観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
※無断転載は一切禁止。

「マルモのおきて」。分かっているホームドラマだけど

2011年04月27日 | 映画・ドラマ
 親友の子ども(双子)を引き取った独身アラフォー男(阿部サダヲ)の子育てと仕事の両立を面白おかしくそして、ほろりとさせるホームドラマで、次第に心を通わせるってな内容でそこまでにいくまでには色々な事件が絡みってな流れも分かっているが、なぜか引き付けられるのは、阿部サダヲだからか。
 まあ、恋愛も絡むのだろう。
 残念ながら放送日と時間も把握していないので、観られたら観ます。


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「桜田門外ノ変 」。は知っていたが、こんな結末だったとは…。

2011年04月27日 | 映画・ドラマ
 「桜田門外ノ変 」は歴史の授業で習うので誰でも知っていることだが、井伊直弼が水戸の浪士によって暗殺されたまでだったのだが、このお話はそれからがメイン。
 暗殺に加わった者たちのその後だ。それが、恥ずかしながらこの作品を観るまでこんなに悲惨な結末だったとは…。
 尊王攘夷を唱えた水戸藩藩主・徳川斉昭は、開国派の幕府大老・井伊直弼より永蟄居を命じられていた。水戸藩士有志は、主君・斉昭のため、脱藩して井伊直弼を討つ盟約を結ぶ。
 安政7年3月3日、水戸脱藩士17名と、薩摩藩士1名は、桜田門前にて井伊直弼を襲撃、首を討ち取った。
 そして辛くも生き残った者たちは、薩摩藩が京にて挙兵し、朝廷を幕府軍から守る手はずになっていたため、関らは京都へ向かうのだが、薩摩の裏切り。これ、本当の話しか…。今調べたら本当だった。史実。
 そうすると、本当に薩摩って嫌な奴らだ。ここで水戸を裏切り、その後は薩長同盟で、会津を裏切って。とにかくこの戊辰戦争に関しては、薩摩の裏切りがどれだけ多くの犠牲を産んだのだろ。
 第一、坂本龍馬は、商人じゃん。外国と取引したかったんだよね。そのために幕府から実権を得ようと、薩長を握手させた。維新の志士なら、薩長に会津も食われるべきだっただろうに。
 それに、話はそれるが、長州って、八・一八事変でも、禁門の変でも、勝手に熱くなって「わー」って攻めて来て、それで勝手に負けただけなのに、「会津憎し」って、これ世紀の逆切れなだけ。
 と、そんな戊辰戦争の魁ともなったこの事件。劇中、「井伊直弼の首一つ取るのにどれだけ多くの命が失われたか」というような台詞がじーんときます。
 やはり、ずるい奴が特をするんようにできてるんだな、世の中ってさ。
 結論として、「やっぱり、薩長って嫌い」。
 出演は、大沢たかお、長谷川京子、柄本明、生瀬勝久、加藤清史郎、西村雅彦、伊武雅刀、北大路欣也、渡辺裕之、本田博太郎、池内博之、須賀健太、温水洋一、坂東巳之助、榎木孝明ら。
 大沢たかおの息子役の加藤清史郎が、鍬で畑を耕すシーンがあるのだが、鍬の使い方が巧い。凄く大きく上がってるぞ。
 また最近富みに北大路欣也の顔を観るのは気のせいだろうか。何か事情でもあるのか…。
 作品としては、かなりいいです。桜田門外の戦闘シーンは必見です。

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「新選組血風録」。やっぱ司馬遼太郎って凄い

2011年04月19日 | 映画・ドラマ
 幾度となくドラマ化されてたらしいが、今回初めて視聴中。司馬遼太郎の巧さが光る。そして何より、近藤勇を演じている宅間孝行って俳優さんと、沖田総司役の辻本祐樹って俳優さんが、それっぽくてナイス。それっぽいと言っても近藤も沖田も両方とも知らないけどね。
 近藤勇はこれまでの誰よりも気に入った。
 主役は土方歳三の永井大で、こっちもイケメン。第一話で、助けられた町娘が好きになっちゃってたけど、そりゃそうだよな。惚れちゃうよなってな男っぷり。本人もそうだったんでしょ。土方も知らないけど。ただ、惜しむらくは、土方役は山本耕史のイメージがどうしても先行してしまうのが残念。
 ほか、井上源三郎(大浜直樹)と永倉新八(阿部亮平)は四角いから別として、斎藤一(尾関伸嗣)、原田左之助(武智健二)、山南敬助(松下哲)、藤堂平助(田上晃吉)の判別が難しい。一応にしゅっとしてて、誰が誰やら。
 しかし、かなり内容に期待できるので、しばらくの間、日曜日は時代劇の日に決まりだ。
 「新選組血風録」→「江~姫たちの戦国~」→「仁」。でもね、「江~姫たちの戦国~」は次第に視聴意欲を失いつつあり、今は「タレント名鑑」を観ちゃうことの方が多いかな。
 だって、のだめちゃんなんだもの。江さん。初さんは金切り声出してるだけだし、始めの方は鈴木保奈美で持ってたけど。


