観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「桂ちづる診察日録」。

2013年02月23日 | 映画・ドラマ
 長崎でシーボルトから蘭方を学び、かつ武芸にも秀でた女医者の桂千鶴が事件を紐解く、藤原緋沙子の人気シリーズ「藍染袴お匙帖」のドラマ化。
 原作を1冊しか読んでいなかったので、牢医師だったとは知らなかった。また、兄がいたのも知らなかったが、主演の市川由衣(この人も知らなかった)が、朝の連続ドラマ小説的な爽やかさで良いと思います。
 2話連作簡潔方式のドラマの物語も、藤原緋沙子氏の得意とする、胸を打つ切なさが込み上げる結末を活かしています。
 特に、白内障の手術をした科人が、打ち首になったおり、「最後にお天とうさまを拝めて喜んでいた」という台詞は泣かせます。
 ただ、鳴滝塾に女性はいたのでしょうか? まあ、ドラマだからいっか。



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