観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
※無断転載は一切禁止。

東海テレビ開局50周年記念 スペシャルドラマ「長生き競争!」

2008年12月30日 | 映画・ドラマ
 同窓会に出席した面々が始めた「長生き競争」。自らの残り少ない命にお金を賭けて、最後まで生き乗った者が、賭け金を総取りするという、競争だった。
 そんな折り、聡(宇津井健)のマンションに、山田エリ(石原さとみ)と名乗る若い女の子が突然転がり込んでくる。余命幾ばくかの彼女も、「長生き競争」に参戦するが…。
 「長生き競争」の賭けの参加者は、宇津井健、津川雅彦、草笛光子、北村総一朗、小松政夫、勝部演之そして、石原さとみ。
 生きるということを考えさせる内容なのだろうが、賭けを始めて、立て続けに、5人が亡くなるなんて、出来過ぎ。あり得ない!っしょ。
 聡の娘役の羽田美智子と石原さとみの掛け合いが面白かったけど…。

「肉体の門」来年末はどうするんだ?

2008年12月30日 | 映画・ドラマ
 観月ありさが、「吉原炎上」に続けて、娼婦役。彼女、脱却狙ってるんだろうね。観月ありさは、「吉原炎上」よりは、今回の方が、良かった。
 田中美里、国分佐智子、雛形あきこ、山田まりや、三浦理恵子、遠野凪子らがパンパン役。皆さん、品の無さを良く演技(?)してました。
 中村獅童って、癖があって嫌だな! 何観ても、「俺は、中村獅童」みたいな感じで。
 話し自体は、田村泰次郎原作で、良く出来てる。今回は観月ありさも良かった。かたせ梨乃世代が観ても良かったと思うんじゃないの。
 来年の年末は、「陽暉楼」あたりですかいな? それとも思い切って、討ち入りものでもやる?

「Dr.コトー診療所特別編」新しいコトーが観たかった

2008年12月25日 | 映画・ドラマ
 コトー・五島健助(吉岡秀隆)が志木那島の診療所に着任するきっかけとなったのは、手術でミスをして患者を死なせたことから。そして、その責任を、研修医だった三上新一(山崎樹範)に押し付けようとしたことへの悔いからである。これは、もう本編で紹介済み。
 さらに、ことーを恨む三上と再会する。当初は、コトーへの報復をする三上だが、先端医療を離れたはずのコトーの腕に驚くよ同時に、医師としての姿勢に感銘しするのだった。これも本編での話し。
 それから3カ月後、北海道礼別島の診療所に赴任した三上。だが、彼は、島民の信頼を得られず疲れ果て、コトーへ電話をした。
 そこから、コトーの回想で、島民の信頼を得るまでの過程を、本編のリライトで追う。焼き直しってやつだ。
 最初と最期に三上が絡む新たな部分が加わっているが、思い切って、三上主演で1本撮っちゃえば良かったのに。「踊る大走査線」みたいに、脇の登場人物を主演に新しい側面で。
 礼別島での新たな診療。人との触れ合いなど見たかった。
 出演は、吉岡秀隆、柴咲コウ、時任三郎、大塚寧々、千石規子、泉谷しげる、小林薫らのレギュラー陣。


「ザ・マジックアワー」とにかく観てよ!

2008年12月24日 | 映画・ドラマ
 文句無し! 三谷幸喜って映画大好きだってよく分かった。「THE 有頂天ホテル」を越えた。
 佐藤浩市、妻夫木聡がいい! 前宣伝を越えた面白さ。もう絶賛しかない。演技と実際が上手く噛み合う巧妙な本。三谷幸喜は天才だと思ったね。
 小日向文世、深津絵里、綾瀬はるか、西田敏行、戸田恵子、寺島進、伊吹吾郎、香川照之、小野武彦が脇。
 市川崑、山本耕史、中井貴一、鈴木京香、谷原章介、寺脇康文、天海祐希、唐沢寿明、香取慎吾なんか目をそらすと登場場面見逃しちゃうからね。
 だよ。あらすじなんか語らないから、とにかく観てよ!