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「さくら心中→霧に棲む悪魔」。に大笑い。

2011年04月16日 | 映画・ドラマ
 だってさ、かとうかず子だけ妙に年取っちゃって、いしのようこも笛木優子も徳山秀典も若いまんま。特に徳山さん、40のおっさんがあの髪型はないわ。そんでもって中盤最大の見せ場の中澤裕子。これは面白かった。昼ドラの醍醐味満点のくそ馬鹿女っぷり。
 まあ、比呂人(徳山秀典)が記憶喪失で行方不明までは何とか着いて行けたけど、すんなり記憶取り戻して、高倉明美(中澤裕子)を大嫌いになっちゃってからの高倉明美の復讐はやはり許容範囲を超えてしまった。
 で、第三部ってのが、これまた馬鹿の上塗りで、またまた徳山秀典登場。で、母と娘で取り合っちゃうの。で、そこまでしといて、急に徳山消える。意味不明。
 そして、さくら役の林丹丹ってのがこれまた馬鹿ときてるからどうにもならない。今度は若い三人が、「セックス」を連呼するだけになっちゃって。林丹丹ってのが写真は美人だけど、画面映りが笑えるくらいにブスなんだもの。髪型のせいかな?
 そして一昔前の二枚目、真山明大。ちょっと遅かったね。今はこの手の甘いルックス流行んないでしょう。
 最後は、綺麗に綺麗に爽やか風にまとめてたけど。こんな終わり方なら、あそこまでの馬鹿っぷりはなんだっあんだと思いながら、思い出した。この昼ドラはそれが売りだったって。
 「インディゴの夜」がまともだったので忘れてたけど、安達祐実の二役の時もこんなだったし、三原順子と風間トオルの時もこんなだった。両方ともタイトルも忘れた。

 で、新しく始まった、「霧に棲む悪魔」。昼ドラ最大のミステリーなんでしょう。それにしては、あの大根女優の熱演がおかしくって。 入山法子って人。今もの凄く層の厚い若手女優陣に食い込むには厳しい演技。それと、姜暢雄ってもっとイケメンだった筈なのに、なんだかむくんじゃった? 前作「さくら心中」の徳山秀典も少しもイケメンじゃなかったし。どうして? 
 まあ、今回は 戸次重幸出てるからもう少し観てみるけど、今のところ、どんな役でも笑いながら話す中田喜子と、入山法子の文化祭演技が気になって…。戸次もちょっと文化祭入ってるし。



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「大奥 男女逆転」。吉宗公、江戸城に天守閣はございませぬ

2011年04月16日 | 映画・ドラマ
 予想を上回るできでした。と、生意気ですが、面白ございました。題材が題材だけにひとつ間違えば怪しい作品にもなりかねないところ、上品な作品でした。大奥ものにありがちなエロチックな下品さはなく、青春もののような爽やかさでした。やはり良い役者を使うと作品のグレードも上がりますね。
 特に、阿部サダヲが良かった。
 二宮和也って、可愛い顔してますよね。惜しむらくは童顔過ぎること。大人の役を巧くこなしていても、どうにも子ども子どもしているのが残念。いっそのこと、白虎隊とか、大石主税役はいかがでしょうか。
 これは細作サイドの意図でしょうか。家光の時代に焼けて以来、江戸城に天守閣はありませんよ。まあ、こんなことは常識だから、わざとでしょうけれどね。
 面白しろうございました。 



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「インシテミル7日間のデス・ゲーム」。どこかで観たような…。

