観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「アメトーーク 中学の時イケてない芸人」。これ、最高!

2010年03月30日 | 映画・ドラマ
 なんだか、マニアックなことばかりだったので観ていなかったが、「中学の時イケてないグルクープに属していた芸人」。これ、かなり面白い。というか、これ以上の面白さは今の所無い。
 とにかく、観た方がいい。としか言いようが無い面白さ。ギャラクティ賞を受賞したのも分かる。
 笑った。
 博多大吉のファンになったが、福岡県の人ってああいう華丸とか大吉みたいな濃い顔が多いけど、そういうものなの?

「山形スクリーム」、ホラーではなくコメディの新感覚恐怖映画

2010年03月26日 | 映画・ドラマ
 山形県の過疎村に伝わる落ち武者伝説を研究するため、東京からやって来た歴史研究会の女子高生たちと、ひょんなことから800年の封印を解かれてこの世によみがえった落ち武者ゾンビとの壮絶バトルを描く。成海璃子、EXILEのAKIRA、竹中直人、沢村一樹らが出演。
 かなり面白く、恐怖さえも笑いに変えてくれ、監督・竹中直人の才能に脱帽だ。「舞子はーーーん」と並ぶ面白さ。
 

「アメトーーク」が面白すぎて

2010年03月26日 | 映画・ドラマ
 ここしばらき早朝に起きて、昼過ぎまで過去のバラエティを観ている。前にも書いたが、「さまーず×さまーず」、「人志松本の○○な話し」、「アメトーーク」がお気に入り。
 中でも「アメトーーク」の「中学の時いけてないグループに属していた芸人」は最高だ。思わず吹き出してしまったしまったほど。
 「アメトーーク」のほかの企画は別として、「中学の時いけてないグループに属していた芸人」は私の中の最高峰の「水曜どうでしょう」と並んだ。

「幕末青春グラフィティ 坂本竜馬」。監督、気を使っただろーなー

2010年03月26日 | 映画・ドラマ
 坂本龍馬を武田鉄矢が演じた、なんちゃって時代劇。何でもこの作品が評価され、「幕末青春グラフィティ」シリーズやら、「幕末青春グラフィティ 坂本竜馬」の映画版も出来たらしい。タイトルのグラフィティ は、劇中の音楽で表現され、ノスタルジックな画像に、音楽がよく利いている場面が多用されている。
 そんな音楽主流のドラマらしく、有名ミュージシャンが重要な役に起用されており、そりゃあ演技は甘いよ。だから、監督大変だっただろうなって話し。だって、厳しく演技つけられないでしょ!
 坂本竜馬の武田鉄矢は、さすが龍馬ファンを自称しているだけあって土佐弁は完璧。龍馬を知った演技だけど、金八先生が被る。
 ほかに、海援隊のメンバー(中牟田俊男、千葉和臣)がちょい役で顔を出し、高杉晋作(吉田拓郎)、桂小五郎(小室等)、伊藤俊輔(井上陽水)、新宮馬之助(もんたよしのり)、佐々木只三郎 (沢田研二)。30年前くらいに制作されたであろうこのドラマ。まさに、ニューミュージックの全盛期だ。彼らに、演技つけられないよね。
 ほかにもお笑いからビートたけしや島田紳介なんかも出ている。
 この幕末の主要人物をミュージシャンが演じている傍ら、NHKの大河ドラマのラインナップ並みの本格派の俳優陣が顔を揃えているのも見逃せない。
 演劇サークルとプロの劇団のジョイントみたいな感じで、サークル同士のシーンはちと苦しいが、サークルとプロの場面は、プロがそれなりにカバーして見せている。
  蟹江敬三、 柴俊夫、風間杜夫、原田大二郎、矢崎滋、平泉征、陣内孝則、阿藤海、石坂浩二らそうそうたるメンバー。清潔感あふれる売り出し中だった風間杜夫と、同じく売り出し中の陣内孝則の好演が光り、ほかのドラマでは知的で冷静とされる武市半平太を柴俊夫が人間臭く演じている。
 また、若かりし石坂浩二の勝海舟も、スマートでいい。勝海舟を演じる役者はべらんめい口調の江戸弁でやり過ごしているが、石坂は、勝海舟独特の口調は控えめながら、「勝せんせいだねぇ」と思わせる演技力。
 そして女優陣は、なぜか龍馬を語る上で欠かせない姉の乙女さんが出てこないが、龍馬の脱藩の責任を負って自害した姉のお栄(真野響子)始め、 佳那晃子、 美保純、 多岐川裕美と名前を感じさせないくらい役になり切っている。
 お龍には夏目雅子。やっぱ、奇麗だね。こちらも男勝りのきつい顔付きの女優さんが抜擢される中、可愛いお龍。
 これだけのキャストで話題にならない分けは無いのだが、それよりも作り方さね。短時間で幕末の様を表現するには、音楽の中でのジーンカットが多用され、ストーリーよりも音楽の重要性を表している。そうだよね、当時のメジャーなミュージシャンがこれだけ顔を揃えてるんだもの。
 武田鉄矢を龍馬になぞるのは苦しいが、鉄矢論の龍馬は出し切ったのではないだろうか?
 感想は、面白かった。「幕末青春グラフィティ」並びに龍馬の映画版(武田鉄矢が龍馬でほかの配役が変わる)が手に入るならば是非観てみたい。
 