「セレブと貧乏太郎」まあ、コメディだから…

2008年12月24日 | 映画・ドラマ
 世界のホテル王の父親と女優の母親を持ち、何不自由ない環境で育った令嬢・美田園アリス( 上戸彩)と、5年前に妻と死別し、3人の子供を養いながら極貧生活を送るも、前向きに生きる青年・佐藤太郎( 上地雄輔)のラブコメディ。
 上戸彩の可愛さとファッションがドラマを盛り上げる。
 一言で言えば、毎回どたばたして、笑いと人情とか織り交ぜて、最終回でハッピーエンド。とたわいないが、週頭の緊張感を紛らわす意味で楽しめた。
 一文無しになって布団もなくアパート暮らししながらも、服やアクセは山のようだし、生活費稼ぐために、キャバレーで歌っちゃったり。最終回の大仕掛けのお金はどこから出てるかとか、何で一文無しでロンドンで暮らすのか? とか、疑問はいっぱいあるが、細かいことは気にしない気にしない。
 太郎の幼なじみの幸子に国仲涼子。アリスの元恋人で、ドラマのキーマンの後藤田司に柏原崇。ほか、田村裕、 山下真司 、風間杜夫 、若村麻由美らが共演。
 金持ち嫌らしさを柏原崇が巧みに演じていた。彼、こういう役上手いよね。口調もとかも。
 ほとんど「ヘキサゴン」のままだった上地雄輔は、今回は面白かったが、こういう役はここまで! 大河ドラマも決まったようだし、脱却を願う。


「終りに見た街」さすが、山田太一。の一作

2008年12月24日 | 映画・ドラマ
 2005年。東京郊外に住む清水家。9月のある朝目覚めると、そこは昭和19年の9月。太平洋戦争の真っただ中の日本だった。
 とまどいと不安の中、昭和19年の生活を強いられる家族とその友人親子。清水要治(中井貴一)、妻・紀子(木村多江)、長女・信子(成海璃子)、長男・稔(成田翔吾)。清水の友人・宮島敏夫(柳沢慎吾)、長男・新也(窪塚俊介)。
 平成からタイムスリップして戦争真っただ中に飛び込んだ、苦悩や嫌建ちが各自よく表現されていた。そして、歴史を知った上での、「英語のTシャツは着るな」とかいった配慮が随所にあり、知恵を絞って生き抜く家族。原作・脚本の山田太一の巧さを改めて感じた。
 ラストの東京大空襲では、空襲がある筈の無い地域に空襲が…そして観た物は、見渡す限りの瓦礫と焦げた無数の死体の山。さらに60年前にはあるはずが無い物を見る。
 それは廃墟となったビルや東京タワー、そこは2XXX年の原爆の爆心地となった東京だった。要治が「終わりに見た街」は…。
 中井貴一、柳沢慎吾が好演、将校役の柳葉敏郎が好演。小林桂樹、津川雅彦、柄本明らが共演。


「遙かなる約束~50年の時を越えた運命の愛」政府は手をこまねいていていいのか

2008年12月24日 | 映画・ドラマ
 実話ってのが、何とも言いがたい、悲しい。こんなことが実際にあっていいのか? と平和な時代の人間はそう思うが、こんな理不尽な人背を余儀なくされた人が居たことは事実。
 イタリア映画の「ひまわり」、今話題の加勢大周も朝鮮人役で、「海峡」は中国人と日本人。同じようなテーマで作品が作られてるってことは、実際にもかなり多くのこんな話しがあってというこtだろう。
 しかし、ソ連(ロシア)ってなんて国だ。戦争だって、勝ち馬に乗って、勝ちが決まってから参戦。アメリカには恥が無い、中国には秩序が無い、ロシアには何も無いってことか? いくら国土が広くても、そのほとんどが人間が住めるような環境じゃないもんな。だから、あんな人たちなんだ。そりゃあ、個人個人にはいい人も居るだろうが、集団になると…。
 第一、終戦後、敵国人を強制労働に使うって、違法じゃないのか? 
 とにかく、実話ってだけに切なすぎて、コメントのしようがないし、主人公の蜂谷彌三郎さん(阿部寛)がどんなに悔しい思いをして半世紀を過ごしたのか、察するに余ある。
 政府にはこういうことをキチンとしてほしい。
 そそて蜂谷彌三郎さんに助けてもらいながら、彼をはめた安岡(佐々木蔵之介)って一体なんなんだろう。自分は死刑決定なんだから、ほかの人を巻き込むどころか、仮に蜂谷彌三郎さんに罪があったとしても被って死んで行くのが、武士道なんじゃないの?
 第一、戦時中の大和魂は、武士道から大きく外れてる。いつの間に、日本人は武士道を忘れてしまったのだろう。
 武士道は、潔く戦ったなら、捕虜となることも恥とはしていなかったのだ。
 話しは、朝鮮在住の日本人夫妻、蜂谷彌三郎さんとその妻の久子さん(黒木瞳)が、安岡という日本人を助けたことから、彌三郎さんにスパイ容疑がきせられ、全くの民間人だったにも関わらず、安岡が彼をスパイと証言し、懲役10年、ソ連に送られる。極寒の地での重労働に耐えたものの、気候は許されず、ソ連人として、現地で妻をめとって生きて来た彌三郎さん。
 だが、50年後、思わぬ帰国…。現地の妻と日本の妻の間に揺れるも、帰国し、日本で余生を過ごしている。苦渋の決断だっただろうことが伺える。30年以上も暮らした妻と、50年会っていない妻、どちらを取るか。思うに、ソ連には子供が居なかったことが、帰国を決めた要因か?
 阿部寛の演技は完璧。デビューの頃は、モデル上がりで大根だったが、今や演技派の素晴らしい俳優だと思う。
 そして、帰国を信じて子供を育てながら待ち続けた久子さんの人生も、ソ連が責任を取るべきだ。
 最期に、この話しが、ほんの数年前ということ。誰もが戦争なんか忘れて生きているそんな中で、まだ戦っていた人が居たことを忘れてはならない。
 