2011年04月11日 | 映画・ドラマ
 時給十一万二千円のアルバイトのために、謎の施設に集まってた10人。心理学の実験と称して、彼らに課せられたのは殺人を巡る推理ゲーム。
 何だかね、最近この手のドラマや映画が多くないかい。つい最近も同じようなストーリを観たぞ。「デス・ゲーム・パーク」だ。主演の藤原竜也が同じく主演した「カイジ 人生逆転ゲーム」も同系列。
  綾瀬はるか、石原さとみ、阿部力、平山あや、石井正則、大野拓朗、武田真治、片平なぎさ、北大路欣也がゲームの参加するのだが、おちも「デス・ゲーム・パーク」に類似。
 といっても自分が「デス・ゲーム・パーク」を先に観ただけで、どちらが勝ち馬に乗った類似作かは分からないが。片平なぎさ、北大路欣也が箔をつけてるけど、藤原竜也ってこういった作品多いよね。
 「デスゲーム」。「バトルロワイヤル」。なぜだ?

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「ハナミズキ」。そうですか

2011年04月10日 | 映画・ドラマ
 「ふーん」。
 やはり、恋愛ものは苦手でした。
 ハナミズキが導く10年に渡る愛の行方は。なんてあおりだが、結局、女の子(新垣結衣)がはっきりしないだけのこと。だいたい、母ひとり、子ひとりだったら大学卒業して就職もないのに、なんでアメリカに行くかな。しかも恋人も郷里にいるのに。
 それで、お互いほかのパートナーを見付けるけど、結局、元の鞘に収まるのでした。「ふーん。そうですかい」。しか言いようがありません。
 あっ、今気が付いた。これはティーン向けの映画だ。おこちゃまだったら共感しちゃえるのかも知れない。悪かった。おばはん、おっさんが観てしまって。










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「短篇キネマ 百色眼鏡 」。シュール過ぎて…。

2011年04月10日 | 映画・ドラマ
駒形(大森南朋)から舞台女優・葛城楓(小雪)の身元調査を依頼された天城(小林賢太郎)が、楓の屋敷の裏の壁の穴から覗き見すると、楓とは別の女がいた。
 この手の作品は、シュール過ぎて、好みに合わない。多分、太宰治とか小林多喜二とか、文学が苦手なこともそこにあるのだろう。単に好みの問題だが、疲れた。


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「FLOWERS フラワーズ 」。

2011年04月09日 | 映画・ドラマ
 娘と母、父と母、夫と妻、姉と妹、母と子をテーマにした、昭和初期から現代までの物語。
 昭和11年、親同士が決めた結婚に悩み続ける凛(蒼井優)。昭和30年代、凛の長女・薫(竹内結子)は、交通事故で亡くなった夫の死を受け入れられず暮らしている。次女・翠(田中麗奈)は出版社でキャリアウーマンとして女性の地位を確立しようと働き、昭和50年代、三女・慧(仲間由紀恵)は夫とひとり娘を幸せに暮らしていたが、次女の出産で亡くなってしまう。
 現代、慧の二人の娘奏(鈴木京香)、佳(広末涼子)はそれぞれに悩みを抱えながらも時代を生きる。

 簡単にはこんな話だが、女優さんの役の割当が大変だっただろうなと、鑑賞しました。一番印象的だったのは、ラストに見せた、広末が子どもを自転車の後ろに乗せて、坂道をカーブするシーン。やっぱ広末って、インパクトのある女優なんだなと。このシーンでほかの女優陣が霞んでしまったくらい。
 女優さんに負けないくらいに映像も綺麗でした。