「シューシャインボーイ」。大人のドラマだなー

2010年03月25日 | 映画・ドラマ
 靴磨きに思い入れのある社長・西田敏行とその運転手・柳葉敏郎の会話がほとんどを締める。双方、演技力のある役者だからできたことで、演技力が伴わない役者が演じていたら安っぽくて見られたもんじゃないだろう。
 何せ、車中での会話がほとんどなのだから。
 まあ、言うなれば、裸一貫から上り詰めた社長・西田とエリートからキャリアダウンして転職した運転手・柳葉の対照的な人生とそれぞれの価値観を表している大人のドラマ。
 西田が戦後日本が経済成長を遂げた「エイエイオー」的な典型的精神と正義感を持ちながらも成り上がり的な下品さを演じる一方、理知的でスマートさを柳葉が表現。
 双方の妻には星由里子と安田成美。そして、キーワードの靴磨きに大滝秀治、バーのママに余貴美子の魅力ある巧者をそろえた辺り、テレビ東京の意気込みが伝わった。
 深い思いを抱かせる意味のある内容が狙いとは分かるが、個人的に、「やっぱコメディと時代劇が好き」なので!

このところ観ているのは…

2010年03月24日 | 映画・ドラマ
 これまでノーチェックだったが、はまったのが、「人志松本の○○な話し」。「さまーず×さまーず」。「アメトーーク」。この3本。ジャニーズのバラエティばかり注目していたが、やはり力のあるお笑いさんの番組は面白い。「さまーず×さまーず」なんか、久しぶりに大笑いしながらの鑑賞だ。
 で、本物のお笑いにはまったら、ジャニーズ系を観なくなってしまった。
 そして嗜好も大分変わり、欠かさなかった「ヘキサゴン」も全く興味なくなったというか飽きたのかな? だからテレビ番組って大変だよね。視聴者は直ぐに飽きるから。

「書道教授」。序章と結末の見事な連携

2010年03月24日 | 映画・ドラマ
 タイトルは面白みが無いのだが、これは松本清張の中でも傑作ではないだろうか? 序章と結末の連携の見事さ。途中、彼らが何者なのか見落としてしまったのと、彼らの犯罪の意味が説明不足だったのでは? みたいなところもあるが。
 ドラマを観ていて終始一環して感じていた事は、「荻野目慶子すげー」。女らしいじゃなくて、女いやらしさ満点で、役柄とはいへ、「こんな女につかまったらたまんねー」。かなりうざい女を熱演している。
 賀来千香子、杉本彩、荻野目慶子、大場久美子、手塚理美と、ほぼ同年代の(荻野目は若干若いか?)女優が共演しているが、大場久美子の老けっぷりが…。しかし、年齢を考えると実際には、大場久美子くらいが普通だよね? 女優さんはメンテナンスが大変だー。
 船越英一郎という芝居巧者が主演していることもあるが、一息に観られたドラマだった。