「初恋~三億円事件の犯人は女子高生だった~」発想は買うけど

2008年12月23日 | 映画・ドラマ
 「初恋」というタイトルからは想像もつかなかった、三億円事件の物語。タイトルだけだったら、宮凬あおいと小出圭介の恋愛物だと思ってまず観なかった筈。
 で、三億円強奪事件の真相はこうだった…ってな話しに、互いの恋心が動いてるんだけど、ビミョー。
 まず、宮凬あおい(女子高生)が実行犯で、あのモンタージュ写真はあり得ない。親に捨てられて、親戚の家で育ったにしては、「裕福じゃん」。あの時代で、女で、親が無くて、大学行くか? 普通。
 ラストの、反骨精神を持ちながら自分を持て余してる仲間のその後が出てたけど、みんな薄命過ぎるし。
 そんで宮凬あおいの生き別れの兄(宮崎将)との関係が希薄だし。このダブル宮崎の母親役は、桃井かおりだったよね? 顔出てなかったけど。よく彼女が引き受けた。
 で、小出圭介、この人は役によってガラッと変わるよね。髪型のせいもあるけど、今回は、2時間サスペンスの主役刑事の部下みたいな感じでいまいち。
 やはり、「ルーキーズ」の高校球児がピッタリ!
 全体に宮凬あおいの可愛さと小出圭介の良さで2時間持ったってだけ。


「時代劇スペシャル 花の誇り」瀬戸朝香が綺麗かった!

2008年12月22日 | 映画・ドラマ
 田鶴(瀬戸朝香)と三弥(酒井美紀)はお城で行儀見習いをした幼なじみ。だが、時が過ぎ、田鶴の兄の新十郎(山口馬木也)がは三弥にふられ、切腹して果てた。
 さらに十数年後。田鶴の婿・織之助(田辺誠一)と、三弥の夫・宗方惣兵衛(葛山信吾)が家老の座を争うことになった。
 三弥だけには負けたくない田鶴は、気弱な夫の尻を叩く。
 また、そんな折り、田鶴が刺客に襲われた旅の侍を救う。そして、田鶴は筆頭家老(石橋蓮司)の陰謀の渦に巻き込まれてしまう。
 とにかく、瀬戸朝香の美しさ、品の良さが、武家の奥方にはピッタリ。本人がどういう人か知らないが、時代劇紛争で、ずら被ると、気品を感じる。あの、「大奥」シリーズだって、文句無しにダントツの綺麗さだった。
 全体に映像も美しく、年末鑑賞にいい作品。