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「必死剣 鳥刺し」。トヨエツが…

2011年04月05日 | 映画・ドラマ
 期待が大きかっただけに…。
 藤沢周平の短編時代小説シリーズ『隠し剣』の一編で、「隠し剣 鬼の爪」、「武士の一分」に続く作品とあって期待していたのですが…。
 「死ぬことさえ、許されない。ならば、運命を斬り開くまで」。斬り開けなかったし。
 海坂藩の中級武士・兼見三左エ門(豊川悦司)は、藩主・右京太夫(村上淳)を意のままに操り、藩の財政を悪化させるだけでなく、藩士を切腹にまで追い込む、側室・連子( 関めぐみ)を刺殺し、斬首を閣議していたが、中老・津田民部(岸部一徳)の最良で一年の謹慎で済んだ。
 そして役向きに復帰。だが、そこには津田の仕組んだ罠が…。
 第一、岸部一徳ってのが怪しすぎる。最初からくせ者だって分かっちゃうんだもの。第二に、トヨエツの身体がブヨブヨで観ていて悲しいくらいに弛み切ったおっさん。まいったな。
 第三に池脇千鶴が濃い。もっと癖のない女優でいきましょうよ。第四に、話が短絡的で面白くない。
 「隠し剣 鬼の爪」が良かっただけにね。
 「たそがれ清兵衛」、「隠し剣 鬼の爪」、「蝉しぐれ」、「武士の一分」、「山桜」、「花のあと」そして、「必死剣 鳥刺し」。うーん。「花のあと」は女性が主役だから置いておき。ほかを見渡すと、結局無条件に慕ってくれる女性ありのお話だ。いい人で腕が立ち、だけど自慢しなくて、女にモテる。主人公はみんなそうだわな。
 ある種男の憧れってやつ。理不尽な仕打ちに立ち向かう、男のロマンだね。
 しかし、今回だけは、駄目でした。いつものような明るい展望もない終わり方もそうだが、音楽もいけない。ましてや、池脇のアップでお終いはないでしょうよ。監督の責任だと思います。
 この夏公開の「小川の辺」に期待します。東山紀之だって主演。
 

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「十三人の刺客」。市村のアップの額に一匹の蠅が…。

2011年04月05日 | 映画・ドラマ
 迫力あります。これぞ映画の醍醐味。役所広司主演ですが、今、役所広司、佐藤浩市、中井貴一、渡辺謙が出てたら間違いない。
 とにかく悪い殿様(稲垣吾郎)。しかもそれが将軍の身内だからたちが悪い。まあ、残忍で我がままで、暴君だが、誰も止められない。だったら殺しちゃえってことで、家臣団200名と、暗殺軍団13名の死闘が始まる。
 何も言わず観るだけで満足できます。
 山田孝之ってさ、ちょっと変わってるけど結構良い役やるし、話題作には出てますよね。どうしてだろう。以前、何かの番線でキャスト10名くらいと出てた番組中、ずっとトークに参加しないで俯いて歯で手のささくれを剥いてたのが印象的で、何かふられても、ろくに返事もしないで、ちょっとしたエリカ様だったのが忘れられないのだが、それでも作品に恵まれるってことは才能あるのかも知れませんね。
 話変わって13人の刺客の中で、役所、松方弘樹は別格として、伊原剛志の乱闘シーンは見せ場です。後は、ゴローちゃんのいかれた殿様。まさにはまり役。
 最期にこれは何とかならなかったのかシーン。役所広司と市村正親の一騎打ち。役所が勝って、市村死んで逝く良いシーンの市村のアップの額に一匹の蠅が…。
 役所広司、山田孝之、伊勢谷友介、沢村一樹、古田新太、高岡蒼甫、六角精児、波岡一喜、近藤公園、石垣佑磨、窪田正孝、伊原剛志、松方弘樹、松本幸四郎、稲垣吾郎、市村正親が出演。

「堀の中の中学校」。

2011年04月04日 | 映画・ドラマ
 久々に観たドラマは、「堀の中の中学校」。さくっとそして重く人生を語ります。しかし、役者がいいですね。特にオダギリジョーの表情に注目です。冒頭のやる気のなさしかり、中盤の無表情しなり、終盤も良い顔してます。
 犯罪者で生徒役には、渡辺謙、大滝秀治、すまけい、千原せいじ、染谷将太。つい先頃「壬生義士伝」観たところなので(何年か前に書いています)、渡辺謙の東北弁が吉村貫一郎に被りましたが、学ラン着ていい味出していました。このベテランの中で千原せいじ、どうするよ。映画なら分かるが、ドラマはきついのでは…と思ったところ違和感なく縁起してましたね。
 角野卓造、矢崎滋、高橋克実、蟹江敬三、橋爪功といった、渋い普通のおっさん演じさせたら日本ドラマ界でぴかいちの俳優さんも顔を出しています。こういったスペシャルとか大掛かりなドラマには必ずと言っていいくらいに顔を出す、村田雄浩も。一瞬ながら森山未來を生まれて初めて可愛いと感じました。
 皆さん、オダギリジョーを食わないように抑えた演技。もしくは、オダギリジョーの独り勝ち。どっちだ。




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