「地下鉄サリン事件 15年目の真相」

2010年03月24日 | 映画・ドラマ
 当時、オウム真理教の選挙区だったことから、毎朝出勤時に、駅前でへんな象の帽子を被って、へんな踊りを踊るあの人たちを見たものだった。
 陽気(妖気)に踊りながらも目は決して笑っていない、その教団。不気味だった。
 そのうちに、ラーメン屋を開店したりもしていた。教団の店とは知らず、何度前を通っても客が居た事がなく、「これは(味が)まずいんだな」と入店しなかったが、客が居ない理由は、教団だったからだったようだ。
 さて、あの忌まわしい事件。連日報道されていたが、この番組でより深く知ることができた。なんにせよ、凶悪犯だということは間違いない。
 ドラマ部分がなくてもドキュメンタリーだけでも良かったように思えるが、犯行の様子などは、ドラマ仕立ての方が説明しやすかったのだろう。
 この事件を知らない世代にも事件の深刻さが伝わったことと思う。

「霧の旗」。独りよがりの世間知らずの田舎のお姉ちゃんの逆恨みだよね!

2010年03月18日 | 映画・ドラマ
 敏腕弁護士・大塚欽也(市川海老蔵)の元に、冤罪の兄・正夫(カンニング竹山)の弁護を依頼する柳田桐子(相武紗季)。門前払いにされ、兄も裁判中に獄死したことから大塚欽也を恨み、壮大な復讐劇を展開して行くのだが、ただ単に、桐子さんよ、それってあんたの逆恨みだから。
 第一、アポイントもなしに、弁護士は会わないでしょう、普通。無効にも都合ってもんがあるんだし。勝手に福岡から上京しておいて、訪ねて行ってその日になんとかしてくれなんてこれは虫が良すぎるでしょう。これ常識。
 しかも有名な敏腕弁護士だったら誰かの紹介じゃないとまず無理。
 で、兄さんが死んでしまったからって、恨みがましいハガキを送りつけたり、その後、偶然知ったことから大塚欽也をはめていくのだが、根本的にこの女腐ってる。
 「兄は死んだのよ」とか…。周りの人が教えてやらなくちゃ。「世の中は自分の思いどおりにはならない」って。しかも恨むなら、実際に兄さんの裁判に立ち会った地元の弁護士でしょ。
 終盤、大塚欽也が調べて簡単に真犯人が分かったくらいなんだから。
 まあ、ああいう設定じゃないと物語は進まないから仕方ないけど、究極のフィクションだよね。
 独りよがりの世間知らずの田舎のお姉ちゃんが1人の人生を狂わせたって話し。
 市川海老蔵って好きじゃないけど、巧い。前半の勝ち誇った顔と終盤のすがるような顔の使い分けはお見事。相武紗季は文句無しに可愛いしね。

 

「夢の見つけ方教えたる! 2」。面白かったよ

2010年03月15日 | 映画・ドラマ
 都で20年以上、小学校の教壇に立った今村克彦先生の実体験をベースに、濵田雅功が型破りな熱血先生を演じたスペシャルドラマの第2弾。
 前回は、いじめと教員のあり方に真っ向から向かって行った教師・今村幸彦(濵田雅功)が、今回は、中学校の受験戦争で失われて行く本来の小学校教育を問う。
 受験一本やりの教員を溝端淳平。自信を失いかけた教員を蓮佛美沙子。養護教員を飯島直子。
 反発されながらも自身の方針を貫き、周りをも魅了する熱血先生のプロセスは一緒だが(同じ人の話しなのだから仕方ない)、PTAの怖さや、子どもの心理、教員が前回よりもリアルで、濵田雅功もしっくりしていたように思える。


「TAJOMARU」。印象薄いなー

2010年03月13日 | 映画・ドラマ
 芥川龍之介の「藪の中」に登場する盗賊・多襄丸を主人公に、オリジナル・ストーリー。
 小栗旬が主演をつとめ、柴本幸、田中圭、やべきょうすけ、池内博之、本田博太郎、松方弘樹、近藤正臣、萩原健一らが出演。
 それだけ。
 なんだろう? 最近ドラマや映画が観られなくなってきた。「TAJOMARU」の問題ではなく、自分の問題。これ10以上前と同じ現象。海外に住む前はテレビってニュースしか観なかったから。これって日本に慣れてきたってことか…。それとも、雑多に多いドラマや映画が面白くないってこと?