「流星の絆」最終回のどんでん返し

2008年12月20日 | 映画・ドラマ
 最終回どんでん返しが見物だったのだが、告知でニノが「お前が犯人なんだろ」と叫ぶシーンで、犯人は三浦友和だと分かっちゃってた。それでも、お涙ちょうだいのドラマをここまで面白おかしく演出した、脚本と監督は凄腕。そして、主演の二宮和也と錦戸亮のジャニーズコンビが上手かった。ニノはさすが。さり気ない台詞回しも上手い。もう絶賛。それに、彼、あんなに可愛かったんだと改めて思った。以前、けちょんけちょんに書いたが、反省。
 でも、「硫黄島」は今でも、妻子持ちは無理だったという感は否めないけど。
 尾美としのりもいいねぇ。この人と、 宮川一朗太。派手ではないが、この2人は安定感ある役者で、出ていると安心する。最近 宮川一朗太は観てないけど。
 設楽統も、かなり頑張ってた。
 殺された両親の敵を撃つという兄妹の話しにコメディを加え、暗い話題にも関わらず、生きてる人間は、楽しみもあるみたいな部分を出した新しい作品である。
 実は、興味なくてオンタイムは観てないのだが、一気に観て、こんなに面白かったのかと思った。
 戸田恵梨香は? だな。ほかの人でもできた役。要潤は、これまでのイメージ払拭しようとしてた。麻生祐未、国広富之、森下愛子、柄本明、りょう、寺島進らベテランに桐谷健太らが出演。桐谷健太って、普通にしてれば、イケメンと言えなくもないのになのに、色々頑張ってるよね。二枚目、三枚目共を演じられる、細川俊之、佐藤B作路線を狙ってほしい。
 で、結局、ニノは何で「アクセル」だったの?

「252 生存者ありepisode.ZERO」熱いねぇ。

2008年12月20日 | 映画・ドラマ
 出た、熱い男のドラマ。ただ、2時間枠にあれもこれも詰め込んだせいか、「海猿」を陸に持って行って、短い時間に友情、家族愛、危険、命とかこれでもか、これでもかで、その全てが、気薄な感じが否めない。
 2時間ドラマとしてはいいが、物足りなさば残るのは、「海猿」のワンクール観ちゃったからか?
 どう考えても、市原隼人と恋愛関係にならないなら、上原多香子が居る意味が不明。
 ただ、ラストの山場のカメラワークと映像は、映画並で素晴らしいのと、音楽効果は大きかった。市原隼人ほか、出演人の演技もいいが、とにかく、薄い感じが…。
 ほかに、阿部力、伊原剛志、伊藤英明、香椎由宇、山本太郎、温水洋一、内野聖陽らが出演。映画版の主演級も出て、関連づけている。


「自虐の詩」どこがどう面白いのやら

2008年12月20日 | 映画・ドラマ
 阿部寛ぼちゃぶ台引っくり返しがクローズアップされてたから、てっきり、ほろ苦コメディだと思ってたけど、何だかなー。結局、パッとしない、中谷美紀の「嫌われ松子の一生」路線。
 どこがどう面白いのか教えて欲しい。今年一の駄作。私に取ってだけどさっ。まあ、私はこういう作品好きじゃないってだけ。

「めちゃ×2イケてるッ! SMAP中居くんと日本一周 ○○の旅」一挙に鑑賞。笑った笑った!

2008年12月17日 | 映画・ドラマ
 やらせだと分かっていても文句無しに面白いったらありゃしない。
「日本一周モテさせてくれて有難うSP(1996年9月28日)」これだけ未鑑賞。
「日本一周フルコースの旅(1997年3月29日)」
 千歳、新潟、山形、大阪、六甲山、静岡、東京
「日本一周お見合いの旅(1998年4月4日)」
 函館、東京、高知、大阪、伊豆大島、東京
「日本一周仕事の旅(1999年12月25日)」
 札幌、広島、岡山、東京、大阪、東京、福岡、グアム、東京
「日本一周うまい酒の旅(2002年12月28日)」
 千歳、仙台、東京、福岡、沖縄、大阪、淡路島、大阪
「日本一周打ち上げの旅(2004年12月25日、2005年1月22日)」
 千歳、仙台、広島、大阪、熊本、佐賀、沖縄、中居宅
「日本一周健康の旅」(2007年1月6日、2007年3月18日)
 千歳、香川、東京、沖縄、兵庫、東京

 中居正広って上手いよな。というのと、綺麗な顔してると言う印象。そしてここまでやるってもう芸人泣かせ。人気あるの分かる。
 とにかくナイナイと中居とのやり取りは、思わず、吹き出してしまうほど。腹抱えて笑わせていただきました。


