ではあるが、「チェッカーズまだまだいけてる」ってな印象。
 純粋な時代劇として観ると? だらけなのだが、痛快娯楽時代劇でいいのである。面白おかしく、観ることができたのは、衣装なんかも「こんな生地戦国時代にねーだろ」ってなのを存分に使って、敢えて、「これレプリカですから」「もう赤影ってだけで、時代劇路線狙ってませんから」的監督の狙いが当たったと言える。
 安藤政信は「聖者の行進」「バトルロワイヤル」などで、地味だが「正統派ハンサム」と思っていたが、やはり「イケ面」。中村俊輔、押尾学とかぶる気もするけど、押尾学無き今、頑張ってほしいぞ。
 舞の海も頑張った。スポーツ選手上がりの素人っぽい台詞回しでもなかったし。
 お久し振りの根津甚八が、かなりの「悪党顔」になってたのはびっくりしたけど、この人や鹿賀丈史とか館ひろしって、「かっこいい」なんて言われながら微妙じゃん。館ひろしはかっこよくても館ひろし似の女性は間違いなくブスだもん。そんな微妙な面々、年取ったら、やはり「強面」。



「冗談じゃない!」まあね。

2007年08月04日 | 映画・ドラマ
 嫁の母親が元カノだったって話。その旦那が織田裕二。嫁は「のだめカンタビューレ」。母親が大竹しのぶ。しのぶが「おばちゃんだー」の印象。
 それで、まあ色々あって、でも全てハッピーエンドのホームコメディーなんだけれど、はっきり言って織田裕二ドラマの最高駄作。
 出るなよ裕ちゃん、こんなドラマ。
 男は二十歳も年下の女房貰えていいよな。的やっかみもあるが、どうなんだろうね。元カノってのが初恋だったら、「やけぼっくりに火がつく」なんてことある?
 会社リストラされて、レストランのウェイターやってる織田裕二。なのに、すげー豪華マンションに住んじゃってるのも凄いけど、のだめ(女房)は大学生とか、のだめの家族はフランス在住なのに、母の大竹しのぶは東京で同居しちゃうとか、その旦那が草刈正雄とか、はちゃめちゃなのだ。
 しかし、料理できなくても、家事できなくても若い女の方がいいってな全国の男性諸君を頷かせた内容なんだろうね。
 大竹しのぶとのだめ。どっちを取るか。
 二十歳の林マリ子と四十の吉永小百合。さあ、あなたならどっち?