「未来からの訪問者」。新感覚番組かな?

2010年03月13日 | 映画・ドラマ
 近未来をテーマに、ドラマとバラエティーを組み合わせた新感覚番組。ってのが売り。その通り、ドラマとバラエティーを組み合わせていた。
 話しは、未来から現代へ20年の時をさかのぼった遥香未来夫(上地雄輔)が、若かりしころの母親(臼田あさ美)に、2010年放送のテレビ番組「ザ・未来予想TV」を観て、もっと未来に興味を持ってもらおうとする。
 バラエティー部分は、ドラマの進行とは関係なく、独立した番組として成り立っており、その内容も興味深い物だった。無理にドラマと合体させなくても十分に興味深い。
 上地雄輔主演のドラマを前面に出していたが、無くて良かったんじゃない? 人件費の節約にもなったし。臼田あさ美って人を(知らない)、ずっと綾瀬はるかだと思ってました。
 しかし、こんな近未来になったら、便利だけれど人間はもっとなまくらになっちゃうよね。

「8時だJ」。ご存じですか?

2010年03月10日 | 映画・ドラマ
 1998年4月15日から1999年9月22日まで毎週水曜日にテレビ朝日のゴールデン(20:00 ~)放送されていた、ジャニーズJr.がメインのバラエティ番組。後に「やったるJ」へと変わるが、「8時だJ」時点では、嵐も結成されておらず、滝沢と秋山。次いで、生田斗真がJr.のメイン。
 ゴールデンでジュニアだけで番組を回すのは、さすがに無理で、ヒロミをMCに、林家こぶ平(現:林家正蔵)や蛭子など、当時のバラエティ常連から女優陣までが出演していた。
 どちらの番組でだったか忘れたが、温泉宿のおやじが紅白に分かれてダンスを競うコーナーがあって(おひょいさんが審査員)、これが、バカ受け。
 当時15歳だった赤西仁が可愛かったのを思い出した。
 今回、ちょこっとだけだが観て、松潤もニノも斗真もまだみんな小さくて(子ども)て、可愛らしかったのが、今や立派になっちゃって…。月日の流れは早いものですねっを実感。
 しかし、Jr.がゴールデンを…あの頃がジャニーズのピークだったのだろうか? それとも、ゴールデンを守れる芸人さんが居なかったのか? 今では考えられない大抜擢だ。
 

「築城せよ!」。図らずも続けて観た築城物だったが…

2010年03月10日 | 映画・ドラマ
 過疎に揺れる愛知県の小さな町では、かつてあった城を復元して観光の目玉にと考える住民と、工場を誘致して復興を図る町長一派が対立。
 そんなある日、戦国武将・恩大寺の霊が復活し、冴えない役場職員・石崎に取り憑いてしまう。そして、400年前に城の完成を見ることなく命を落とした無念を晴らすべく、住民たちに向かって築城を命じ、村人と戦国武将の奇妙な交流が始まる。
 6代目片岡愛之助、海老瀬はな、江守徹、阿藤快、藤田朋子が出演。
 可もなく不可もなく。まあ、何かをしながら観ることができる単純は展開は好き。重くもないし。という訳で、2本続けて観た築城物は、「築城せよ!」に軍配。

「ヤッターマン」。なんだかねー

2010年03月10日 | 映画・ドラマ
 前評判が大きかっただけに…CGを多用した作りで、まあ、お子様向き映画なのだろう。櫻井翔、福田沙紀って子どもからみたら好印象の優しいお兄さん、お姉さんが演じているのも納得。
 折角、生瀬勝久、ケンドーコバヤシ、阿部サダヲが出演してて、これだけ面白くないってのも珍しいけどね。オンタイムでアニメ観てた世代には、生瀬勝久、ケンドーコバヤシはイメージどおりの外見で、「何かやってくれそう」感アリアリだったのだけれどね。
 ブルーリボン賞受賞したらしいけど(何がどう評価されたんだ?)深田恭子 って、いつまで、一本調子の下手な演技垂れ流せば気が済むのだろうか?