「NHK大河ドラマ 篤姫」オンタイムで完賞

2008年12月16日 | 映画・ドラマ
 久々というか、「黄金の日々」以来、大河ドラマを完全鑑賞。よくもまあ、1年間欠かさずに観終えたもんだと感心している。それだけ、面白かったってこと。宮凬あおいの可愛さも相まって、かなり良かった。
 幕末という決して失敗しない背景ではあるが、江戸城をテリトリィにした女性の視点から、1年間ものドラマ化はお見事。
 出演は、篤姫・天璋院(宮崎あおい)、肝付尚五郎・小松帯刀(瑛太)、西郷吉之助・隆盛(小澤征悦)、大久保正助・利通(原田泰造)を中心に、蒼々たる顔ぶれ。
 島津忠剛(長塚京三)、お幸(樋口可南子)、島津忠敬(岡田義徳)、菊本(佐々木すみ江)、近衛忠熙(春風亭小朝)、小松清猷(沢村一樹)、お近(ともさかりえ)、肝付兼善(榎木孝明)、有馬新七(的場浩司)、ジョン万次郎(勝地涼)、大久保フク(真野響子)、島津久光(山口祐一郎)、島津斉興(長門裕之)、お由羅(涼風真世)、広川(板谷由夏)、調所広郷(平幹二朗)、島津斉彬(高橋英樹)、徳川家定・家祥(堺雅人)、和宮(堀北真希)、徳川家茂・慶福(松田翔太)、幾島(松坂慶子)、滝山(稲森いずみ)、お志賀(鶴田真由)、本寿院(高畑淳子)、唐橋(高橋由美子)、孝明天皇(東儀秀樹)、村岡(星由里子)、観行院(若村麻由美)、庭田嗣子(中村メイコ)、英姫(余貴美子)、小の島(佐藤藍子)、徳川慶喜(平岳大)、阿部正弘(草刈正雄)、堀田正睦(辰巳琢郎)、井伊直弼(中村梅雀)、坂本龍馬(玉木宏)、お龍(市川実日子)、徳川斉昭(江守徹)、勝海舟(北大路欣也)。
 やはり女性が主演だけあって女優陣の充実は凄く、出番は少なかったが、余貴美子、準主演的な松坂慶子は、中村メイコはもちろん、佐藤藍子、稲森いずみも迫力あったなー。
 面白い度は、個人的には、「新選組!」に続く。この数年で観た「大河ドラマは」、「武田信玄」、「信長」、「毛利元就」、「葵 徳川三代」、「北条時宗」、「利家とまつ」、「新選組!」、「義経」、「功名が辻」、「風林火山」。
 順位を付けるなら、1「新選組!」、2「篤姫」、3「葵 徳川三代」、4「利家とまつ」と「功名が辻」ってとこかな? でも、「利家とまつ」は香川照之効果で3位と微妙。
 来年の直江兼続の「天地人」も楽しみなのだが、できれば、再来年の「龍馬伝」を先に観たい。やっぱ、幕末は面白いのだ!
  


「忠臣蔵・音無しの剣」。こういう創作もありかな?

2008年12月15日 | 映画・ドラマ
 赤穂藩に関わった結城慶之助(田村正和)のドラマ。討ち入りは飽くまでもスパイスに過ぎない。討ち入り今夜も赤穂浪士ちょりも、結城慶之助メイン。でも、そういった創作も有りでいいじゃん。ドラマなんだもん。
 でも、田村正和は年取ったねー。それでも二枚目に徹するのはさすが。
 さらに、立ち回りは上手い。あれだけ人切れる訳ないが、それもいいじゃん、ドラマだから。
 お久し振りの梶芽衣子がいい顔してた。
 
 結城と訳ありの女性志保(和久井映見)、堀部安兵衛(原田龍二)、浅野内匠頭(中村俊介)、吉良上野介(鶴田忍)。ここまでは納得。しかし、徳川綱吉(小林稔侍)、柳沢吉保(西村雅彦)、大石内蔵助(橋爪功)は、思い切ったキャスティング。でも橋爪功がかなり良かった。
 松平直矩(宇津井健)、成田屋清兵衛(中村雅俊)は役者が光った。全体に、討ち入り、赤穂藩ファンに取っては? でも、時代劇として観たら、それでいいんじゃない。歴史は誰も観てないんだから。
 でも結城慶之助役、山本耕史あたりでも良かったかも?